騙し屋

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

騙し屋の評価:

4.00/5点 レビュー 15件。 E ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21〜30 2/2ページ
No.10
(3pt)

テーマは”冷戦を雄々しく戦ったスパイたちへの挽歌”らしいのだが

冷戦終結でリストラの危機にさらされる英国のベテラン・スパイ、サム・マクレディが、自らの業績を振り返るシリーズ。第1巻「騙し屋」、第2巻「売国奴の持参金」、第3巻「戦争の犠牲者」、第4巻「カリブの失楽園」。本シリーズのメインテーマは、”冷戦を雄々しく戦ったスパイたちへの挽歌”らしいのだが、イマイチそれが感慨として伝わって来なかった。つまらなくはないのだが、隔靴掻痒のもどかしさを感じた。過去の業績が、第1巻と第2巻は東西冷戦だが、第3巻はテロ、第4巻は組織犯罪と、むしろ冷戦後向きのネタなのが、全体の印象がぼやけてしまった大きな一因。全巻が冷戦ネタだったら、もっと焦点がはっきりしただろうに。また、新しい時代を象徴する官僚的な若い上司エドワーズと、昔気質の職人タイプのマクレディとの対立軸を、もっと鮮明に打ち出す等、細かい点でもメインテーマを際立たせる工夫があれば良かったように思う。
騙し屋 (マクレディ・シリーズ 1) Amazon書評・レビュー: 騙し屋 (マクレディ・シリーズ 1)より
4047911925
No.9
(3pt)

テーマは”冷戦を雄々しく戦ったスパイたちへの挽歌”らしいのだが

冷戦終結でリストラの危機にさらされる英国のベテラン・スパイ、サム・マクレディが、自らの業績を振り返るシリーズ。第1巻「騙し屋」、第2巻「売国奴の持参金」、第3巻「戦争の犠牲者」、第4巻「カリブの失楽園」。本シリーズのメインテーマは、”冷戦を雄々しく戦ったスパイたちへの挽歌”らしいのだが、イマイチそれが感慨として伝わって来なかった。つまらなくはないのだが、隔靴掻痒のもどかしさを感じた。過去の業績が、第1巻と第2巻は東西冷戦だが、第3巻はテロ、第4巻は組織犯罪と、むしろ冷戦後向きのネタなのが、全体の印象がぼやけてしまった大きな一因。全巻が冷戦ネタだったら、もっと焦点がはっきりしただろうに。また、新しい時代を象徴する官僚的な若い上司エドワーズと、昔気質の職人タイプのマクレディとの対立軸を、もっと鮮明に打ち出す等、細かい点でもメインテーマを際立たせる工夫があれば良かったように思う。
騙し屋 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 騙し屋 (角川文庫)より
4042537138
No.8
(4pt)

スパイものというよりは推理小説のような趣

イギリス情報機関SISの「欺瞞、逆情報及び心理工作部」部長を務めるベテラン・エージェント、サム・マクレディの諜報工作シリーズ最終回。今回は、スパイとして諜報活動を行うというより、休暇中の外交官を装ってイギリス統治領での選挙戦の裏を暴く(のを手伝う)という話。スパイものというよりは推理小説のような趣。冷戦終結で肩たたきの憂き目にあったマクレディは、これでSISを去ることに。
騙し屋 (マクレディ・シリーズ 1) Amazon書評・レビュー: 騙し屋 (マクレディ・シリーズ 1)より
4047911925
No.7
(4pt)

スパイものというよりは推理小説のような趣

イギリス情報機関SISの「欺瞞、逆情報及び心理工作部」部長を務めるベテラン・エージェント、サム・マクレディの諜報工作シリーズ最終回。今回は、スパイとして諜報活動を行うというより、休暇中の外交官を装ってイギリス統治領での選挙戦の裏を暴く(のを手伝う)という話。スパイものというよりは推理小説のような趣。冷戦終結で肩たたきの憂き目にあったマクレディは、これでSISを去ることに。
騙し屋 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 騙し屋 (角川文庫)より
4042537138
No.6
(4pt)

肩叩きの憂き目にあった人間味溢れるエージェントのシリーズ

イギリス情報機関SISの叩き上げエージェントで、「欺瞞、逆情報及び心理工作部」部長を務めてきたマクレディが、冷戦終結と共に肩叩きの憂き目にあい、その部下が聴聞委員会での弁護を始めるところから始まります。そしてこの弁護人がマクレディの大きな功績を4つ弁護の引き合いにだし、それがシリーズ4冊となっています。冷静でありながら人間味溢れるマクレディの描写とその工作プロジェクトの進行は読ませます。本書の最後で、マクレディと共に長年働いた工作員との別れが訪れるのですが、感傷に陥いりすぎることなく、さらりと描きながらも、突き放したのではない優しい視線があるなど、フォーサイスのいつもながらのスタイルが感じられました。
騙し屋 (マクレディ・シリーズ 1) Amazon書評・レビュー: 騙し屋 (マクレディ・シリーズ 1)より
4047911925
No.5
(4pt)

