震える牛

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

震える牛の評価:

3.89/5点 レビュー 120件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全237件 201〜220 11/12ページ
No.37
(2pt)

「食肉偽装」ならぬ「小説偽装」ともいうべき作品

帯のコピーに釣られて読みました。
タイトルと装丁の不気味さも良く、期待を膨らませて読み始めましたが、読み終えた今となっては、残念な気持ちです。
作品中で食肉偽装が批判されていましたが、この本の販売手法(特に「帯のコピー」)はいわば「小説偽装」とも言えるような気がしました。

この本にもいくらか見所はあると思いますが、総合的には凡作だと思います。
登場人物の掘り下げが浅く、筆力も足りないため、作品から情念を感じることができませんでした。
先日読んだ「ジェノサイド」(著:高野和明)がこのあたりも含めて傑作だったので、本作品とのギャップに苦しみました。

本作品の著者には少なくとも現時点では筆力が不足しているので、純粋に小説で勝負するのは難しいでしょう。
著者が次回作を書くのであれば、既に知られている社会問題を組み合わせるのではなく、まだよく知られていない社会問題をテーマにするといいと思います。

ただ、企業や官僚の暗部については、現実世界で東電などが相当派手にやらかしてしまったので、小説であれフィクションであれ、読者にとってはほとんどささいなことに見えてしまうでしょうね。
震える牛 Amazon書評・レビュー: 震える牛より
4093863199
No.36
(3pt)

粗いけど面白い

本の帯にある平成版「砂の器」というのは、まったくの言いすぎだけども、面白く読めますよ。過去にあったBSEや食品偽装を取り上げているので、この部分の描写はわかりやすい。ただ、謎解きの部分で、真犯人の動機、被害者との関わり、犯行そのものについては粗いところがあり、読者になるほどと思わせる説得力が必要なのでしょう。その意味で惜しい。
主人公のたたき上げの刑事の性格描写はよくできていて、女性記者を絡ませたり、全体にビジュアルを意識して書いたのかな、と思われます。そう思うと、この人は誰が演じるのだろうか、などと考えたりもします。
震える牛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 震える牛 (小学館文庫)より
4094088210
No.35
(3pt)

粗いけど面白い

本の帯にある平成版「砂の器」というのは、まったくの言いすぎだけども、面白く読めますよ。過去にあったBSEや食品偽装を取り上げているので、この部分の描写はわかりやすい。ただ、謎解きの部分で、真犯人の動機、被害者との関わり、犯行そのものについては粗いところがあり、読者になるほどと思わせる説得力が必要なのでしょう。その意味で惜しい。
主人公のたたき上げの刑事の性格描写はよくできていて、女性記者を絡ませたり、全体にビジュアルを意識して書いたのかな、と思われます。そう思うと、この人は誰が演じるのだろうか、などと考えたりもします。
震える牛 Amazon書評・レビュー: 震える牛より
4093863199
No.34
(3pt)

本格的警察ミステリーと思いきや…

田川信一は警視庁捜査一課継続捜査班勤務の刑事。上司の宮田課長から、2年前に東京・中野で発生したまま未解決となっている居酒屋強盗殺人事件の捜査を命じられる。被害者は産廃業者と獣医師。二人の間に接点は見当たらず、たまたま客として居合わせただけのようだ。田川は地道な捜査で、2年前にはつかみきれなかった目撃証言を集め、犯人がベンツで逃走したことをつかむ。居酒屋に強盗に入る男が高級車で逃走するものだろうか…?

