五分後の世界

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評判

五分後の世界の評価:

3.97/5点 レビュー 129件。 E ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21〜26 2/2ページ
No.6
(3pt)

心して読むべし

もしも、戦争が終わっていなかったら?

この疑問に一つの答えを出しているのが、この「5分後の世界」。

今、この日本に生きる自分にとってはあまりにも衝撃的な世界でした。

日本全土は列強の国々に占領統治されています。一つの国として成立

し得なくなってしまった日本。そこに生きる純粋な日本人。移民との

混血児。そして退化してゆく日本人。描かれる世界はあまりに

生々しく痛々しい。

「生きる」ためのエネルギー。その強さに、圧倒されてしまいました。

読み終わったあとの疲労感。異世界に置き去りにされたような感覚。

最後のページが終わっても、手足は泥にまみれ、硝煙のにおい、

血のにおいが頭に残っています。

気軽に読み始めましたが、読み進むのになかなかのパワーが必要でした。

1回目は星3つ。おそらく何度も読むうちに星の数が増える作品ではないでしょうか。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.5
(3pt)

心して読むべし

もしも、戦争が終わっていなかったら?

この疑問に一つの答えを出しているのが、この「5分後の世界」。

今、この日本に生きる自分にとってはあまりにも衝撃的な世界でした。

日本全土は列強の国々に占領統治されています。一つの国として成立

し得なくなってしまった日本。そこに生きる純粋な日本人。移民との

混血児。そして退化してゆく日本人。描かれる世界はあまりに

生々しく痛々しい。

「生きる」ためのエネルギー。その強さに、圧倒されてしまいました。

読み終わったあとの疲労感。異世界に置き去りにされたような感覚。

最後のページが終わっても、手足は泥にまみれ、硝煙のにおい、

血のにおいが頭に残っています。

気軽に読み始めましたが、読み進むのになかなかのパワーが必要でした。

1回目は星3つ。おそらく何度も読むうちに星の数が増える作品ではないでしょうか。
五分後の世界 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 五分後の世界 (幻冬舎文庫)より
4877284443
No.4
(3pt)

戦い続ける世界

この本で鮮烈なのはアメリカに降伏した場合、
つまり実際の歴史をシミュレートすることで現在の政策を
痛烈に批判しているところです。
「プライドや日本人の誇りを全て棄ててアメリカに追従するでしょう」というところだと思いました。確かに外交にしても政策にしてもアメリカの顔色を伺い、
アメリカに莫大な金を貸している現状を見るとそういえるんだと思うんです。
でも、それを語るにしては物語の流れが強引だなって思いました。
五分後の世界に「来てしまったんだから仕方がない」と
割り切って考える主人公はカッコ良いと言うこともなく、劇的な成長を遂げるわけでもない。感情移入がしにくいです。
また、登場人物の軍人たちも戦争時なら英雄であっても、私の目からは“人を殺すのが楽しい”という印象がありありと伝わり、
理解に苦しみました。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.3
(3pt)

戦い続ける世界

この本で鮮烈なのはアメリカに降伏した場合、
つまり実際の歴史をシミュレートすることで現在の政策を
痛烈に批判しているところです。
「プライドや日本人の誇りを全て棄ててアメリカに追従するでしょう」というところだと思いました。確かに外交にしても政策にしてもアメリカの顔色を伺い、
アメリカに莫大な金を貸している現状を見るとそういえるんだと思うんです。
でも、それを語るにしては物語の流れが強引だなって思いました。
五分後の世界に「来てしまったんだから仕方がない」と
割り切って考える主人公はカッコ良いと言うこともなく、劇的な成長を遂げるわけでもない。感情移入がしにくいです。
また、登場人物の軍人たちも戦争時なら英雄であっても、私の目からは“人を殺すのが楽しい”という印象がありありと伝わり、
理解に苦しみました。
五分後の世界 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 五分後の世界 (幻冬舎文庫)より
4877284443
No.2
(3pt)

強烈なイメージを喚起させる

とにかく凄まじい暴力描写に度肝を抜かれる。
著者が現代日本に感じている嫌悪感や苛立ちが行間からいやというほど伝わってくる。ただ村上龍の場合、彼の日本に対する思いが強すぎるために作品としての完成度をそいでしまう傾向がある。この作品もそうで、政治性や思想がダイレクトに伝わる半面それ以外の場面、例えば登場人物の会話や舞台設定についての説得力という点で急激にモチベーションが下がるのだ。現代日本が隠蔽しているものを露にしたいという欲求は理解できるが、それをそのまま表現するのであればエッセイで十分で、何も小説というスタイルを取る必要はないはずだ。
あえて小説という表現形態を取るのであれば、著者の個人的思想だけではなく、緻密な小説世界を構築することが不可欠と思う。
五分後の世界 Amazon書評・レビュー: 五分後の世界より
4877280049
No.1
(3pt)

強烈なイメージを喚起させる

とにかく凄まじい暴力描写に度肝を抜かれる。
著者が現代日本に感じている嫌悪感や苛立ちが行間からいやというほど伝わってくる。ただ村上龍の場合、彼の日本に対する思いが強すぎるために作品としての完成度をそいでしまう傾向がある。この作品もそうで、政治性や思想がダイレクトに伝わる半面それ以外の場面、例えば登場人物の会話や舞台設定についての説得力という点で急激にモチベーションが下がるのだ。現代日本が隠蔽しているものを露にしたいという欲求は理解できるが、それをそのまま表現するのであればエッセイで十分で、何も小説というスタイルを取る必要はないはずだ。
あえて小説という表現形態を取るのであれば、著者の個人的思想だけではなく、緻密な小説世界を構築することが不可欠と思う。
五分後の世界 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 五分後の世界 (幻冬舎文庫)より
4877284443