太陽は動かない

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評判

太陽は動かないの評価:

3.81/5点 レビュー 52件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.81pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全74件 41〜60 3/4ページ
No.34
(4pt)

キモの小道具が・・・

あえてステレオタイプの登場人物を配し、あえて予定調和内に収まる映画的なエンターテイメントを確信的に狙った作品ですね。ただ、胸に爆弾を仕込まれた産業スパイが世界を股にかけて移動するという点にとても違和感がありました。今の空港のセキュリティチェックは革靴の底の鉄片ですらブザーが鳴るレベルです。この体内爆弾がストーリーに緊迫感を持たせる重要な要素になっているのですが、ちょっとリアリティがなさ過ぎる気がします。二転三転する壮大なストーリー展開に努力した割には細部が粗雑な印象を受けました。
太陽は動かない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽は動かない (幻冬舎文庫)より
4344422457
No.33
(4pt)

キモの小道具が・・・

あえてステレオタイプの登場人物を配し、あえて予定調和内に収まる映画的なエンターテイメントを確信的に狙った作品ですね。ただ、胸に爆弾を仕込まれた産業スパイが世界を股にかけて移動するという点にとても違和感がありました。今の空港のセキュリティチェックは革靴の底の鉄片ですらブザーが鳴るレベルです。この体内爆弾がストーリーに緊迫感を持たせる重要な要素になっているのですが、ちょっとリアリティがなさ過ぎる気がします。二転三転する壮大なストーリー展開に努力した割には細部が粗雑な印象を受けました。
太陽は動かない Amazon書評・レビュー: 太陽は動かないより
4344021681
No.32
(5pt)

シリーズ化希望

鷹野一彦もの二作目の「森は知っている」を読んで面白かったので、こちらも読みました。ハードボイルドはチャンドラーとハメットくらいしか読んでないが、私はこの鷹野という主人公はとてもいいと思う。裏仕事に長けて切れるように賢いけれど、妙に純粋で誠実。真面目で清潔感があり、行動派で無口だけど言うべき事は言う。日本人ってこういうのを男らしいというんじゃないかな。
話はエネルギー問題で今日的だし、大企業の裏側の人間模様やゴタゴタ具合が、どこかで取材したのだろうかと驚くほどピタリと決まっている。それでいて力んだところがなく、意外なほどサラッとしてる。これは続きの構想がすでにあるからじゃないだろうか。
女性が「森」よりもややお約束キャラな気がしたけど、ライバルのデイビッド・キムをはじめ味方の人たちも魅力的で、時にホロリとさせられる。ぜひ続きが読みたいです。
太陽は動かない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽は動かない (幻冬舎文庫)より
4344422457
No.31
(5pt)

シリーズ化希望

鷹野一彦もの二作目の「森は知っている」を読んで面白かったので、こちらも読みました。ハードボイルドはチャンドラーとハメットくらいしか読んでないが、私はこの鷹野という主人公はとてもいいと思う。裏仕事に長けて切れるように賢いけれど、妙に純粋で誠実。真面目で清潔感があり、行動派で無口だけど言うべき事は言う。日本人ってこういうのを男らしいというんじゃないかな。
話はエネルギー問題で今日的だし、大企業の裏側の人間模様やゴタゴタ具合が、どこかで取材したのだろうかと驚くほどピタリと決まっている。それでいて力んだところがなく、意外なほどサラッとしてる。これは続きの構想がすでにあるからじゃないだろうか。
女性が「森」よりもややお約束キャラな気がしたけど、ライバルのデイビッド・キムをはじめ味方の人たちも魅力的で、時にホロリとさせられる。ぜひ続きが読みたいです。
太陽は動かない Amazon書評・レビュー: 太陽は動かないより
4344021681
No.30
(4pt)

キモの小道具が・・・

あえてステレオタイプの登場人物を配し、あえて予定調和内に収まる映画的なエンターテイメントを確信的に狙った作品ですね。 ただ、胸に爆弾を仕込まれた産業スパイが世界を股にかけて移動するという点にとても違和感がありました。 今の空港のセキュリティチェックは革靴の底の鉄片ですらブザーが鳴るレベルです。 この体内爆弾がストーリーに緊迫感を持たせる重要な要素になっているのですが、ちょっとリアリティがなさ過ぎる気がします。 二転三転する壮大なストーリー展開に努力した割には細部が粗雑な印象を受けました。
太陽は動かない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽は動かない (幻冬舎文庫)より
4344422457
No.29
(4pt)