 久しぶりに一気に読ませるミステリーに出あった----深まる謎にぐいぐい牽引され、巻を措く能わずという思いとともに読み進めました。
 警察組織内の一筋縄ではいかない人間関係の中で、慎重に立ちまわらざるをえない刑事たちの姿を描く職業小説。
 そして、地に落ちた日本経済が、さらなる二番底へと陥らないために醜くあがく様を描く経済小説。
 「マルモク(目撃者)」「マルガイ(被害者)」「ニンドウ(任意同行)」などの隠語を散りばめるところなども、真実味を高めた本格的警察ミステリー小説に仕上がっていると感じさせます。
 重層的な構造をもった社会派の物語の果てに、どんな真実が待ち受けるのかと心躍らせながら頁を繰ったのです。

 しかし、真犯人と田川が対峙する終盤、私の気持ちは一気にしぼんでしまいました。証拠の積み重ねが犯人を追いつめる知的展開を期待していたのですが、これは今なお批判が多い、自白を過度に重視する日本の警察の捜査手法に収斂していくのです。そのやり口は大変後味が悪く感じられました。

 物語の前半4分の3で感じたワクワク感が、最後の4分の1で消えて行ったのが残念でなりません。
震える牛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 震える牛 (小学館文庫)より
4094088210
No.33
(3pt)

本格的警察ミステリーと思いきや…

田川信一は警視庁捜査一課継続捜査班勤務の刑事。上司の宮田課長から、2年前に東京・中野で発生したまま未解決となっている居酒屋強盗殺人事件の捜査を命じられる。被害者は産廃業者と獣医師。二人の間に接点は見当たらず、たまたま客として居合わせただけのようだ。田川は地道な捜査で、2年前にはつかみきれなかった目撃証言を集め、犯人がベンツで逃走したことをつかむ。居酒屋に強盗に入る男が高級車で逃走するものだろうか…?

 久しぶりに一気に読ませるミステリーに出あった----深まる謎にぐいぐい牽引され、巻を措く能わずという思いとともに読み進めました。
 警察組織内の一筋縄ではいかない人間関係の中で、慎重に立ちまわらざるをえない刑事たちの姿を描く職業小説。
 そして、地に落ちた日本経済が、さらなる二番底へと陥らないために醜くあがく様を描く経済小説。
 「マルモク(目撃者)」「マルガイ(被害者)」「ニンドウ(任意同行)」などの隠語を散りばめるところなども、真実味を高めた本格的警察ミステリー小説に仕上がっていると感じさせます。
 重層的な構造をもった社会派の物語の果てに、どんな真実が待ち受けるのかと心躍らせながら頁を繰ったのです。

 しかし、真犯人と田川が対峙する終盤、私の気持ちは一気にしぼんでしまいました。証拠の積み重ねが犯人を追いつめる知的展開を期待していたのですが、これは今なお批判が多い、自白を過度に重視する日本の警察の捜査手法に収斂していくのです。そのやり口は大変後味が悪く感じられました。

 物語の前半4分の3で感じたワクワク感が、最後の4分の1で消えて行ったのが残念でなりません。
震える牛 Amazon書評・レビュー: 震える牛より
4093863199
No.32
(4pt)

僕は結構楽しく読みました

電車の中の広告を見て読んでみました。
中野の居酒屋で起きた未解決殺人事件を継続操作する小説ですが、
「逆手持ち」「もつ煮」「ベンツ」などのキーワードを根気強く紐を解いていく主人公の執念にプライドを感じます。

でも、ただの刑事小説でなく、 大手ショッピングセンターの進出で、地元の商店が衰退していく様に焦点をあてた内容が「へぇ〜」と思ってしまいました。どこまでがフィクションかわかりませんが、精肉ってMIXされて格安で販売されることがあるのでしょうか?なんだか肉屋を見る目が変わりました^^;

興味のある方、是非読んでみてください!
震える牛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 震える牛 (小学館文庫)より
4094088210
No.31
(4pt)

僕は結構楽しく読みました

電車の中の広告を見て読んでみました。
中野の居酒屋で起きた未解決殺人事件を継続操作する小説ですが、
「逆手持ち」「もつ煮」「ベンツ」などのキーワードを根気強く紐を解いていく主人公の執念にプライドを感じます。

でも、ただの刑事小説でなく、 大手ショッピングセンターの進出で、地元の商店が衰退していく様に焦点をあてた内容が「へぇ〜」と思ってしまいました。どこまでがフィクションかわかりませんが、精肉ってMIXされて格安で販売されることがあるのでしょうか?なんだか肉屋を見る目が変わりました^^;

興味のある方、是非読んでみてください!
震える牛 Amazon書評・レビュー: 震える牛より
4093863199
No.30
(2pt)

