ガソリン生活

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評判

ガソリン生活の評価:

4.13/5点 レビュー 122件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全192件 81〜100 5/10ページ
No.112
(4pt)

作者視点の代わりに車視点

登場人物が見たものとは別に、車が見たものを読者も共有し、本来作者が説明する部分を車が説明する形式をとっている。多様な視点が織り混じり、読者は物語の全容を把握しながら読み進めていく。生活感漂うカジュアルな雰囲気を持った作品だが、その内容はとても興味深い。登場人物のキャラクターに理由は分からないが、かなり惹かれた。面白かった
ガソリン生活 Amazon書評・レビュー: ガソリン生活より
4022510625
No.111
(4pt)

大人向けの『カーズ』

主人公? と同じクルマを入手したというきっかけで読みました。楽しゅうございました。
クルマを擬人化といえばピクサーの『カーズ』ですが、まさに本作は大人向け『カーズ』。人と車が同じ世界で共存して、同じ事象を捉えているのに、意思の疎通はできない。もどかしくもあるけれど、本作でクルマたちは「意思のある視点」として情景を想像しやすくしてくれる。
ガソリン生活 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: ガソリン生活 (朝日文庫)より
4022648066
No.110
(4pt)

大人向けの『カーズ』

主人公? と同じクルマを入手したというきっかけで読みました。楽しゅうございました。
クルマを擬人化といえばピクサーの『カーズ』ですが、まさに本作は大人向け『カーズ』。人と車が同じ世界で共存して、同じ事象を捉えているのに、意思の疎通はできない。もどかしくもあるけれど、本作でクルマたちは「意思のある視点」として情景を想像しやすくしてくれる。
ガソリン生活 Amazon書評・レビュー: ガソリン生活より
4022510625
No.109
(4pt)

小分け読書にぴったり

毎日通勤電車でプロットが複雑すぎないので読むのにぴったりでした。
ガソリン生活 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: ガソリン生活 (朝日文庫)より
4022648066
No.108
(4pt)

小分け読書にぴったり

毎日通勤電車でプロットが複雑すぎないので読むのにぴったりでした。
ガソリン生活 Amazon書評・レビュー: ガソリン生活より
4022510625
No.107
(5pt)

車同士の他愛無いユーモアに溢れていた会話が楽しかった

緑のデミオ、通称「緑デミ」が語り手となって車同士がおしゃべりしながら展開されていくミステリ小説。

トンネル事故やトガシという悪者による悪巧みに巻き込まれる善良な家族を描きつつ、車の世界では物語全体が優しさに包まれているような気がして心地よかった。特に車同士の他愛無い会話がユーモアに溢れていた。個人的に以下のようなやりとりが好きだった。

「また来てくれよな。瑠奈さんがバイトを辞めない限り、この時間はここにいるから」
「来たい気持ちはあるけれど、僕の一存では決められない」

「ザッパは、夢がないな」
「地に足が着いてる、と言えよ。正確には、タイヤだけどな」

「貨物列車を見た時には、その車両数をカウントすると長生きできる、つまり廃車の時期が延びる、とまことしやかに言われているのだ」

「誰もが知っている話題」の一つ、俗に言う「工場でエンジンを登載中の新車も知ってる話」

「君もフランス?」
「馬鹿なことを言わないように!イタリアに決まっているじゃないか。アルファロメオ156を知らないのか」
「故障の多い、燃費の悪い下品な車だ。フランスで作られるわけがない」

また、人間の粗末な運転によって事故に遭う車の無念さや、運転手の怒りや苛立ちを表明するために使われるクラクションの疑問など、まさに車の気持ちを代弁したような発言も楽しかった。10年後を描いたエピローグも楽しめた。

タイトルに「ガソリン」という言葉を使っているので、ガソリンスタンドでの給油の話やガス欠寸前での走行などの話もほしかった。
ガソリン生活 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: ガソリン生活 (朝日文庫)より
4022648066
No.106
(5pt)

