しゃぼん玉

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評判

しゃぼん玉の評価:

4.31/5点 レビュー 96件。 B ランク

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平均点4.31pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全166件 141〜160 8/9ページ
No.26
(5pt)

しゃぼん玉のような青年と共に迷い込む癒しの空間

乃南アサは天才だと思う。小説はフィクションであるが、良い小説はさも本当にあったかのようなリアル感がある。舞台になる宮崎県椎葉村は実際に存在し、「平家祭り」や「ラリー選手権」なる行事も行われている。人口を4000人を切ったのは平成9年となっているのでこの物語はその頃の話なのだろう。そうした舞台設定がしっかりしている為に、登場人物ひとりひとりが生きており、椎葉村へ行けば本当に「おスマじょう」や「シゲ爺」がいるのではないかと錯覚してしまう。これは主人公青年の人間回帰の物語であるが「人生をやり直す為のけじめ」ということでは多くの人に共感が持てるテーマでもある。乃南アサの「音道シリーズ」のようなユーモア作品ではなく終始綱渡りをしているような緊迫感があるが、読後は喉越しのよい爽快感があり「読んで良かった」と思える一冊。読み終わった後に映画やドラマ化をするなら、俳優は誰が良いだろうと思わず思ってしまった。空○やホ○ム○ス中○生を映画化する予算があるなら、こうした実のある小説を映画化すれば世界にも十分打って出来られるのに!!…と強く思う。何はともあれ宮崎県椎葉村の平家祭りに行ってみたいものだ。東国原知事、映画化すれば宮崎県の宣伝になりますよ!!
しゃぼん玉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉 (新潮文庫)より
4101425469
No.25
(5pt)

しゃぼん玉のような青年と共に迷い込む癒しの空間

乃南アサは天才だと思う。小説はフィクションであるが、良い小説はさも本当にあったかのようなリアル感がある。舞台になる宮崎県椎葉村は実際に存在し、「平家祭り」や「ラリー選手権」なる行事も行われている。人口を4000人を切ったのは平成9年となっているのでこの物語はその頃の話なのだろう。そうした舞台設定がしっかりしている為に、登場人物ひとりひとりが生きており、椎葉村へ行けば本当に「おスマじょう」や「シゲ爺」がいるのではないかと錯覚してしまう。これは主人公青年の人間回帰の物語であるが「人生をやり直す為のけじめ」ということでは多くの人に共感が持てるテーマでもある。乃南アサの「音道シリーズ」のようなユーモア作品ではなく終始綱渡りをしているような緊迫感があるが、読後は喉越しのよい爽快感があり「読んで良かった」と思える一冊。読み終わった後に映画やドラマ化をするなら、俳優は誰が良いだろうと思わず思ってしまった。空○やホ○ム○ス中○生を映画化する予算があるなら、こうした実のある小説を映画化すれば世界にも十分打って出来られるのに!!…と強く思う。何はともあれ宮崎県椎葉村の平家祭りに行ってみたいものだ。東国原知事、映画化すれば宮崎県の宣伝になりますよ!!
しゃぼん玉 Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉より
4022579617
No.24
(5pt)

感動

ありきたりなストーリーですが
読み始めると止まりませんでした。
最後は泣いてしまいました。
しゃぼん玉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉 (新潮文庫)より
4101425469
No.23
(5pt)

感動

ありきたりなストーリーですが
読み始めると止まりませんでした。
最後は泣いてしまいました。
しゃぼん玉 Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉より
4022579617
No.22
(5pt)

展開が気になる。

この小説の帯には・・・
「手元が狂ったのだろうか。今まで通り、軽く斬りつける程度で良いと思っていたのに。
何しろ、こちらの目的は相手のバッグだ。金だ。だから相手が怯み、ついでにいえば、
ちょっとした悲鳴でも上げてくれれば、それで十分のつもりだった。
背中越しに聞く女の悲鳴は良いものだ。ほんのわずかでも、キャッとか、イヤッとか、
そういう声を聞いただけで、頭の中がすうっとする。(本文より)」