キモの小道具が・・・

あえてステレオタイプの登場人物を配し、あえて予定調和内に収まる映画的なエンターテイメントを確信的に狙った作品ですね。 ただ、胸に爆弾を仕込まれた産業スパイが世界を股にかけて移動するという点にとても違和感がありました。 今の空港のセキュリティチェックは革靴の底の鉄片ですらブザーが鳴るレベルです。 この体内爆弾がストーリーに緊迫感を持たせる重要な要素になっているのですが、ちょっとリアリティがなさ過ぎる気がします。 二転三転する壮大なストーリー展開に努力した割には細部が粗雑な印象を受けました。
太陽は動かない Amazon書評・レビュー: 太陽は動かないより
4344021681
No.28
(4pt)

彼は生きているよ。今りっぱに生きているんだよ。

読み進めていくうちにページから手が離せなくなってきます。
 特に後半の怒濤の展開には驚かされます。
 まさに吉田修一の新境地。
 「最後の息子」「熱帯魚」「パレード」の頃から吉田修一は気になる作家でしたが,その後の恋愛小説ものはあまり読んでおらず,「悪人」「さよなら渓谷」といったミステリーな雰囲気を取り込んだ作品が出た頃から再び吉田修一作品に帰ってきました。
 特に「悪人」「横道世之介」の2作品は,吉田修一がシフトを一段階あげた感を受ける傑作でしたが,それでも初期の吉田修一の雰囲気を残した作品でした。
 ところが本作に至っては,本当に吉田修一の作品なのか?と思わされるほどの産業スパイアクション小説となっています。
 ストーリー展開は早く,危機また危機の連続でハラハラし通しのため,吉田修一らしさを感じないまま一気読みしてしまうのですが,振り返ってみると,実はやっぱり吉田修一ならではの味わいもちゃんと含まれていることに気づきます。
 鷹野やAYAKO,デビッド・キムといったクールな面々は,これまでの吉田修一作品では見られなかった登場人物ですが,鷹野の部下である田岡や若手代議士の五十嵐などは弱点も兼ね備えた人間味のある登場人物です。
 この作品が今後シリーズ化されるのかどうかはよく分かりませんが,個人的には,続編が出ることで,鷹野や田岡らの活躍といったストーリー展開の面白さだけでなく,そこにプラスした深みのようなものが加わることに期待したいところです。
太陽は動かない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽は動かない (幻冬舎文庫)より
4344422457
No.27
(4pt)

彼は生きているよ。今りっぱに生きているんだよ。

読み進めていくうちにページから手が離せなくなってきます。
 特に後半の怒濤の展開には驚かされます。
 まさに吉田修一の新境地。
 「最後の息子」「熱帯魚」「パレード」の頃から吉田修一は気になる作家でしたが,その後の恋愛小説ものはあまり読んでおらず,「悪人」「さよなら渓谷」といったミステリーな雰囲気を取り込んだ作品が出た頃から再び吉田修一作品に帰ってきました。
 特に「悪人」「横道世之介」の2作品は,吉田修一がシフトを一段階あげた感を受ける傑作でしたが,それでも初期の吉田修一の雰囲気を残した作品でした。
 ところが本作に至っては,本当に吉田修一の作品なのか?と思わされるほどの産業スパイアクション小説となっています。
 ストーリー展開は早く,危機また危機の連続でハラハラし通しのため,吉田修一らしさを感じないまま一気読みしてしまうのですが,振り返ってみると,実はやっぱり吉田修一ならではの味わいもちゃんと含まれていることに気づきます。
 鷹野やAYAKO,デビッド・キムといったクールな面々は,これまでの吉田修一作品では見られなかった登場人物ですが,鷹野の部下である田岡や若手代議士の五十嵐などは弱点も兼ね備えた人間味のある登場人物です。
 この作品が今後シリーズ化されるのかどうかはよく分かりませんが,個人的には,続編が出ることで,鷹野や田岡らの活躍といったストーリー展開の面白さだけでなく,そこにプラスした深みのようなものが加わることに期待したいところです。
太陽は動かない Amazon書評・レビュー: 太陽は動かないより
4344021681
No.26
(4pt)

エスピオナージ+冒険小説+ハードボイルド+(ちょっぴりだけ)恋愛小説

本書『太陽は動かない』は、機密情報という金鉱を探りあて、高値で売りさばくことを生業とするトレジャーハンター(かな?)たちの活躍を描いている。エスピオナージ+冒険小説+ハードボイルド+(ちょっぴりだけ)恋愛小説という贅沢な逸品だ。