車同士の他愛無いユーモアに溢れていた会話が楽しかった

緑のデミオ、通称「緑デミ」が語り手となって車同士がおしゃべりしながら展開されていくミステリ小説。

トンネル事故やトガシという悪者による悪巧みに巻き込まれる善良な家族を描きつつ、車の世界では物語全体が優しさに包まれているような気がして心地よかった。特に車同士の他愛無い会話がユーモアに溢れていた。個人的に以下のようなやりとりが好きだった。

「また来てくれよな。瑠奈さんがバイトを辞めない限り、この時間はここにいるから」
「来たい気持ちはあるけれど、僕の一存では決められない」

「ザッパは、夢がないな」
「地に足が着いてる、と言えよ。正確には、タイヤだけどな」

「貨物列車を見た時には、その車両数をカウントすると長生きできる、つまり廃車の時期が延びる、とまことしやかに言われているのだ」

「誰もが知っている話題」の一つ、俗に言う「工場でエンジンを登載中の新車も知ってる話」

「君もフランス?」
「馬鹿なことを言わないように!イタリアに決まっているじゃないか。アルファロメオ156を知らないのか」
「故障の多い、燃費の悪い下品な車だ。フランスで作られるわけがない」

また、人間の粗末な運転によって事故に遭う車の無念さや、運転手の怒りや苛立ちを表明するために使われるクラクションの疑問など、まさに車の気持ちを代弁したような発言も楽しかった。10年後を描いたエピローグも楽しめた。

タイトルに「ガソリン」という言葉を使っているので、ガソリンスタンドでの給油の話やガス欠寸前での走行などの話もほしかった。
ガソリン生活 Amazon書評・レビュー: ガソリン生活より
4022510625
No.105
(4pt)

震災後の伊坂の気持ちを反映

「俺たち記者がどういう事件を追うのか分かるか?重要な事件か?それとも国民の役に立つものか?違うだろう。みんなが読みたくなるもの、それだけだ」
(略)
代わりに亨が、「玉ちゃん、少しそれは違うよ」と気安く、ちゃん付けをした。「だって、みんな別に、そんなニュースがなかったらなくても構わないんだから。芸能人のプライベートなことが記事になっていたら、それは知りたくなる人もいるけど、ないならないで、みんな気にしないよ。知る権利、とか言うけど、知らなくてもぜんぜんいいものじゃないか、そんなの。『知らないと困る情報』と『知ったら退屈しのぎになる情報』は全然違う」
「小学生なのに、何ていうか」
「生意気でしょ」亨が真面目な顔で言い返す。「だから、ちゃんと学校では苛められているんだから、安心して」とまた言った。(以上引用)

仙台市で被災した伊坂幸太郎は、震災直後発言しなかった。出来なかった。エッセイ「仙台ぐらし」で彼はこう意味のことを書いている。「しばらく小説を読むことも書くこともできなかったが、さまざまな情報に不安になっておろおろするよりも、小説を読んでいたほうが豊かな気持ちになれたのではないか、フィクションにも価値はあるかもしれないという気持ちがわきあがり、楽しい話を書きたいと思うようになった」

この小説は、2011年11月から約1年間朝日新聞で連載された。第一期の伊坂のように伏線を散りばめた推理っぽい話を書いた。

解説では楽しく幸福なラストが来ると言っている。しかし、そこに落とされた陰は濃く深い、と思うのは私だけなのだろうか。

2016年3月28日読了
ガソリン生活 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: ガソリン生活 (朝日文庫)より
4022648066
No.104
(4pt)

