武王の門

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評判

武王の門の評価:

4.51/5点 レビュー 39件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.51pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全50件 21〜40 2/3ページ
No.30
(5pt)

おすすめ

息子用に買いました。昔、何回か読んで主人公懷良親王、彼を取り巻く人たちの生き方に感動しました。息子が読んだらまた読みたいです。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.29
(5pt)

レビューが難しいけれど、感動したから書きたい。

歴史小説を読むのが好きで、こちらを購入しました。
とても、おもしろく読めました。

上手くは言えませんが、今まで読んできた歴史小説とは違った感じで、とても新鮮でした。
私は登場人物と共に、作中に在るような・・・そんな感じになるといいますか。

それぞれが「わからなさ」を抱えながら、目の前の現実、自信の運命、星、血、、、それらを生き抜くしかないと。
渇きにも似た感情で、一気に読みました。
登場人物達の行動によって、渇いた感情が潤わされるかと思いましたが・・・。

「夢とはむごいものだ」と懐良は言いうように、夢、ロマン、それらに一緒に生死を賭けた仲間たちの魂を感じれば感じるほど。
さらに渇きました。
作中にありますが、「それが幸福なのかどうかは、誰にもわからない」。。。
だから追いかけるのでしょうけれど。

背負える若さのあった前半から、後半は、それを背負い続ける意味。未来。

「わからなさ」を最後まで抱え、それは残酷でもあり、進む道しるべでもあったりして。
前半、戦い続ける男達の魂を想って感じた「渇き」は、後半、ゆっくり打ち寄せる波のように、胸の中に感動となってひたされていきました。

ラストにようやく、、、後味、じんわり。。。
しかしまだまだ、一口の水を飲み干した潤いさえない。
潤いを含んだ風を感じれたという。
それでも、ああ・・・これで良かったのか・・・と勝手に懐良の心中察してみました。

素敵な作品でした。
武王の門〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈上〉 (新潮文庫)より
4101464049
No.28
(4pt)

懐良親王と菊池武光を描いた小説です

「北方太平記」作品群で「楠木正成」「悪党の裔」「破軍の星」「道誉なり」を読み
北方氏の南北朝史観に惹かれ、本書を購入しました。
本書は、北方氏初の歴史長編で、下巻は、週刊新潮に連載された上巻部分のあとに書き下ろされたようです。
征西府が少弐氏との激戦に勝利した翌年から始まり、大宰府を占拠し、少弐氏を最終決戦で追い落とし、
大内氏も放逐して九州をほぼ統一します。
懐良親王が高麗に渡ったり、良成親王が九州へ下向する話などを挿み、今川了俊との対決で幕を閉じます。
終盤は怒涛の勢いで、上手な終わり方だと思いました。
懐良親王と武光だけでなく、激動の時代に夢を抱いて生き抜いた人々の姿がありました。
武王の門〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下〉 (新潮文庫)より
4101464057
No.27
(4pt)

後醍醐天皇の皇子・懐良親王を描いた小説です

「北方太平記」作品群で「楠木正成」「悪党の裔」「破軍の星」「道誉なり」を読み
北方氏の南北朝史観に惹かれ、本書を購入しました。
本書は北方氏初の歴史長編で、上巻は1988年5月〜1989年4月に、週刊新潮に連載されたものです。
忽那島での河野軍との戦いで懐良親王が初めて人を斬るシーンから始まり、
後醍醐帝崩御後に忽那島から佐伯に渡り、薩摩へ下って島津と対峙。
島津を破った懐良親王は肥後に進出し、菊池武光とともに一色氏を破り、
少弐氏との激戦を描いて上巻は終わります。
読み難い読点の使い方と、懐良親王と牧宮を併用しまくるのが気になりましたが、
九州統一を目指す懐良親王を見事に描いている作品です。
また、戦国時代に26代で滅んだ菊池氏の15代目・武光をも懐良親王並みに描いていて
読み応えがあります。
武王の門〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈上〉 (新潮文庫)より
4101464049
No.26
(4pt)

