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十津川警部「オキナワ」
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十津川警部「オキナワ」の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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十津川警部の推察で、警視庁の刑事が沖縄に何度も行く、その不自然さは、 いつものことだ。 鉄道はないから、モノレールなのは、著者には、何の不思議も無いのだろう。 助かられた姉を助けず、仇討ちをした、というのが消化不良なら、 警戒心のかけらもなく東京のうさん臭いタレントスカウトを信じきって、頼るのは、 沖縄の人を蔑視しているようであり、同時に女性蔑視にもなっている。 だが、著者の女性蔑視・軽視(侮蔑とも)も、珍しいことではない。 ただ、沖縄と基地のことに触れている点、沖縄の米軍と軍人の傍若無人さに触れているところは、 星一つ分の評価に値するだろう。 | ||||
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軽くサラリと読めるのもシリーズものには必要な要素だと思う。社会派=重量感とか、深く濃く重たければいいというものでもない。仕事で忙しいときに、ちょっとの息抜き程度にサラリと読み流せるのも西村作品の良いところだと思う。私なんか忙しいときに内容が重たすぎても読む気が失せてしまうから…。 | ||||
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売れっ子作家だと,どうしても多筆になる。 西村京三郎と赤川次郎は多筆の筆頭だ。 そのため,1つ一つの作品は,どうしても薄く浅いものが多くなる。 逆に,薄く浅いので,軽く読め,通勤電車で読むには最適になる。 そうすると,また買って読むことになる。 オキナワは,民謡酒場,米軍基地と地位協定,銃の密輸の話題で社会性と文化性のにおいがする。 日本人犯罪者が病気になったので,基地から外へ連れ出すところまでは描写されているが, ひき殺したと思われる米軍関係者の逮捕までは描写していない。 人によっては中途半端なところでおわっていると感じるかもしれない。 通勤電車で読む本の余韻としては,悪くはないと思うのだが。 | ||||
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売れっ子作家だと,どうしても多筆になる。西村京三郎と赤川次郎は多筆の筆頭だ。そのため,1つ一つの作品は,どうしても薄く浅いものが多くなる。逆に,薄く浅いので,軽く読め,通勤電車で読むには最適になる。そうすると,また買って読むことになる。オキナワは,民謡酒場,米軍基地と地位協定,銃の密輸の話題で社会性と文化性のにおいがする。日本人犯罪者が病気になったので,基地から外へ連れ出すところまでは描写されているが,ひき殺したと思われる米軍関係者の逮捕までは描写していない。人によっては中途半端なところでおわっていると感じるかもしれない。通勤電車で読む本の余韻としては,悪くはないと思うのだが。 | ||||
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鉄道を題材にしたミステリーが多い著者にとって、沖縄が舞台となる作品は多くないと思うので、貴重な作品だ。 沖縄の風景や文化、歴史、沖縄人の気質などがよく描写されており、モノレール開通に関する逸話も登場する。米軍基地の話も出てくる。ミステリーを通じて沖縄を知ることができる一冊だ。 なお、光文社文庫からの著者の作品が100冊を突破したのを記念して、巻末にインタビューならびに全著作リストが付いている。これらもファンにとっては貴重である。 | ||||
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鉄道を題材にしたミステリーが多い著者にとって、沖縄が舞台となる作品は多くないと思うので、貴重な作品だ。 沖縄の風景や文化、歴史、沖縄人の気質などがよく描写されており、モノレール開通に関する逸話も登場する。米軍基地の話も出てくる。ミステリーを通じて沖縄を知ることができる一冊だ。 なお、光文社文庫からの著者の作品が100冊を突破したのを記念して、巻末にインタビューならびに全著作リストが付いている。これらもファンにとっては貴重である。 | ||||
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ベストセラー作家にして、長者番付の常連の著者の作品がどのようなものか、 初めて読んでみたが、酷い内容であった。いくら小説とはいえ、偶然性が 極端だし、オキナワの問題にしてもそれほど深く取り入れられているとは思えない。若手の真保裕一や高嶋哲夫らに比べたら、もう一時代前の終わった作家だなあと思ってしまう。 | ||||
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ベストセラー作家にして、長者番付の常連の著者の作品がどのようなものか、初めて読んでみたが、酷い内容であった。いくら小説とはいえ、偶然性が極端だし、オキナワの問題にしてもそれほど深く取り入れられているとは思えない。若手の真保裕一や高嶋哲夫らに比べたら、もう一時代前の終わった作家だなあと思ってしまう。 | ||||
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今回は美しい海・島々とそれとは正反対の米軍基地という明と暗がある沖縄が舞台になっています。 沖縄の美しい風景なども描きつつ、戦争が残した『傷』にも十津川警部は触れています。そんな中で起きた事件で地位協定や治外法権などの厚い壁に屈することなく良い意味で公務員らしくない正義感あふれると津川警部とその部下達や沖縄県警が合同で犯人を追い詰めます。 今、沖縄だけではなく日本が抱えるアメリカとの地位協定や治外法権などの国際問題に著者はメスを入れ、十津川警部以外の重要な登場人物にもこの問題を投射させているような気がします。小説としても面白いですが、考えさせられる部分もありました。小説はあくまでフィクションですが・・・ | ||||
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今回は美しい海・島々とそれとは正反対の米軍基地という明と暗がある沖縄が舞台になっています。 沖縄の美しい風景なども描きつつ、戦争が残した『傷』にも十津川警部は触れています。そんな中で起きた事件で地位協定や治外法権などの厚い壁に屈することなく良い意味で公務員らしくない正義感あふれると津川警部とその部下達や沖縄県警が合同で犯人を追い詰めます。 今、沖縄だけではなく日本が抱えるアメリカとの地位協定や治外法権などの国際問題に著者はメスを入れ、十津川警部以外の重要な登場人物にもこの問題を投射させているような気がします。小説としても面白いですが、考えさせられる部分もありました。小説はあくまでフィクションですが・・・ | ||||
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