震災後の伊坂の気持ちを反映

「俺たち記者がどういう事件を追うのか分かるか?重要な事件か?それとも国民の役に立つものか?違うだろう。みんなが読みたくなるもの、それだけだ」
(略)
代わりに亨が、「玉ちゃん、少しそれは違うよ」と気安く、ちゃん付けをした。「だって、みんな別に、そんなニュースがなかったらなくても構わないんだから。芸能人のプライベートなことが記事になっていたら、それは知りたくなる人もいるけど、ないならないで、みんな気にしないよ。知る権利、とか言うけど、知らなくてもぜんぜんいいものじゃないか、そんなの。『知らないと困る情報』と『知ったら退屈しのぎになる情報』は全然違う」
「小学生なのに、何ていうか」
「生意気でしょ」亨が真面目な顔で言い返す。「だから、ちゃんと学校では苛められているんだから、安心して」とまた言った。(以上引用)

仙台市で被災した伊坂幸太郎は、震災直後発言しなかった。出来なかった。エッセイ「仙台ぐらし」で彼はこう意味のことを書いている。「しばらく小説を読むことも書くこともできなかったが、さまざまな情報に不安になっておろおろするよりも、小説を読んでいたほうが豊かな気持ちになれたのではないか、フィクションにも価値はあるかもしれないという気持ちがわきあがり、楽しい話を書きたいと思うようになった」

この小説は、2011年11月から約1年間朝日新聞で連載された。第一期の伊坂のように伏線を散りばめた推理っぽい話を書いた。

解説では楽しく幸福なラストが来ると言っている。しかし、そこに落とされた陰は濃く深い、と思うのは私だけなのだろうか。

2016年3月28日読了
ガソリン生活 Amazon書評・レビュー: ガソリン生活より
4022510625
No.103
(5pt)

伊坂幸太郎の新境地。

車(読者)は知っているのに主人公家族は知らないことがあってハラハラドキドキさせられたり、また、その逆に、車(読者)が知らなくて想像するしかないことが散りばめられている。
それらに端を発する複数の伏線が、一つの事件で発生して、まったく別の事件と合わせて回収される収束の妙。
そして、ことわざ等を人から車に置き換えた言葉遊びの妙。

伊坂幸太郎の新境地を垣間見た気がした。
ガソリン生活 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: ガソリン生活 (朝日文庫)より
4022648066
No.102
(5pt)

伊坂幸太郎の新境地。

車(読者)は知っているのに主人公家族は知らないことがあってハラハラドキドキさせられたり、また、その逆に、車(読者)が知らなくて想像するしかないことが散りばめられている。
それらに端を発する複数の伏線が、一つの事件で発生して、まったく別の事件と合わせて回収される収束の妙。
そして、ことわざ等を人から車に置き換えた言葉遊びの妙。

伊坂幸太郎の新境地を垣間見た気がした。
ガソリン生活 Amazon書評・レビュー: ガソリン生活より
4022510625
No.101
(5pt)

まさにガソリン生活

なんか久しぶりに本を読んでお腹いっぱいになった気分。
車同士が会話してるなんて本当だったら馬鹿馬鹿しいと思うのに、なぜかリアルに感じてしまい世界観に惹き込まれました。
主人公が「緑のデミオ」というのがまた凄く良いですね。とても可愛らしく、会話も楽しかった。
ストーリーは車視点で描かれるため、人間たちの会話を聞きながら車たちがあれこれ推測を立てていくけれど、
断片的だったものがどんどん全体が明らかになっていく話の組み立て方はさすが伊坂さん!といった感じ。
ユーモアな設定、ストーリー展開、会話、登場人物のキャラどれをとっても、バランスの良い作品だと思います。
ガソリン生活 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: ガソリン生活 (朝日文庫)より
4022648066
No.100
(5pt)

まさにガソリン生活

なんか久しぶりに本を読んでお腹いっぱいになった気分。
車同士が会話してるなんて本当だったら馬鹿馬鹿しいと思うのに、なぜかリアルに感じてしまい世界観に惹き込まれました。
主人公が「緑のデミオ」というのがまた凄く良いですね。とても可愛らしく、会話も楽しかった。
ストーリーは車視点で描かれるため、人間たちの会話を聞きながら車たちがあれこれ推測を立てていくけれど、
断片的だったものがどんどん全体が明らかになっていく話の組み立て方はさすが伊坂さん!といった感じ。
ユーモアな設定、ストーリー展開、会話、登場人物のキャラどれをとっても、バランスの良い作品だと思います。
ガソリン生活 Amazon書評・レビュー: ガソリン生活より
4022510625
No.99
(4pt)