懐良親王と菊池武光を描いた小説です

「北方太平記」作品群で「楠木正成」「悪党の裔」「破軍の星」「道誉なり」を読み
北方氏の南北朝史観に惹かれ、本書を購入しました。
本書は、北方氏初の歴史長編で、下巻は、週刊新潮に連載された上巻部分のあとに書き下ろされたようです。
征西府が少弐氏との激戦に勝利した翌年から始まり、大宰府を占拠し、少弐氏を最終決戦で追い落とし、
大内氏も放逐して九州をほぼ統一します。
懐良親王が高麗に渡ったり、良成親王が九州へ下向する話などを挿み、今川了俊との対決で幕を閉じます。
終盤は怒涛の勢いで、上手な終わり方だと思いました。
懐良親王と武光だけでなく、激動の時代に夢を抱いて生き抜いた人々の姿がありました。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.25
(4pt)

剛直な漢たちの物語。

やはり作家として、歴史小説に挑戦した最初の一作だからか、固さが少し感じられる。つまらないということはないが、特別面白いというわけでもなかった。やっと読み終わったというのが正直な感想だが、ページをめくる手がもどかしい、というようなぐいぐい引き込まれるような読みは体験できなかったのは残念だった。ともあれ、著者最初の歴史ものということで、籠められた力は感じられた。歴史考証がやや怪しい部分もあるが、その辺は、あまり突っ込むところではないのかもしれない。
武王の門〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下〉 (新潮文庫)より
4101464057
No.24
(4pt)

肩に力が入りすぎているか。

著者の「楠正成」よりは読みにくいと思います。登場人物が多く、全てを把握するのは、かなり難しい感じがします。戦を民のためにやるのだ、というような牧宮の心情描写などは、よいと思いました。下巻も楽しみです。
武王の門〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈上〉 (新潮文庫)より
4101464049
No.23
(4pt)

剛直な漢たちの物語。

やはり作家として、歴史小説に挑戦した最初の一作だからか、固さが少し感じられる。つまらないということはないが、特別面白いというわけでもなかった。やっと読み終わったというのが正直な感想だが、ページをめくる手がもどかしい、というようなぐいぐい引き込まれるような読みは体験できなかったのは残念だった。ともあれ、著者最初の歴史ものということで、籠められた力は感じられた。歴史考証がやや怪しい部分もあるが、その辺は、あまり突っ込むところではないのかもしれない。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.22
(5pt)

北方さん渾身の

北方さんの戦記物という意味では、期待通りです。 中国物と日本の違いはありますが いいですね。
武王の門〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下〉 (新潮文庫)より
4101464057
No.21
(5pt)

北方さん渾身のという感じです。

北方さんの戦記物という意味では、期待通りです。 中国物と日本の違いはありますが いいですね。
武王の門〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈上〉 (新潮文庫)より
4101464049
No.20
(5pt)

北方さん渾身の

北方さんの戦記物という意味では、期待通りです。 中国物と日本の違いはありますが いいですね。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.19
(4pt)

偉業を成した父とその息子

九州最大勢力の主・小弐頼尚との大保原での激闘を経た後、
征西府は台の道を進み、念願の大宰府を征圧します。
日本全体が北朝方優勢という情勢下、九州は南朝方の征西府が
全土を制圧してしまったのですから、これは大変な偉業です。

一方、懐良と武光の「夢」に向け、新たな闘いが始まります。
武士への金銭による賦役、交易の活性化、交易を保護するための
水軍の増強、大陸の騒乱への介入、山の民との関係強化、・・・。
形を変えた闘いに、懐良も武光も疲弊しながらも
「民が民らしく生きられる世」に向け、着実に歩を進めてゆきます。

