(短編集)

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

の評価:

3.71/5点 レビュー 14件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.71pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21〜30 2/2ページ
No.10
(4pt)

光への感光度

少年時代に感じた感動や謎を大人になって振り返る形の少年・少女の冒険物語。人間は光を通じて物を見ている。子供のころは感じた事は大人になっては感じなくなる。光への感光度が変わってしまうのかもしれない。本書では光そしてその反対の闇に関する仕掛けが色々登場し、子供の感性を表していると思う。その点で絶妙且つ簡潔な題名になっている。
少年少女の濃密な人間関係、そして決して大きなどんでん返しではないが、よく練られた物語の仕掛けは絶妙で楽しめる作品になっている。
光 Amazon書評・レビュー: より
4334928277
No.9
(5pt)

好きです、こういうのも。

“龍神の雨”で唸ってしまい、それからすべての道尾作品は読んだと思います。
読み始めて、「これはオチはないんだろうな」と思って読み進めました。
大体、思ったとおりでしたが、ラス前では「おや、こんなところで道尾節かぁ」
と思わせる小ひねりが・・・。
好きです、こういうのも。
光 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 光 (光文社文庫)より
4334769462
No.8
(5pt)

好きです、こういうのも。

“龍神の雨”で唸ってしまい、それからすべての道尾作品は読んだと思います。
読み始めて、「これはオチはないんだろうな」と思って読み進めました。
大体、思ったとおりでしたが、ラス前では「おや、こんなところで道尾節かぁ」
と思わせる小ひねりが・・・。
好きです、こういうのも。
光 Amazon書評・レビュー: より
4334928277
No.7
(4pt)

子どもたちの日常の螺旋

道尾秀介版の「スタンド・バイ・ミー」かもしれません。装丁も、どことなく新潮文庫版の「スタンド・バイ・ミー」を髣髴させます。
冒頭、アポロ11号の月面着陸の際の、宇宙飛行士と管制センターの通信記録が、エピグラフとして引用されます。引用は、コリンズ飛行士の言葉で途切れます。このとき、月面を踏みしめたのはアームストロング、オルドリンの2名で、コリンズは司令船コロンビアで月に降り立つことなく見守りました。ひとり月面を踏めなかったコリンズという存在は浦沢直樹「20世紀少年」にも引用されるなど、ある種の感情を投影するモチーフとなっています。本作も、最終章まで読み進めてはじめて、この物語のコリンズが誰であったのかがわかる仕掛けになっています。
本作では、湖の畔の田舎町に暮らす少年少女が、夏休みから冬の終わりにかけて、日常と非日常のはざまで経験する冒険が描かれます。血に染まった赤い川の謎。生き物の住めない湖に住むという人魚の伝説。アンモナイトの発掘。少年時代に心を奪われた謎や挑戦が、大人となった当人の追憶として語られます。そこには、確かに在ったのに、今は喪われてしまったものを愛おしむ感情が溢れています。これはいつのまにか大人になった多くの人たちに共通する思いでしょう。
螺旋のように永遠に繰り返されるようにも錯覚される少年少女の日々。日常が吹っ飛ぶような冒険を経験しても、日常は戻ってきます。その一方で、退屈な繰り返しのようであっても、次の「周回」が始まるとき、少年少女は少しだけ変容しています。そしてやがては周回軌道を外れ、別の道へと進んでいきます。その周回ごとの「ズレ」が、本人にも気づくことのできないわずかなものだから、多くの人たちは、自分たちが少年少女だった時代がいつ終わったのかを指し示すことができないのかもしれません。
光 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 光 (光文社文庫)より
4334769462
No.6
(4pt)

子どもたちの日常の螺旋

道尾秀介版の「スタンド・バイ・ミー」かもしれません。装丁も、どことなく新潮文庫版の「スタンド・バイ・ミー」を髣髴させます。
冒頭、アポロ11号の月面着陸の際の、宇宙飛行士と管制センターの通信記録が、エピグラフとして引用されます。引用は、コリンズ飛行士の言葉で途切れます。このとき、月面を踏みしめたのはアームストロング、オルドリンの2名で、コリンズは司令船コロンビアで月に降り立つことなく見守りました。ひとり月面を踏めなかったコリンズという存在は浦沢直樹「20世紀少年」にも引用されるなど、ある種の感情を投影するモチーフとなっています。本作も、最終章まで読み進めてはじめて、この物語のコリンズが誰であったのかがわかる仕掛けになっています。
本作では、湖の畔の田舎町に暮らす少年少女が、夏休みから冬の終わりにかけて、日常と非日常のはざまで経験する冒険が描かれます。血に染まった赤い川の謎。生き物の住めない湖に住むという人魚の伝説。アンモナイトの発掘。少年時代に心を奪われた謎や挑戦が、大人となった当人の追憶として語られます。そこには、確かに在ったのに、今は喪われてしまったものを愛おしむ感情が溢れています。これはいつのまにか大人になった多くの人たちに共通する思いでしょう。
螺旋のように永遠に繰り返されるようにも錯覚される少年少女の日々。日常が吹っ飛ぶような冒険を経験しても、日常は戻ってきます。その一方で、退屈な繰り返しのようであっても、次の「周回」が始まるとき、少年少女は少しだけ変容しています。そしてやがては周回軌道を外れ、別の道へと進んでいきます。その周回ごとの「ズレ」が、本人にも気づくことのできないわずかなものだから、多くの人たちは、自分たちが少年少女だった時代がいつ終わったのかを指し示すことができないのかもしれません。
光 Amazon書評・レビュー: より
4334928277
No.5
(4pt)