ネタ探しの秀逸さに脱帽

ダイアナ元妃の事故に興味があると、グイグイ引き込まれること必至。
そうなんだよな、そうかもな、と思わせながら。上手い具合に伏線が収束していく。

エピローク゛で思わずにっこり。

難点指摘。
オマケでついている寺田式ガソリン生活のフライヤー。
緑のデミオ、イラストの車種DY系ではないのでは?
DE系だと思われるのですが。
ガソリン生活 Amazon書評・レビュー: ガソリン生活より
4022510625
No.98
(4pt)

ネタ探しの秀逸さに脱帽

ダイアナ元妃の事故に興味があると、グイグイ引き込まれること必至。
そうなんだよな、そうかもな、と思わせながら。上手い具合に伏線が収束していく。

エピローク゛で思わずにっこり。

難点指摘。
オマケでついている寺田式ガソリン生活のフライヤー。
緑のデミオ、イラストの車種DY系ではないのでは?
DE系だと思われるのですが。
ガソリン生活 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: ガソリン生活 (朝日文庫)より
4022648066
No.97
(5pt)

最高です! さすが伊坂さん!

伊坂さんのファンですが、久々にこんな素敵な作品に出会った。主人公が車だったため、最初はストーリーが完全に把握できないじゃないか、もしくは読みにくいじゃないかと思っていたんだが、まったく心配無用ですね。ストーリー自身はもちろん伊坂幸太郎的な展開でした、車同士のやり取りもとても面白い、皆さん是非読んでください。
ガソリン生活 Amazon書評・レビュー: ガソリン生活より
4022510625
No.96
(5pt)

最高です! さすが伊坂さん!

伊坂さんのファンですが、久々にこんな素敵な作品に出会った。主人公が車だったため、最初はストーリーが完全に把握できないじゃないか、もしくは読みにくいじゃないかと思っていたんだが、まったく心配無用ですね。ストーリー自身はもちろん伊坂幸太郎的な展開でした、車同士のやり取りもとても面白い、皆さん是非読んでください。
ガソリン生活 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: ガソリン生活 (朝日文庫)より
4022648066
No.95
(4pt)

ネタ探しの秀逸さに脱帽

ダイアナ元妃の事故に興味があると、グイグイ引き込まれること必至。 そうなんだよな、そうかもな、と思わせながら。 上手い具合に伏線が収束していく。 エピローク゛で思わずにっこり。 難点指摘。 オマケでついている寺田式ガソリン生活のフライヤー。 緑のデミオ、イラストの車種DY系ではないのでは? DE系だと思われるのですが。
ガソリン生活 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: ガソリン生活 (朝日文庫)より
4022648066
No.94
(4pt)

ネタ探しの秀逸さに脱帽

ダイアナ元妃の事故に興味があると、グイグイ引き込まれること必至。 そうなんだよな、そうかもな、と思わせながら。 上手い具合に伏線が収束していく。 エピローク゛で思わずにっこり。 難点指摘。 オマケでついている寺田式ガソリン生活のフライヤー。 緑のデミオ、イラストの車種DY系ではないのでは? DE系だと思われるのですが。
ガソリン生活 Amazon書評・レビュー: ガソリン生活より
4022510625
No.93
(5pt)

最高です! さすが伊坂さん!

伊坂さんのファンですが、久々にこんな素敵な作品に出会った。 主人公が車だったため、最初はストーリーが完全に把握できないじゃないか、もしくは読みにくいじゃないかと思っていたんだが、まったく心配無用ですね。 ストーリー自身はもちろん伊坂幸太郎的な展開でした、車同士のやり取りもとても面白い、皆さん是非読んでください。
ガソリン生活 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: ガソリン生活 (朝日文庫)より
4022648066