肩叩きの憂き目にあった人間味溢れるエージェントのシリーズ

イギリス情報機関SISの叩き上げエージェントで、「欺瞞、逆情報及び心理工作部」部長を務めてきたマクレディが、冷戦終結と共に肩叩きの憂き目にあい、その部下が聴聞委員会での弁護を始めるところから始まります。そしてこの弁護人がマクレディの大きな功績を4つ弁護の引き合いにだし、それがシリーズ4冊となっています。冷静でありながら人間味溢れるマクレディの描写とその工作プロジェクトの進行は読ませます。本書の最後で、マクレディと共に長年働いた工作員との別れが訪れるのですが、感傷に陥いりすぎることなく、さらりと描きながらも、突き放したのではない優しい視線があるなど、フォーサイスのいつもながらのスタイルが感じられました。
騙し屋 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 騙し屋 (角川文庫)より
4042537138
No.4
(3pt)

リストラは嫌よ

邦訳版は「騙し屋」、「売国奴の持参金」、「戦争の犠牲者」、「カリブの失楽園」の4冊のシリーズ物になっている。だが、原書は "The Deceiver(騙し屋)" という1冊の本で、内容的にも1冊の本だと思うので、4冊を1冊扱いにして書評を書く。サム・マクレディ、叩き上げの敏腕工作員、通称 "騙し屋"。だが、冷戦緩和に伴う英国情報部のリストラで "肩叩き" の対象にされる。これに抗議するマクレディの要請で公聴会が開かれ、彼の輝かしい功績が4つ紹介される。邦訳版はこの功績1つずつを1冊の本にしたわけである。功績紹介の合間に "インタールード" として、公聴会の模様やマクレディの現在の思いなどが淡々と綴られる。功績の話よりも、このインタールードの方がおもしろかった。それでも全体的なまとまりに欠けるのか、「時代が変わったとは言え、これほど活躍したスパイがリストラとは…」という感慨が、あまり伝わって来なかった。功績の1つ1つはいわば中編だが、フォーサイスは基本的に、話をスピーディに進める作家ではないので、短い話はあまり向かないように思う。比較的おもしろかったのは第2話の「売国奴の持参金」。西側対ソ連の虚々実々のだまし合いが、ハードなタッチで描かれ、なかなか読ませる。
騙し屋 (マクレディ・シリーズ 1) Amazon書評・レビュー: 騙し屋 (マクレディ・シリーズ 1)より
4047911925
No.3
(3pt)

リストラは嫌よ

邦訳版は「騙し屋」、「売国奴の持参金」、「戦争の犠牲者」、「カリブの失楽園」の4冊のシリーズ物になっている。だが、原書は "The Deceiver(騙し屋)" という1冊の本で、内容的にも1冊の本だと思うので、4冊を1冊扱いにして書評を書く。サム・マクレディ、叩き上げの敏腕工作員、通称 "騙し屋"。だが、冷戦緩和に伴う英国情報部のリストラで "肩叩き" の対象にされる。これに抗議するマクレディの要請で公聴会が開かれ、彼の輝かしい功績が4つ紹介される。邦訳版はこの功績1つずつを1冊の本にしたわけである。功績紹介の合間に "インタールード" として、公聴会の模様やマクレディの現在の思いなどが淡々と綴られる。功績の話よりも、このインタールードの方がおもしろかった。それでも全体的なまとまりに欠けるのか、「時代が変わったとは言え、これほど活躍したスパイがリストラとは…」という感慨が、あまり伝わって来なかった。功績の1つ1つはいわば中編だが、フォーサイスは基本的に、話をスピーディに進める作家ではないので、短い話はあまり向かないように思う。比較的おもしろかったのは第2話の「売国奴の持参金」。西側対ソ連の虚々実々のだまし合いが、ハードなタッチで描かれ、なかなか読ませる。
騙し屋 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 騙し屋 (角川文庫)より
4042537138
No.2
(5pt)

The last day of a spy

Sam McCready was eccentric but it was very effective as a spy in the age of the iron curtain. Now his character became the target of denigration from a bureaucratic system which regulates the present office. In the recollections of the days when he was a hero, all of which could be developed into colossal novels, the author emphasizes the contrast between a young officer which is not very different from that of Detective Frost and Mullet.
騙し屋 (マクレディ・シリーズ 1) Amazon書評・レビュー: 騙し屋 (マクレディ・シリーズ 1)より
4047911925
No.1
(5pt)

The last day of a spy

Sam McCready was eccentric but it was very effective as a spy in the age of the iron curtain. Now his character became the target of denigration from a bureaucratic system which regulates the present office. In the recollections of the days when he was a hero, all of which could be developed into colossal novels, the author emphasizes the contrast between a young officer which is not very different from that of Detective Frost and Mullet.
騙し屋 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 騙し屋 (角川文庫)より
4042537138