オイオイ。かなり危険な主人公ではないかっっっ。
現実の世界にも、こういった主人公がいるのではないか、と思わせる世の中。
やはり更正の道はないのだろうか?
しかしそんな主人公を優しく包み込む出来事があって
涙なくしては読めない心理サスペンス感動の傑作!!
でた〜!!
ワタシの苦手な「涙なくしては読めない」という、うたい文句。
これに何度、だまされたことか。
しかし、この本は本当に心洗われる気持ちになりました。
先の展開が気になり2日間で読み終えてしまいました。
しゃぼん玉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉 (新潮文庫)より
4101425469
No.21
(5pt)

展開が気になる。

この小説の帯には・・・
「手元が狂ったのだろうか。今まで通り、軽く斬りつける程度で良いと思っていたのに。
何しろ、こちらの目的は相手のバッグだ。金だ。だから相手が怯み、ついでにいえば、
ちょっとした悲鳴でも上げてくれれば、それで十分のつもりだった。
背中越しに聞く女の悲鳴は良いものだ。ほんのわずかでも、キャッとか、イヤッとか、
そういう声を聞いただけで、頭の中がすうっとする。(本文より)」

オイオイ。かなり危険な主人公ではないかっっっ。
現実の世界にも、こういった主人公がいるのではないか、と思わせる世の中。
やはり更正の道はないのだろうか?
しかしそんな主人公を優しく包み込む出来事があって
涙なくしては読めない心理サスペンス感動の傑作!!
でた〜!!
ワタシの苦手な「涙なくしては読めない」という、うたい文句。
これに何度、だまされたことか。
しかし、この本は本当に心洗われる気持ちになりました。
先の展開が気になり2日間で読み終えてしまいました。
しゃぼん玉 Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉より
4022579617
No.20
(5pt)

大泣き!

久しぶりに読後に大泣きした本

確かに都合のいいストーリーの部分も見られるし

そんな事あるか〜なんて思う部分もある

でも、「人ではなかった」翔人が「人」になって

誰かに「必要な人」と思われる

翔人ほどじゃないにしても、思春期などに

自分は必要ではないかもって思うのはよくあること

そこからの脱却方法は人それぞれだけど

こういうファンタジーな方法があっても良い

大団円で終わるのも良い!

本当にさわやかな気分になれる1冊!
しゃぼん玉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉 (新潮文庫)より
4101425469
No.19
(5pt)

大泣き!

久しぶりに読後に大泣きした本

確かに都合のいいストーリーの部分も見られるし

そんな事あるか〜なんて思う部分もある

でも、「人ではなかった」翔人が「人」になって

誰かに「必要な人」と思われる

翔人ほどじゃないにしても、思春期などに

自分は必要ではないかもって思うのはよくあること

そこからの脱却方法は人それぞれだけど

こういうファンタジーな方法があっても良い

大団円で終わるのも良い!

本当にさわやかな気分になれる1冊!
しゃぼん玉 Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉より
4022579617
No.18
(4pt)

心に残る言葉が終盤にいくつも...

乃南アサの小説を読んだのは本作が初めて。サスペンス作家だと思っていたが

このような作品もあるとは、ちょっと意外だった。

心に残るのは、シゲ爺の云った「自分のことだけの奴は、人の心が分からねえ」

や「諦めたら人生なんかやり直せねえ」といった言葉。翔人が人生をやり直す

きっかけとなった言葉だが、読んでる私自身にも強く訴えかけてきた。

とかく自分のことばかり考えている人間が多い昨今、シゲ爺やスマのような

他人を思いやることができる生き方は、純粋で素直に美しいと感じる。

また、美知の「いちばん自分らしい生き方の出来る場所を、見つけたいだけ」

という言葉も印象深かった。

那須与一の弟大八郎と平家の末裔にあたる鶴富姫の哀話は非常に興味深い。

800年以上も昔の平家の落人部落が今でも残っていて、平家と源氏の両方の血を

引き継いでいる人間がいるということを知り、歴史好きの私にとっては2倍

楽しむことが出来た。
しゃぼん玉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉 (新潮文庫)より
4101425469
No.17
(4pt)

心に残る言葉が終盤にいくつも...