ミステリーとしては駄作

食品偽装の問題と大型ショッピングセンター進出による地方商店の疲弊、この裏側を細かく暴いていく社会派のミステリー小説です。
食品偽装に関しては驚くような暴露もあって、読者を恐怖させる筆力を感じます。

確かにベストセラー小説だと思います。

ただミステリーとして評価すると完全な駄作です。

まず、タイトルの「震える牛」で、これはもうBSEの問題が出てくるのは十分予測されます。
冒頭の殺人事件で獣医師と産廃業者が殺害されるとなると、もうミステリーとしての筋書きは読めてしまいます。

ミステリーとしての最大の欠点がラストのクライマックス。
犯人が思わず目の前の肥後守を逆手に握るシーン。

この肥後守は思わせぶりに小説の最初から出てくる小道具なので、ラストへの伏線になっていることは予想できていました。

先輩刑事から受け継いだ40年も使い込んだ肥後守。

小説として重要な小道具であるはずなのに、この作者が実際に肥後守を使ったことが無いのは悲しいことです。

肥後守を使っていた世代ならこのクライマックスを読んだ瞬間、口をあんぐりあけて呆れたと思います。

肥後守は逆手で握れる刃物じゃありません。

犯人が肥後守を知らなかったという解釈もアリですが、刃物を扱う専門家だったならブレードがロックできない折りたたみナイフを逆手に握ることはま ず無いでしょう。

せっかく盛り上がった小説ですがこのシーンですべて崩壊しています。

特に40年も使い込んだ肥後守であれば、ブレードもブラブラです。
正しく握って、親指で刃をしっかりロックしなければ危なくて使えません。

逆手に握ると掌の側か小指の握力で刃を固定することになります。
これで人を刺そうとすれば自分の指がなくなるだけです。

肥後守を使った事のある人なら知らないわけはありません。
筆者が肥後守を実際に使ったことが無いことはこれで十分に判ります。

このシーンが無ければそこそこ楽しめるミステリーだと思います。
震える牛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 震える牛 (小学館文庫)より
4094088210
No.29
(2pt)

ミステリーとしては駄作

食品偽装の問題と大型ショッピングセンター進出による地方商店の疲弊、この裏側を細かく暴いていく社会派のミステリー小説です。
食品偽装に関しては驚くような暴露もあって、読者を恐怖させる筆力を感じます。

確かにベストセラー小説だと思います。

ただミステリーとして評価すると完全な駄作です。

まず、タイトルの「震える牛」で、これはもうBSEの問題が出てくるのは十分予測されます。
冒頭の殺人事件で獣医師と産廃業者が殺害されるとなると、もうミステリーとしての筋書きは読めてしまいます。

ミステリーとしての最大の欠点がラストのクライマックス。
犯人が思わず目の前の肥後守を逆手に握るシーン。

この肥後守は思わせぶりに小説の最初から出てくる小道具なので、ラストへの伏線になっていることは予想できていました。

先輩刑事から受け継いだ40年も使い込んだ肥後守。

小説として重要な小道具であるはずなのに、この作者が実際に肥後守を使ったことが無いのは悲しいことです。

肥後守を使っていた世代ならこのクライマックスを読んだ瞬間、口をあんぐりあけて呆れたと思います。

肥後守は逆手で握れる刃物じゃありません。

犯人が肥後守を知らなかったという解釈もアリですが、刃物を扱う専門家だったならブレードがロックできない折りたたみナイフを逆手に握ることはま ず無いでしょう。

せっかく盛り上がった小説ですがこのシーンですべて崩壊しています。

特に40年も使い込んだ肥後守であれば、ブレードもブラブラです。
正しく握って、親指で刃をしっかりロックしなければ危なくて使えません。

逆手に握ると掌の側か小指の握力で刃を固定することになります。
これで人を刺そうとすれば自分の指がなくなるだけです。

肥後守を使った事のある人なら知らないわけはありません。
筆者が肥後守を実際に使ったことが無いことはこれで十分に判ります。

このシーンが無ければそこそこ楽しめるミステリーだと思います。
震える牛 Amazon書評・レビュー: 震える牛より
4093863199
No.28
(3pt)

