マドンナ・ヴェルデ
評判
マドンナ・ヴェルデの評価:
4.00/5点 レビュー 31件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 41〜60 3/4ページ
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マドンナ・ヴェルデの評価:
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
この作品は、「ジーン・ワルツ」産婦人科にまつわる問題に切り込んだ
前作の感情編みたいな構成になっています。「ジーン・ワルツ」のころは
丁度、産婦人科医が裁判にかけられるなど過酷な労働条件にわをかけた
ように厳しい環境、そして人工授精という生命へのメスのもっている
ことへのトリックが際立った作品でした。
この作品では、人工授精で自分の子宮にいる子供は、産婦人科医で
娘の受精卵。そう、「ジーンワルツ」での主人公の理恵の受精卵です。
この産婦人科医の母が、妊娠が進むにつれ、少しずつ、色々な
真実を知るにつれ、感情の動きを綴った小説になっています。
前作では、単なる患者として登場し、最後に「生命へのメス」の
恐ろしさとして謎解きがされた、母の感情を扱おうとしているのですが
いかんせん、あまり得意とはしていないのが少し残念です。
また、小説新潮に連載していたせいか、少し冗長も見られるのも
連載のページ数に合わせるためでしょうか。
とはいえ、「ジーン・ワルツ」では書ききれなかった内容に
切り込み、あまり得意としていない感情面を書こうとした異色とも
言える作品です。
最後に、子供たちの事をよく考えて、そして決断する内容を付けたことに
とても好意がもてますし、なにより「ジーン・ワルツ」で
裏面がなく、薄っぺら感があった、その裏面がこのような
作品でまとまったのはうれしいです。
海堂作品の特徴である、とても読みやすく平易でもあるので
さらっと読めてしまうと思います。ぜひ読んでみてください。