各国の利権が渦巻く次世代のエネルギー革命。手にした情報の帰趨によっては、日本は圧倒的なダメージを被ってしまうという設定になっている。テーマが旬なだけに、実にリアル。リアルであるがゆえに、僕の「ニッポンダイスキ!」にポっと火を着ける。トレジャーハンターたちが、国益を第一に考えていないことろが、どうなっちゃうの感を強めていく。ページターナというべきか、漂う疾走感との相乗効果で一気に読ませてくれる。

本書が良いのはテーマだけじゃない。主人公の鷹野、そして部下の田岡の属する組織=AN通信は、統制をとるため諜報員に爆弾を埋め込み、毎日正午に連絡がなければ爆発させてしまうのだ。この制約からうまれる緊張感が全編を通して効いてくる。

そしてキャラクター設定の妙。暗い過去のあるストイックな鷹野、素行不良の田岡、韓流スターばりの諜報員デイビッド・キム、ウィグル反政府過激派組織の女首領 シャマル、民主党の一回生議員五十嵐と秘書丹田のデコボココンビ。そして、謎の美女AYAKO ・・・。トンガリまくる登場人物たちが、ホーチミン、上海、天津、香港、空へ海へと駆け巡る。敵かな?味方かな?という彼らのライバル関係も面白い。ピンチになると、あ〜、やっぱりここで助けにくるんだね とわかっていながらホロリとなる。

本書だけでは、AN通信や登場人物達の謎は解決しきれていない。おそらくシリーズ化されていくと思うのだけど、このテンションを保っての2作目以降はハードルが高いのかもしれない。もちろん、また鷹野たちに会いたいけれどね。

さて、私にとって一番の謎はタイトルの「太陽は動かない」だ。田岡が鷹野にいう、
 ・・・鷹野さん、あんた、何のために生きてるんすか?死にたくないから生きてるんすか?ただそれだけなんすか!
のとおり、鷹野や、デイビッド、AYAKOらの生きていく信念のようなものを表象しているように思えた。どうだろう。
太陽は動かない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽は動かない (幻冬舎文庫)より
4344422457
No.25
(4pt)

エスピオナージ+冒険小説+ハードボイルド+(ちょっぴりだけ)恋愛小説

本書『太陽は動かない』は、機密情報という金鉱を探りあて、高値で売りさばくことを生業とするトレジャーハンター(かな?)たちの活躍を描いている。エスピオナージ+冒険小説+ハードボイルド+(ちょっぴりだけ)恋愛小説という贅沢な逸品だ。

各国の利権が渦巻く次世代のエネルギー革命。手にした情報の帰趨によっては、日本は圧倒的なダメージを被ってしまうという設定になっている。テーマが旬なだけに、実にリアル。リアルであるがゆえに、僕の「ニッポンダイスキ!」にポっと火を着ける。トレジャーハンターたちが、国益を第一に考えていないことろが、どうなっちゃうの感を強めていく。ページターナというべきか、漂う疾走感との相乗効果で一気に読ませてくれる。

本書が良いのはテーマだけじゃない。主人公の鷹野、そして部下の田岡の属する組織=AN通信は、統制をとるため諜報員に爆弾を埋め込み、毎日正午に連絡がなければ爆発させてしまうのだ。この制約からうまれる緊張感が全編を通して効いてくる。

そしてキャラクター設定の妙。暗い過去のあるストイックな鷹野、素行不良の田岡、韓流スターばりの諜報員デイビッド・キム、ウィグル反政府過激派組織の女首領 シャマル、民主党の一回生議員五十嵐と秘書丹田のデコボココンビ。そして、謎の美女AYAKO ・・・。トンガリまくる登場人物たちが、ホーチミン、上海、天津、香港、空へ海へと駆け巡る。敵かな?味方かな?という彼らのライバル関係も面白い。ピンチになると、あ〜、やっぱりここで助けにくるんだね とわかっていながらホロリとなる。

本書だけでは、AN通信や登場人物達の謎は解決しきれていない。おそらくシリーズ化されていくと思うのだけど、このテンションを保っての2作目以降はハードルが高いのかもしれない。もちろん、また鷹野たちに会いたいけれどね。

さて、私にとって一番の謎はタイトルの「太陽は動かない」だ。田岡が鷹野にいう、
 ・・・鷹野さん、あんた、何のために生きてるんすか?死にたくないから生きてるんすか?ただそれだけなんすか!
のとおり、鷹野や、デイビッド、AYAKOらの生きていく信念のようなものを表象しているように思えた。どうだろう。
太陽は動かない Amazon書評・レビュー: 太陽は動かないより
4344021681
No.24
(4pt)

いやはや、誰の書いた本かと。

いやぁ。面白かった!泣きドコロあり!