乃南アサの小説を読んだのは本作が初めて。サスペンス作家だと思っていたが

このような作品もあるとは、ちょっと意外だった。

心に残るのは、シゲ爺の云った「自分のことだけの奴は、人の心が分からねえ」

や「諦めたら人生なんかやり直せねえ」といった言葉。翔人が人生をやり直す

きっかけとなった言葉だが、読んでる私自身にも強く訴えかけてきた。

とかく自分のことばかり考えている人間が多い昨今、シゲ爺やスマのような

他人を思いやることができる生き方は、純粋で素直に美しいと感じる。

また、美知の「いちばん自分らしい生き方の出来る場所を、見つけたいだけ」

という言葉も印象深かった。

那須与一の弟大八郎と平家の末裔にあたる鶴富姫の哀話は非常に興味深い。

800年以上も昔の平家の落人部落が今でも残っていて、平家と源氏の両方の血を

引き継いでいる人間がいるということを知り、歴史好きの私にとっては2倍

楽しむことが出来た。
しゃぼん玉 Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉より
4022579617
No.16
(5pt)

再生の物語

乃南アサは冷徹に人間を観察させたら第一人者と思いますが、
そういう筆致だからこそ、このおとぎ話のような話も
あり得ない、などと思わずにひきこまれて読めます。初期の「再生の朝」はそのものズバリタイトルでの再生ものですが、
よく読むと乃南さんははさいごまで泥沼のような作品(「暗鬼」など)も書いていらっしゃる一方で、何らかの形で登場人物が再生する、
という作品も多々ものしていらっしゃいます。
暗い面を書くとき容赦ない筆致だからこそ、再生の物語が
現実味をもって描き出されるのだと思います。この作品の主人公は通り魔をして逃走中、というところから
物語は始まりますが、もしこれが現実の話でその後すぐ
逮捕されニュース画面で私たちの目の前に現れたとしたら、
彼にこれほどの再生の可能性が残されている、
と誰が思えるでしょうか。最後だけは若干確かにおとぎ話度が高くなりましたが、
でも読者100%が願う結末であったと思います。
すばらしい作品でした。傑作、とかそういう語句で
ほめる種類の作品ではなくて、読後感のすばらしさで
群を抜いている、と思います。私も(他に誰か同じようにレビューしていらっしゃいますが)この作品と出会えて嬉しく思います。
しゃぼん玉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉 (新潮文庫)より
4101425469
No.15
(5pt)

再生の物語

乃南アサは冷徹に人間を観察させたら第一人者と思いますが、
そういう筆致だからこそ、このおとぎ話のような話も
あり得ない、などと思わずにひきこまれて読めます。初期の「再生の朝」はそのものズバリタイトルでの再生ものですが、
よく読むと乃南さんははさいごまで泥沼のような作品(「暗鬼」など)も書いていらっしゃる一方で、何らかの形で登場人物が再生する、
という作品も多々ものしていらっしゃいます。
暗い面を書くとき容赦ない筆致だからこそ、再生の物語が
現実味をもって描き出されるのだと思います。この作品の主人公は通り魔をして逃走中、というところから
物語は始まりますが、もしこれが現実の話でその後すぐ
逮捕されニュース画面で私たちの目の前に現れたとしたら、
彼にこれほどの再生の可能性が残されている、
と誰が思えるでしょうか。最後だけは若干確かにおとぎ話度が高くなりましたが、
でも読者100%が願う結末であったと思います。
すばらしい作品でした。傑作、とかそういう語句で
ほめる種類の作品ではなくて、読後感のすばらしさで
群を抜いている、と思います。私も(他に誰か同じようにレビューしていらっしゃいますが)この作品と出会えて嬉しく思います。
しゃぼん玉 Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉より
4022579617
No.14
(4pt)

人間再生の感動!

