太陽は動かない
評判
太陽は動かないの評価:
3.81/5点 レビュー 52件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全18件 1〜18 1/1ページ
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太陽は動かないの評価:
3.81/5点 レビュー 52件。 D ランク
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話を広げ過ぎて、ハリウッド映画なみのご都合主義にも感じられたのである。
でもそれは、まだいい。
一番ダメなのは、話の元になっている、新発明の太陽光発電パネルだ。
まず、今までの100倍の性能というのが、荒唐無稽というか科学的にあり得ない。
というのも、現在の太陽光発電パネルの発電効率はおそらく20%前後から30%程度であるが、この%というのは、太陽光の持つエネルギーの何%を電気に転化できるかという比率だ。
20%だったら、太陽光の持つエネルギーの20%を電気に変えることができるわけだが、この100倍と言えば2000%を電気にできるということになってしまう。
考えればすぐに分かることだが、どんな高効率の太陽光発電パネルでも太陽光が持つエネルギー以上のものを電気に変えることなど、論理上あり得ないのだ。
まず、その出発点がどっちらけである。
しかも、その新パネルが町工場の発明お宅によって作られる。
こういう最先端の素材開発が、そうした環境でできるはずもない。
さらに、この話を持ち込まれた国会議員が、風呂敷に包まれたその実物を見せられ、発明者の話を聞いただけで、すぐに、それをどこに売るかで動こうとする。
普通は、それが本当にそれだけの効果があるのか、どういう画期的な仕組みかを検証するのが、最初にすることだろう。
ところが、それは完全におっぽり出されたまま。
期待しただけに、かなりガッカリした。
こういう国際陰謀モノは餅は餅屋というか、服部真澄のような作者でなければ、おかしな所ばかり気になって、安心してストーリーに浸れない。