馬喰町妖獣殺人事件: 耳袋秘帖
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奇談として面白い | ||||
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タイトルの妖獣を含め、人の意外な一面が事件のカギに成っている作品です。 江戸時代に流行った七不思議が絡んできて、怪談シリーズのような部分もあり展開が早い印象を受けました。 一気に読みきれる作品だと思います。 | ||||
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梱包も問題なし、本体もきれいで傷も無し、届いた時期も問題なしでした。当たり前なんでしょうがきちんとしていてくれて気持ち良かったです。 | ||||
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ダイワ文庫のほうで出されていた「殺人事件」シリーズもすべて文春に移籍し終わり、一本化。今後はすべて新作となります。 それに伴ってうれしいのは、「殺人事件」のほうで根岸奉行のお伴だった栗田、坂巻の凸凹コンビと、文春の「妖談」シリーズのほうでのふたり、椀田と宮尾が合流したこと。これからはひょっとしたら、四人そろっての事件捜査も見られそうです。 ともあれ今回のメインは栗田と坂巻。お白州での裁き中に、その場で公事師(弁護士)が突然、目に見えない犬に噛まれたような死を遂げる、という事件が全体をつらぬく大きな謎になっており、それに関連して、根岸奉行はちかごろ瓦版ではやった「馬喰町七不思議」に目をつけます。 この七つの珍事のどれかが事件にからんでいる。そしてそれを隠すために、他の六つの珍事を速攻で作り上げたのではないか。このへんからなかなかトリッキーで、ひきこまれます。 七つの珍事とは、化け猫のような「マミ」という獣をつかまえた話、卵を産んだ女の話、天水桶で幼児が溺死した話、仲裁後の喧嘩、神社の因縁か目を痛めた話など、本家「本所」に比べれば、どうもぱっとしない、とぼけたものですが、それだけに、どれがホンボシの事件なのか。根岸もまどわされますが、最後に目串を刺したのは・・・ 栗田と坂巻ののどかな聞き込み捜査、栗田家の美人双子の赤ん坊、ふだん化粧して歩く岡っ引きの又八、戯作者をめざす珍聞堂など、著者らしいウィッティな人物像がちりばめられつつ、二転三転、謎が解けてゆきます。殺しかた含めて、華々しい大仕掛け、というわけではなかったのですが、さまざまの伏線も回収され、ラストはやはりほろりと。 そこが今後の大きな事件へのとば口にもなっていて、いよいよシリーズ、フル稼働の期待を抱きました。 | ||||
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「耳袋秘帖」シリーズの第22作。文春文庫からの12冊目。「妖談」と「殺人事件」が入り交じり、さらに大和文庫版からの復刊もあってゴチャゴチャしているが、本書は新作である。 今回は馬喰町の「七不思議」を調べていくなかで殺人が起こり、過去の因果が明らかになるというもの。実在のものではなく、著者の創作した七不思議だが、ユーモアが効いていて楽しいし、きちんとストーリーにも絡んできて、よくできている。 妖獣も可愛らしい。 次巻とセットになるようだ。 | ||||
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