人生に希望などなく、しゃぼん玉のように漂って、いつかどこかでぱちんとはじけて消える・・・。自分をそんなふうに考えていた翔人。だがたどりついた山奥の村での生活が、彼の心を少しずつ変え始める。そこには何もない。朝起きて、ご飯を食べて、仕事して、そして寝る。単純な生活だけれど、そこには確かな手ごたえがあった。誰かに頼りにされる。ありがとうと感謝される。そんな積み重ねが、彼の存在に意味を与えていく。翔人の人生は決してしゃぼん玉のようではない。そのことを誰よりも分かっているのは、彼自身なのだろう。
しゃぼん玉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉 (新潮文庫)より
4101425469
No.13
(4pt)

人間再生の感動!

人生に希望などなく、しゃぼん玉のように漂って、いつかどこかでぱちんとはじけて消える・・・。自分をそんなふうに考えていた翔人。だがたどりついた山奥の村での生活が、彼の心を少しずつ変え始める。そこには何もない。朝起きて、ご飯を食べて、仕事して、そして寝る。単純な生活だけれど、そこには確かな手ごたえがあった。誰かに頼りにされる。ありがとうと感謝される。そんな積み重ねが、彼の存在に意味を与えていく。翔人の人生は決してしゃぼん玉のようではない。そのことを誰よりも分かっているのは、彼自身なのだろう。
しゃぼん玉 Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉より
4022579617
No.12
(5pt)

どうでも良いなんて思わないで!

最近の子供は何を考えているのかよく分からない。
案の定、ニュースなどで見かける子供たちは「金が欲しかった」とか「気に入らなかった」とか1人の人間をあやめるにはあまりに理不尽な理由でそれらを行なったことが報道されています。
誰しも1つや2つの不満はあるものです。普通の人ならそれを何かしらの方法で解消していくことが出来るもので、例えば誰かに愚痴をこぼしたり、趣味に没頭したり、あるいはカラオケなどではっちゃけたり。
でもそういう事が出来ない環境にいる人も少なくないと思います。そういう人はどんどん心身に不満が溜まっていきます。
不満が溜まると自分以外考えられなくなり、周りが見えなくなり、見境がつかなくなる。
こうなってくると後は溜まっていったものが爆発するだけです。
基本的に人間というのは何かを探求したくなることを身をもって知っています(トリビアなんてそのいい例です)。でもここまできてしまった人にとってそれは“どうでも良い事”や“関係のない事”になってしまうのです。これはもう自身1人ではどうすることも出来ません。しかしそれは決してそのままでもないように思われるのです。
真に自分のことを思ってくれる人がたった1人いるだけでそれは違ってくることでしょう。たった1人といいましたが意味合い的には=ではありません。
今まで“どうでも良い”と思ってきたことが自分以外の誰かといるだけでそれは忽然と形を変えていくことでしょう。
この物語の主人公、翔人もまたそうであったように。
しゃぼん玉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉 (新潮文庫)より
4101425469
No.11
(5pt)

どうでも良いなんて思わないで!

最近の子供は何を考えているのかよく分からない。
案の定、ニュースなどで見かける子供たちは「金が欲しかった」とか「気に入らなかった」とか1人の人間をあやめるにはあまりに理不尽な理由でそれらを行なったことが報道されています。
誰しも1つや2つの不満はあるものです。普通の人ならそれを何かしらの方法で解消していくことが出来るもので、例えば誰かに愚痴をこぼしたり、趣味に没頭したり、あるいはカラオケなどではっちゃけたり。
でもそういう事が出来ない環境にいる人も少なくないと思います。そういう人はどんどん心身に不満が溜まっていきます。
不満が溜まると自分以外考えられなくなり、周りが見えなくなり、見境がつかなくなる。
こうなってくると後は溜まっていったものが爆発するだけです。
基本的に人間というのは何かを探求したくなることを身をもって知っています(トリビアなんてそのいい例です)。でもここまできてしまった人にとってそれは“どうでも良い事”や“関係のない事”になってしまうのです。これはもう自身1人ではどうすることも出来ません。しかしそれは決してそのままでもないように思われるのです。
真に自分のことを思ってくれる人がたった1人いるだけでそれは違ってくることでしょう。たった1人といいましたが意味合い的には=ではありません。
今まで“どうでも良い”と思ってきたことが自分以外の誰かといるだけでそれは忽然と形を変えていくことでしょう。
この物語の主人公、翔人もまたそうであったように。
しゃぼん玉 Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉より
4022579617
No.10
(5pt)

人の気持ちは替われる!