ですが、この巻の見所は何と言っても、懐良と月王丸が
向き合う様子でしょう。父の偉業を我が事のように理解しながらも
どこかで反発してしまう月王丸、血に縛られず思うさまに生きさせて
やりたいと願う懐良、両者の願いはすれ違いつつも深いところで
通じ合い、引き合ってゆきます。

そんな関係があって、菊池武光を演じてみせる等、若干不良中年的な
ところの出てきた懐良を、月王丸があやすように海に連れ出すラストは、
何とも言えない余韻を残します。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.18
(4pt)

菊池温泉に行かねば

単身赴任で時間をもてあまし、熊本県内各地へ観光に行ってます そんな中、菊池温泉の物産展の後ろの広場の「菊池武光」の像を見て さっそく検索で出会ったのがこの作品です さすがハードボイルド歴史小説というだけの読み応えがありました 上巻のアップテンポの展開に比べ、わくわく感は少なくなりますが、その前半を受けて、懐良親王ほかの「血」や「家」の悩み・葛藤などがもうひとつのストーリとして展開しているようで読み終わった後に残る登場人物への共感や畏敬の念が沸き起こった作品でした
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.17
(5pt)

北方歴史小説の入門書にふさわしい!!

単一民族国家の日本という国の歴史小説としては実に珍しい着想だと思う。どちらかと言えば、民族の入り乱れる大陸風の考え方といっても良いかと思われる。この着想が斬新で興味深い。この思想を取り巻く登場人物がまた魅力的で、読み進むに連れてどんどん作品に引き込まれていく。実はこの作品を購入するのは二度目なのだが、全く飽きさせない。そして、思想が大きいだけに最後に訪れることが予想される破滅の匂い!これがまたたまらなく魅力的だ!!悲劇といっては当たらないかもしれないが、この結末が悲惨でないところが良い。日本の歴史小説の枠を広げる逸品!当然、上下巻とも読んでいただきたい。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.16
(5pt)

敗者も勝者もない歴史

主人公・後醍醐天皇の皇子、征西将軍懐良親王(牧宮)の皇子としての苦悩も、感情的な部分だけではなく、九州の情勢、事情に絡めてどういう態度で臨んでいけばいいのか、色々な事に影響を受けながら丁寧に迫っているので、実際懐良親王という人の立場がいかに複雑で難しいものだったかも再認識できた。

そんな懐良の友として共に戦い、猛々しく生きて散った菊地武光。
武光も懐良同様、男として父として互いに影響しあいながら、まさに一心同体のごとく成長していくが、帝の子である懐良とは違う悩みや迷いもあり、それは己の力で乗り越えていこうとする。馴れ合わない絆が確かに繋がっている、そこが魅力。
彼の突然の死は、だからいっそう悲しい。作中離れていても、常に互いが互いへ語りかけていた二人なので、 武光の想いだけはまだこの世のどこかを彷徨っているような感じで、この物語の中で多大な存在だったことを、 ここでより強く感じた。

一方、瀬戸内海の海賊、忽那重範は、動乱の中で新しい生き方を飄々と見せてくれる、これまた美味しい役どころ。
同族の忽那重明が懐良の為に戦い、護り通して斃れた壮絶な生き方とは対照的で、動乱の世の象徴を人物で魅せてくれた。

それから懐良の影となってひたすら寄り添っていく五条頼治。
真実一路、懐良と一心同体のつもりで生きてきて、懐良自身も作中で「一体」と言っていたその彼に、懐良は「おまえの生を生きよ」と最期で言ってしまえるあたり、「友」の武光とは違うのがわかって切ない。それでも懐良ひと筋に仕えてきた頼治のけなげさ!痛い…。哭ける…っ!

ラストはめちゃくちゃ爽やか。
ある意味、動乱の犠牲者であり、決してその呪縛から解き放たれたわけではなかった懐良の人生が、悲しいのではなく、それ以上のもので満たされすぎて胸が熱くてマジ泣いた。
親王でもなんでもない人間として、しっかり生きたのだと思ったら、我が事のように晴れ晴れしく、嬉しくなった。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.15
(5pt)

ハードボイルドな歴史時代小説!