じぃーんときました。

大好きな作家吉田修一な、なのに。
誰が、書いた本だっけ?
の、スピード感あるスパイ小説。
ベトナムホーチミンから始まる。
エネルギー利権にからむお話し。

【宇宙太陽光発電】って?

ヘリが撃たれたとき。
「007かぁ」
と、突っ込みたくなるほど。

《やりすぎじゃん・・・。》

と、感じましたが。
「ボンドはこんなにボロボロにならないか・・・。」
と、思っていたら。
ボンドガールも登場な、感じのお話しでしたわ。

そして。
きれいに、まとまって。
読み深めさせて落ち着かせてくれます!

男と女のお話しでもあるので。
誰が、どっちが?味方?敵???
ぬぁんて。
おじさま方の薄い【野心】
主人公鷹野の深い【孤独】
お嬢さま菜々の【本気】
いい味出している鷹野の部下田岡
憎めない一回生議員の五十嵐、の、高校の後輩広津

そして

 〜 壁なんかぶちこわして生きろ! 〜
太陽は動かない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽は動かない (幻冬舎文庫)より
4344422457
No.23
(4pt)

いやはや、誰の書いた本かと。

いやぁ。面白かった!泣きドコロあり!

じぃーんときました。

大好きな作家吉田修一な、なのに。
誰が、書いた本だっけ?
の、スピード感あるスパイ小説。
ベトナムホーチミンから始まる。
エネルギー利権にからむお話し。

【宇宙太陽光発電】って?

ヘリが撃たれたとき。
「007かぁ」
と、突っ込みたくなるほど。

《やりすぎじゃん・・・。》

と、感じましたが。
「ボンドはこんなにボロボロにならないか・・・。」
と、思っていたら。
ボンドガールも登場な、感じのお話しでしたわ。

そして。
きれいに、まとまって。
読み深めさせて落ち着かせてくれます!

男と女のお話しでもあるので。
誰が、どっちが?味方?敵???
ぬぁんて。
おじさま方の薄い【野心】
主人公鷹野の深い【孤独】
お嬢さま菜々の【本気】
いい味出している鷹野の部下田岡
憎めない一回生議員の五十嵐、の、高校の後輩広津

そして

 〜 壁なんかぶちこわして生きろ! 〜
太陽は動かない Amazon書評・レビュー: 太陽は動かないより
4344021681
No.22
(5pt)

新エネルギーの利権を巡る産業スパイの攻防

産業スパイを主人公にした密度の濃いエンターテイメント小説。

産油田開発を巡るテロ抗争。その陰で不穏な動きを見せる中国企業。
業スパイの鷹野が、デイビット・キムが、謎の美女・AYAKOが、新エネルギーの利権を巡って熾烈な攻防戦を繰り広げます。
危険を乗り越え、いち早く利権を制するのは?情報を制し生き残ることができるのか?

ストーリーの全体像はなかなか見えてこず、前半は状況を把握するだけで精いっぱい。
そこを乗り越えると壮大な計画と熱い戦いを堪能でき、読み終えたときの爽快感はひとしおです。

ところで作中に登場する宇宙太陽光発電の研究は本当にあるんですね。
太陽は動かない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽は動かない (幻冬舎文庫)より
4344422457
No.21
(5pt)

新エネルギーの利権を巡る産業スパイの攻防

産業スパイを主人公にした密度の濃いエンターテイメント小説。

産油田開発を巡るテロ抗争。その陰で不穏な動きを見せる中国企業。
業スパイの鷹野が、デイビット・キムが、謎の美女・AYAKOが、新エネルギーの利権を巡って熾烈な攻防戦を繰り広げます。
危険を乗り越え、いち早く利権を制するのは?情報を制し生き残ることができるのか?

ストーリーの全体像はなかなか見えてこず、前半は状況を把握するだけで精いっぱい。
そこを乗り越えると壮大な計画と熱い戦いを堪能でき、読み終えたときの爽快感はひとしおです。

ところで作中に登場する宇宙太陽光発電の研究は本当にあるんですね。
太陽は動かない Amazon書評・レビュー: 太陽は動かないより
4344021681
No.20
(4pt)

傑作国際謀略小説!!だが…

(ネタばれ注意!!)
吉田修一の作品の中には、実際に起きた事件や出来事を巧みに取り込みつつも思わぬ展開に持ち込むものも多いが(秋田の幼児殺人事件の『さよなら渓谷』…傑作、青森の公金横領事件の『元職員』…珍しくイマイチ)本作品のそれは太陽光発電。そしてその内容はなんと(吉田修一が)国際謀略というか産業スパイ小説!
日本・中国・アメリカと舞台を変えつつテンポよく進むストーリー、アクションシーンやどんでん返し・究極のタイムリミットも巧みに配され、更には短いエピソードながらキチッと泣かせてくれる恋愛ものの要素も織り込んである、エンタメ小説としては1級品の出来栄えだ。