主人公「翔人」は世間で言われている今の・・ってスタイルと思われます。
自分の都合の良い考え・行動を取り放題!と思われます。 
ですが、ちょとしたきっかけ・土地に留まりいろんな人々と交わり行動していく内に気持ちが変わりつつあった思う。 そんなんだから、勇気?正しい行動に出来た事でしょう!
小説上だからっと言ってしまえばそれまでと思われがちですが、そんな簡単にかたづけられないと強く強く思いますし、思いたいです。当作者の作品は人間関係を身近な視点で取られていますので、のめり込んで読める作品の一つと思います。
この作品に出会いに感謝します。
しゃぼん玉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉 (新潮文庫)より
4101425469
No.9
(5pt)

人の気持ちは替われる!

主人公「翔人」は世間で言われている今の・・ってスタイルと思われます。
自分の都合の良い考え・行動を取り放題!と思われます。 
ですが、ちょとしたきっかけ・土地に留まりいろんな人々と交わり行動していく内に気持ちが変わりつつあった思う。 そんなんだから、勇気?正しい行動に出来た事でしょう!
小説上だからっと言ってしまえばそれまでと思われがちですが、そんな簡単にかたづけられないと強く強く思いますし、思いたいです。当作者の作品は人間関係を身近な視点で取られていますので、のめり込んで読める作品の一つと思います。
この作品に出会いに感謝します。
しゃぼん玉 Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉より
4022579617
No.8
(4pt)

切なる思いが報われる温かい小説

主人公翔人は、人を傷つけることに罪悪感を感じていない
故に生きる術として選んだ引ったくりで人を刺し、逃亡生活を余儀なくされる
そんな翔人が逃亡の成り行きで人里離れた村に住む老婆スマと知り合う
スマの住む村で翔人はスマの孫として滞在することになる
根本的な感情や生き方を見失っていた翔人が、衣食住を約束されたスマ婆さん宅に住むことで、心の葛藤をしながら自分の心と向き合ってゆく。
いつも人生を楽な方へ逃げていく生き方
楽な選択をして生きているにも関わらず翔人の心に渦巻く不安
自分の未来に希望が持てず、漠然としゃぼん玉のように消えていく将来を自分に重ねて憔悴する
「いつか消えてしまう」故にどんなことにも責任を負わず、投げやりにもなる
きらびやかではないけれど、日々の大切な時間の過ごし方が旨く描かれた作品
それは、翔人がそういう生活の良さに気付く展開にも繋がる
又、脇役のスマ婆さんにシゲ爺がとてもいい味出してます。
読後温かい気持ちに浸れる一冊です。
しゃぼん玉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉 (新潮文庫)より
4101425469
No.7
(4pt)

切なる思いが報われる温かい小説

主人公翔人は、人を傷つけることに罪悪感を感じていない
故に生きる術として選んだ引ったくりで人を刺し、逃亡生活を余儀なくされる
そんな翔人が逃亡の成り行きで人里離れた村に住む老婆スマと知り合う
スマの住む村で翔人はスマの孫として滞在することになる
根本的な感情や生き方を見失っていた翔人が、衣食住を約束されたスマ婆さん宅に住むことで、心の葛藤をしながら自分の心と向き合ってゆく。
いつも人生を楽な方へ逃げていく生き方
楽な選択をして生きているにも関わらず翔人の心に渦巻く不安
自分の未来に希望が持てず、漠然としゃぼん玉のように消えていく将来を自分に重ねて憔悴する
「いつか消えてしまう」故にどんなことにも責任を負わず、投げやりにもなる
きらびやかではないけれど、日々の大切な時間の過ごし方が旨く描かれた作品
それは、翔人がそういう生活の良さに気付く展開にも繋がる
又、脇役のスマ婆さんにシゲ爺がとてもいい味出してます。
読後温かい気持ちに浸れる一冊です。
しゃぼん玉 Amazon書評・レビュー: しゃぼん玉より
4022579617