タイトルと表紙でもうネタバレ

タイトルと表紙で、誰だってBSE(いわゆる狂牛病)を想起します。
これが謎解きの大きな要因になってるんだから、これはないですよ。
もうちょっと伏線を張りましょうよ。

 まあメインストーリーは、迷宮入り殺人事件の洗い直しですから、十分楽しめますが。
田川警部補と、迷宮入り事件専門課という設定は魅力的。でも最後にのまれちゃいかんなあ。

 ストーリーは面白いと思ったものの、文章にぎくしゃくした感じがあって、なかなか読書の波に乗れなかった。
震える牛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 震える牛 (小学館文庫)より
4094088210
No.27
(3pt)

タイトルと表紙でもうネタバレ

タイトルと表紙で、誰だってBSE(いわゆる狂牛病)を想起します。
これが謎解きの大きな要因になってるんだから、これはないですよ。
もうちょっと伏線を張りましょうよ。

 まあメインストーリーは、迷宮入り殺人事件の洗い直しですから、十分楽しめますが。
田川警部補と、迷宮入り事件専門課という設定は魅力的。でも最後にのまれちゃいかんなあ。

 ストーリーは面白いと思ったものの、文章にぎくしゃくした感じがあって、なかなか読書の波に乗れなかった。
震える牛 Amazon書評・レビュー: 震える牛より
4093863199
No.26
(4pt)

ツギハギ

前半くらいはサスペンス劇場に出てきそうな話で文体もいちいち臭いと言うかハードボイルド受けを狙ってると言うかで、とにかく読むのが辛かった。
正直なところ読むのを止めようとすら思った。
けど、本屋に行くたびに平積みの目立つところに配置されており「オススメです!!」などの広告を見るたびに、私の感性がおかしいのかなぁ。。。なんて思いちゃんと読んでみることにしました。
話が進むに連れて、「過去に実際にあった事件をツギハギしてドラマ自立てにした作品」だと思いました。

ただ、中盤くらいから話のテンポも良くなりどんどん面白くなっていき読み終わった後には面白かったと素直に思えました。
前半と後半では著者が同じとは思えないくらいの差があるのも読み終わってみると良い味だったのかな何て思います。
震える牛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 震える牛 (小学館文庫)より
4094088210
No.25
(4pt)

ツギハギ

前半くらいはサスペンス劇場に出てきそうな話で文体もいちいち臭いと言うかハードボイルド受けを狙ってると言うかで、とにかく読むのが辛かった。
正直なところ読むのを止めようとすら思った。
けど、本屋に行くたびに平積みの目立つところに配置されており「オススメです!!」などの広告を見るたびに、私の感性がおかしいのかなぁ。。。なんて思いちゃんと読んでみることにしました。
話が進むに連れて、「過去に実際にあった事件をツギハギしてドラマ自立てにした作品」だと思いました。

ただ、中盤くらいから話のテンポも良くなりどんどん面白くなっていき読み終わった後には面白かったと素直に思えました。
前半と後半では著者が同じとは思えないくらいの差があるのも読み終わってみると良い味だったのかな何て思います。
震える牛 Amazon書評・レビュー: 震える牛より
4093863199
No.24
(4pt)

イオンのことでしょ!

誰が読んでもモデルがイオンなのはわかります。
ユニクロも。日経新聞も。
たしかにこの小説で書かれていることは実際にあります。ですが所詮 小説です。
そう簡単に人殺しはないでしょう。
もっと裏側はドロドロしています。
最後 悔しい思いをした主人公刑事。
ネットで暴露される続編でも書いてくれれば面白そう。
震える牛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 震える牛 (小学館文庫)より
4094088210
No.23
(4pt)

イオンのことでしょ!