だが、芥川作家吉田修一らしい奥深い“何か”が足りないと言っては贅沢か?
『24時間の1度の定時報告が途絶えると胸に仕込まれた爆弾が炸裂する。』この設定から深まる“何か”が…。
太陽は動かない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽は動かない (幻冬舎文庫)より
4344422457
No.19
(4pt)

傑作国際謀略小説!!だが…

(ネタばれ注意!!)
吉田修一の作品の中には、実際に起きた事件や出来事を巧みに取り込みつつも思わぬ展開に持ち込むものも多いが(秋田の幼児殺人事件の『さよなら渓谷』…傑作、青森の公金横領事件の『元職員』…珍しくイマイチ)本作品のそれは太陽光発電。そしてその内容はなんと(吉田修一が)国際謀略というか産業スパイ小説!
日本・中国・アメリカと舞台を変えつつテンポよく進むストーリー、アクションシーンやどんでん返し・究極のタイムリミットも巧みに配され、更には短いエピソードながらキチッと泣かせてくれる恋愛ものの要素も織り込んである、エンタメ小説としては1級品の出来栄えだ。

だが、芥川作家吉田修一らしい奥深い“何か”が足りないと言っては贅沢か?
『24時間の1度の定時報告が途絶えると胸に仕込まれた爆弾が炸裂する。』この設定から深まる“何か”が…。
太陽は動かない Amazon書評・レビュー: 太陽は動かないより
4344021681
No.18
(4pt)

吉田修一の直球エンタメ

ストーリーは内容紹介にあるとおりですたい。
国際謀略小説として十分におもしろいです(ほかのレビューで具体的な指摘があるように、最高!とまでは言えんけど。たぶんその手の本を読み慣れてる人には物足りない)。

それよりなにより、これがあの吉田修一!!!???という驚き。
名前のクレジットがなければ吉田作品と分かる人はまずいないのでは。逢坂剛と思う人はいても。

いわゆる純文学畑の作家によるエンタメ作品はどこかに文学臭がするものですが、これはその匂いが一切なし。内容といい構成といい文章といい徹してます。作者の才能の幅に脱帽っす。
太陽は動かない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽は動かない (幻冬舎文庫)より
4344422457
No.17
(4pt)

吉田修一の直球エンタメ

ストーリーは内容紹介にあるとおりですたい。
国際謀略小説として十分におもしろいです(ほかのレビューで具体的な指摘があるように、最高!とまでは言えんけど。たぶんその手の本を読み慣れてる人には物足りない)。

それよりなにより、これがあの吉田修一!!!???という驚き。
名前のクレジットがなければ吉田作品と分かる人はまずいないのでは。逢坂剛と思う人はいても。

いわゆる純文学畑の作家によるエンタメ作品はどこかに文学臭がするものですが、これはその匂いが一切なし。内容といい構成といい文章といい徹してます。作者の才能の幅に脱帽っす。
太陽は動かない Amazon書評・レビュー: 太陽は動かないより
4344021681
No.16
(4pt)

おもしろい!スパイ大作戦!

ミッションインポッシブルの日本版という感じで、楽しく読みました。途中まで、ハラハラドキドキ。命は助かるのか?どっちにつくのか?でも、後半は、残りこのページ数で、ラストまで描けるのか、と不安になりました。無理やり終わらせた感が、残念。後一冊分書いてもらうと、もっと楽しめたと思う。吉田修一さんの作品には、「すごくいい」のと、「エーがっかり」、のどっちかの傾向あり。この本は、私には、前者の「いい」方です。新ジャンルなので、同じ主人公で、次号が読みたいです。
太陽は動かない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 太陽は動かない (幻冬舎文庫)より
4344422457
No.15
(4pt)

おもしろい!スパイ大作戦!

ミッションインポッシブルの日本版という感じで、楽しく読みました。途中まで、ハラハラドキドキ。命は助かるのか?どっちにつくのか?でも、後半は、残りこのページ数で、ラストまで描けるのか、と不安になりました。無理やり終わらせた感が、残念。後一冊分書いてもらうと、もっと楽しめたと思う。吉田修一さんの作品には、「すごくいい」のと、「エーがっかり」、のどっちかの傾向あり。この本は、私には、前者の「いい」方です。新ジャンルなので、同じ主人公で、次号が読みたいです。
太陽は動かない Amazon書評・レビュー: 太陽は動かないより
4344021681