初めて読んだ北方さんの歴史小説。
中でも一番好きなのが、懐良親王・菊池武光の征政府軍と、少弐頼尚の軍が真正面から戦った大保原の戦い。その文体がまた躍動感をかきたて、まるでその戦の場に居合わせたようにハラハラしました。そして最後、九州探題として征政府の相手となった今川了俊との戦い。北方さんの描き方ですごいと思ったのは、片方ばかりの視点からではなく、両方の視点から、交互に描いていくところだと思う。敵であれ、感情移入できるし、戦い終わって、「両者ともよくやった・・」なんて思えるから、爽快感もある。さすが、ハードボイルド!本当の男は戦った相手をもたたえ合える人なのだ。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.14
(5pt)

男の夢と友情のドラマ

この作品は、上巻はやや緩慢だが、下巻のスピード感に圧倒される。男の夢と友情のドラマであるが、女である私も思わず胸が熱くなりました。あっ、未読の人は、もちろん上巻から読んでくださいね。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.13
(4pt)

偉業を成した父とその息子

九州最大勢力の主・小弐頼尚との大保原での激闘を経た後、
征西府は台の道を進み、念願の大宰府を征圧します。
日本全体が北朝方優勢という情勢下、九州は南朝方の征西府が
全土を制圧してしまったのですから、これは大変な偉業です。

一方、懐良と武光の「夢」に向け、新たな闘いが始まります。
武士への金銭による賦役、交易の活性化、交易を保護するための
水軍の増強、大陸の騒乱への介入、山の民との関係強化、・・・。
形を変えた闘いに、懐良も武光も疲弊しながらも
「民が民らしく生きられる世」に向け、着実に歩を進めてゆきます。

ですが、この巻の見所は何と言っても、懐良と月王丸が
向き合う様子でしょう。父の偉業を我が事のように理解しながらも
どこかで反発してしまう月王丸、血に縛られず思うさまに生きさせて
やりたいと願う懐良、両者の願いはすれ違いつつも深いところで
通じ合い、引き合ってゆきます。

そんな関係があって、菊池武光を演じてみせる等、若干不良中年的な
ところの出てきた懐良を、月王丸があやすように海に連れ出すラストは、
何とも言えない余韻を残します。
武王の門〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下〉 (新潮文庫)より
4101464057
No.12
(4pt)

菊池温泉に行かねば

単身赴任で時間をもてあまし、熊本県内各地へ観光に行ってます そんな中、菊池温泉の物産展の後ろの広場の「菊池武光」の像を見て さっそく検索で出会ったのがこの作品です さすがハードボイルド歴史小説というだけの読み応えがありました 上巻のアップテンポの展開に比べ、わくわく感は少なくなりますが、その前半を受けて、懐良親王ほかの「血」や「家」の悩み・葛藤などがもうひとつのストーリとして展開しているようで読み終わった後に残る登場人物への共感や畏敬の念が沸き起こった作品でした
武王の門〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下〉 (新潮文庫)より
4101464057
No.11
(5pt)

北方歴史小説の入門書にふさわしい!!

単一民族国家の日本という国の歴史小説としては実に珍しい着想だと思う。どちらかと言えば、民族の入り乱れる大陸風の考え方といっても良いかと思われる。この着想が斬新で興味深い。この思想を取り巻く登場人物がまた魅力的で、読み進むに連れてどんどん作品に引き込まれていく。実はこの作品を購入するのは二度目なのだが、全く飽きさせない。そして、思想が大きいだけに最後に訪れることが予想される破滅の匂い!これがまたたまらなく魅力的だ!!悲劇といっては当たらないかもしれないが、この結末が悲惨でないところが良い。日本の歴史小説の枠を広げる逸品!当然、上下巻とも読んでいただきたい。
武王の門〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下〉 (新潮文庫)より
4101464057