誰が読んでもモデルがイオンなのはわかります。
ユニクロも。日経新聞も。
たしかにこの小説で書かれていることは実際にあります。ですが所詮 小説です。
そう簡単に人殺しはないでしょう。
もっと裏側はドロドロしています。
最後 悔しい思いをした主人公刑事。
ネットで暴露される続編でも書いてくれれば面白そう。
震える牛 Amazon書評・レビュー: 震える牛より
4093863199
No.22
(3pt)

面白いけど・・・

帯の宣伝文句につられて購入しました。
難しいことは分からないので、感じたことをそのまま書きます。

面白かったです。
でも、ラストの展開が嫌でした。
オックスマートとつながっていた警察関係者が誰なのか最後に分かるのですが、
主人公はその人物の前で真相を暴くことをあきらめます。
確かに大きな組織にいると、上の方で決定した作られた「真相」を受け入れなきゃならないってことが
ありそうでリアルなんですが・・・
それでもフィクションなんだから、警察がちゃんと真実を世間に発表して大騒ぎになるという展開が
良かったなあと・・・
あとから自宅でマスコミに真相話したって、どこまで切り込んでいけるか疑問だし・・・

安易な考えですが、やっぱりすっきりして読み終えたい。
すっきりしない後味は嫌です。
面白かったので☆は4つを考えたんですが、後味悪かったので3つにします。
震える牛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 震える牛 (小学館文庫)より
4094088210
No.21
(3pt)

面白いけど・・・

帯の宣伝文句につられて購入しました。
難しいことは分からないので、感じたことをそのまま書きます。

面白かったです。
でも、ラストの展開が嫌でした。
オックスマートとつながっていた警察関係者が誰なのか最後に分かるのですが、
主人公はその人物の前で真相を暴くことをあきらめます。
確かに大きな組織にいると、上の方で決定した作られた「真相」を受け入れなきゃならないってことが
ありそうでリアルなんですが・・・
それでもフィクションなんだから、警察がちゃんと真実を世間に発表して大騒ぎになるという展開が
良かったなあと・・・
あとから自宅でマスコミに真相話したって、どこまで切り込んでいけるか疑問だし・・・

安易な考えですが、やっぱりすっきりして読み終えたい。
すっきりしない後味は嫌です。
面白かったので☆は4つを考えたんですが、後味悪かったので3つにします。
震える牛 Amazon書評・レビュー: 震える牛より
4093863199
No.20
(5pt)

久し振りに本格派警察小説に出会った

これ真実ではないのか?食肉業界の闇、警察の裏、最近アメリカで話題に成っているピンクスライムを思い出し、当分の間、牛肉を食べたいと思わない。それにしても、捜査官の地道な努力で犯人に迫るストーリーは、迫力満点。読み終えた後、ドッと疲れが出た。
震える牛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 震える牛 (小学館文庫)より
4094088210
No.19
(5pt)

久し振りに本格派警察小説に出会った

これ真実ではないのか?食肉業界の闇、警察の裏、最近アメリカで話題に成っているピンクスライムを思い出し、当分の間、牛肉を食べたいと思わない。それにしても、捜査官の地道な努力で犯人に迫るストーリーは、迫力満点。読み終えた後、ドッと疲れが出た。
震える牛 Amazon書評・レビュー: 震える牛より
4093863199
No.18
(3pt)

「惜しい」「浅い」という読後感

取り上げているテーマが面白そうだったので購入しましたが、タイトルと帯で想定した通りの筋立てで、ミステリとしては大味で、ほぼ予想通りでした。

まあそれは期待通りだったのでよいとしても、残念だったのは主要な登場人物像の作りこみが甘いと言う点です。(いなくても刑事モノとしても成り立つ気もした)女性記者がわざわざ巨大権力と闘う動機、あと犯人がわざわざ他の手段ではなく殺人に至るまでの合理性、どちらも稀だからこそきちんとした成り立ちを詳述するか、あるいは「設定」として一切語らずに読者に委ねるか、のどちらにも至らず中途半端で残念でした。

人物と文体だけだと☆二つですが、テーマが面白かったのと今後にも期待して☆3つにします。
これが「2012年ミステリーベスト1」なんてことはないように、本年もさらなるミステリ作品の切磋琢磨を一読者として切望いたします。
震える牛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 震える牛 (小学館文庫)より
4094088210