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佃島渡し船殺人事件: 耳袋秘帖
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佃島渡し船殺人事件: 耳袋秘帖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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気に入ってる作者の本なので続きを読めるのは楽しみです。 | ||||
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佃島の漁師に関わる話で、その出自が海賊衆か水上が得意な忍者かというような部分が根底に有りそうです。 作中の盗人も船や水路に長けていることもあり、江戸の水路事情が絡んできて盛り上げてくれます。 後は主要人物絡みで動きがあるので続きが気になります。 | ||||
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思った以上に綺麗で気分よく読みました。 有難うございました。次の機会も宜しくお願いします。 | ||||
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今回は最後に若い者に花をもたせて終幕。 消化不良のモヤモヤも無く終わってくれた。 奉行の根岸を取り巻く人々も相変わらず色々で横道に逸れる小話も色々。 実に捕り物帳っぽいお話。 ただ一つ坂巻とおゆうの事だけはシリーズを読んでいないと解りずらいかもしれないけど、それを気にしなければこの一冊だけでも問題ない話。(尤も事件自体に係らないから気にしないかな?) このシリーズ、時々キリシタンの訳の分からない「闇」が絡む話があるので、全部がスッキリとはいかないけど、この話はその気配がないので、なんとなく安心した気分で読み進めた。 別にこのシリーズのキリシタンの話が嫌いな訳ではないけど、どうも周りとの尺度の違いすぎる人物が事件の中心にいると明確な大円団とはならないようで読み終わっても「う〜ん、ここまで?」という気分になる。 今回の話にはそんな気分はまるで無かったから星4個。 | ||||
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大きな事件になりそうだと予感させる渡し船の転覆事故と殺人事件。それらの謎が一つ一つ丁寧に解き明かされていく。いつものように市井の事件が絡み合いながら同時進行。この絡み合い具合が何とも絶妙でマンネリになっていないのがすごい。今回は根岸奉行が元気に動き回る。栗田や坂巻のちょっとした心の揺らぎ、若者たちの悩みなども散りばめられていて、微笑ましかったり切なかったり。江戸湾をめぐる歴史浪漫も味わえる。 | ||||
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「耳袋秘帖」シリーズの第16作。文春文庫からの6冊目。 今回はなかなか闇の深い事件である。捜査も進まず、やきもきさせられる。結末はきちんとつくが、どこか後味の悪い事件であった。 人間関係にもいろいろと波乱が起きたり、この先の展開が気になる。 小気味よく、ユーモアもたっぷりの文章は、いつ読んでもおもしろい。 | ||||
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だいわ文庫から文春文庫へシリーズ移籍して、この前の作品の「王子狐火殺人事件」から「殺人事件」ラインが復活しました。 それに伴って、「耳袋秘帖」の作者、根岸奉行のお伴として、二枚目でふられてばかりの坂巻弥三郎と、醜男で剣の達人、栗田次郎左右衛門のコンビが復活し、嬉しいかぎりです。 舞台は川にそって、あちこち転々としながら、江戸の旅情をたたえ、終始、流れの音が聞こえてくるような物語です。 屋形船にぶつかられた渡し船上の殺人事件から、漁師の権益の問題、かつての大泥棒の後釜をゆする同心、謎の薄幸の美女など、犯人にかかわる本筋が一本ひかれているのですが、それに本来かかわりのない脇筋である、加藤清正のふんどしの見世物、銀杏の葉から作った胃腸薬を売り出す菓子屋、宴会で横死した大名、駆けくらで免許を与える剣術使いなど、根岸の雑学的興味をひく小ネタがからみ、舟があちらこちらへたゆたうような風野流のストーリーテリングが楽しめます。 むしろ読後に強く残っているのは、そういうエピソードと、ふむふむ、とそれを玩味しつつ書き留める根岸のえびす顔であったり、臨月の妻の腹をさわって、中に醜い顔の仙人がいて棒でこちらをつついてくるのだと思い込む栗田ら、おなじみの面々の飄逸な日常であったりします。 根岸の書斎にときどきあらわれて慰めてくれる亡妻の幽霊や、猫のエピソードもあいかわらずで、ほのぼのとします。 今回は坂巻の意中のおゆうが、誤解から店をたたんで行方不明に・・ということで次巻も大いに気になります。 | ||||
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