思い出せる

道尾版StandByMe
いつもの捻りもエロさもそないがこれはこれで○(笑)
光 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 光 (光文社文庫)より
4334769462
No.4
(4pt)

思い出せる

道尾版StandByMe
いつもの捻りもエロさもそないがこれはこれで○(笑)
光 Amazon書評・レビュー: より
4334928277
No.3
(1pt)

これって…

全く期待ハズレ。これは外国の映画化もされた超有名な小説のパクリ…。子供たちの口調は電車男のパクリ。がっかりしました
光 Amazon書評・レビュー: より
4334928277
No.2
(4pt)

近時の道尾作品の傾向とその評価について

道尾作品の最新作が出たとのことで,発売日当日に購入し先ほど読み終わりました。 道尾作品を全て読んでいるという前提でレビューを書かせていただきます。が,これは素人の単なる評価(感想)に過ぎません。 道尾作品は,『背の目』に始まります。レェ,オグロアラダ,ロゴという奇怪な文章に始まり,本格的なミステリー小説を堪能できる内容でした。 また,『シャドウ』や『ソロモンの犬』等では,物語の後半に「なんだ!!そういうことか!!」と,思わず唸ってしまうようなどんでん返しがあり,読者をいい意味でミスリーディングさせる「才能」を存分に発揮された作品が続きます。 その「才能」が特に発揮されたのが『カラスの親指』であり,大薮春彦賞を受賞された『龍神の雨』なのだろうと思います。 その後,道尾作品は上記の作品の特徴である「どんでん返し」のある内容から,濃密な人間関係を描く物語へとシフトチェンジされます。『球体の蛇』,『光媒の花』,『月と蟹』,『水の柩』はいずれも人間関係や家族関係に悩みつつ,それでも成長していく主人公を見事に描いており,読んでいる側に訴えかけるものが相当あったように思います。この点で,『光媒の花』が山本周五郎賞,『月と蟹』が直木賞を受賞されたことは,十分に納得できるものとなっています。 (前置きが長くなり申し訳ないです…) 本作品『光』は,上述の分類を前提とすれば後者に分類されると思います。特に,『月と蟹』で描かれた,少年時代の懐かしい気持ちに戻ることのできる点は本作品でも上手く表現されていました。 一方で,道尾作品に「どんでん返し」を期待される読者の方には少々物足りないのかもしれません。が,本作品の随所にも小さなどんでん返しはあることを付言しておきます。 本作品は近時の道尾作品の傾向に沿った内容で,私個人は満足しました。が,どんでん返しに期待された方の思いを込めて-1とします。
光 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 光 (光文社文庫)より
4334769462
No.1
(4pt)

近時の道尾作品の傾向とその評価について

道尾作品の最新作が出たとのことで,発売日当日に購入し先ほど読み終わりました。 道尾作品を全て読んでいるという前提でレビューを書かせていただきます。が,これは素人の単なる評価(感想)に過ぎません。 道尾作品は,『背の目』に始まります。レェ,オグロアラダ,ロゴという奇怪な文章に始まり,本格的なミステリー小説を堪能できる内容でした。 また,『シャドウ』や『ソロモンの犬』等では,物語の後半に「なんだ!!そういうことか!!」と,思わず唸ってしまうようなどんでん返しがあり,読者をいい意味でミスリーディングさせる「才能」を存分に発揮された作品が続きます。 その「才能」が特に発揮されたのが『カラスの親指』であり,大薮春彦賞を受賞された『龍神の雨』なのだろうと思います。 その後,道尾作品は上記の作品の特徴である「どんでん返し」のある内容から,濃密な人間関係を描く物語へとシフトチェンジされます。『球体の蛇』,『光媒の花』,『月と蟹』,『水の柩』はいずれも人間関係や家族関係に悩みつつ,それでも成長していく主人公を見事に描いており,読んでいる側に訴えかけるものが相当あったように思います。この点で,『光媒の花』が山本周五郎賞,『月と蟹』が直木賞を受賞されたことは,十分に納得できるものとなっています。 (前置きが長くなり申し訳ないです…) 本作品『光』は,上述の分類を前提とすれば後者に分類されると思います。特に,『月と蟹』で描かれた,少年時代の懐かしい気持ちに戻ることのできる点は本作品でも上手く表現されていました。 一方で,道尾作品に「どんでん返し」を期待される読者の方には少々物足りないのかもしれません。が,本作品の随所にも小さなどんでん返しはあることを付言しておきます。 本作品は近時の道尾作品の傾向に沿った内容で,私個人は満足しました。が,どんでん返しに期待された方の思いを込めて-1とします。
光 Amazon書評・レビュー: より
4334928277