(中編集)

シェパード

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

シェパードの評価:

4.50/5点 レビュー 18件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.50pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全67件 41〜60 3/4ページ
No.27
(5pt)

空に現れた守護神

言葉では言えない、胸が暖かくなるような物語。
空のロマンが一杯。
シェパード (角川文庫) Amazon書評・レビュー: シェパード (角川文庫)より
4042537057
No.26
(5pt)

絶版本

絶版本です。面白いのに手に入らないのでマーケットプレイスで。思ったより綺麗な本が届きました。
シェパード (1982年) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: シェパード (1982年) (角川文庫)より
B000J7ONQG
No.25
(5pt)

絶版本

絶版本です。面白いのに手に入らないのでマーケットプレイスで。思ったより綺麗な本が届きました。
シェパード (1975年) Amazon書評・レビュー: シェパード (1975年)より
B000J94UP8
No.24
(5pt)

絶版本

絶版本です。 面白いのに手に入らないのでマーケットプレイスで。 思ったより綺麗な本が届きました。
シェパード Amazon書評・レビュー: シェパードより
4047910600
No.23
(5pt)

「殺人完了」

他の短編はさておき、「もし次元がルパンと出会わなければ
二流の殺し屋」というアナザーワールド脳内変換レビュー第2弾。

とゆーか「ルパンと出会う前の次元大介は傭兵時代以外だとこんな感じ」
というイメージに近いかもしれないのが本書収録「殺人完了」の登場人物
コルシカ人殺し屋カルヴィ。先にレビューした「イギリスから来た男」では
テレンススタンプが現地調達で2.5インチ38口径リボルバを
手に入れてましたが、それ以外に機内持ち込みバッグの中にオートマチックを
入れて持ってきている。この映画って9.11以前なんだけれど
実際は空港チェック通過するのが・・・

もっとリアルなのがコチラの「殺人完了」なのですが
コルシカ人の殺し屋カルヴィが最初パリからバルセロナへ
列車で移動しようか、と考える。空路利用ではオルリ空港で
簡単に銃器が見つかってしまう。列車移動の場合、国境の税関で
見つかった時にはスペイン警察に逮捕されるがこの時代ではまだ
フランコ軍事政権下。人道的とはとても言えないような扱いを受ける。
結局イベリア航空を利用して自分は空路で移動するが銃は別便で。
ブローニング9ミリを解体して分厚い本の中に隠し小包郵送する様子が
克明に描かれています。

(ところでジャームッシュ「ゴーストドッグ」ではウイテカーが
ハンダゴテ使いながらサイレンサを自作するシーンがありますが、
この小説でも本の中に仕込むパーツとしてはサイレンサが一番嵩張る
という描写もアリ。「アリエティ」でもお父さんが半田ごてとかで
ナンカ作ってた。他に本作ではサイレンサ薀蓄のくだりもある。)

この話は結局「本当の愛は金では買えない」と言う事が
依頼者視点でわかるトコで終わるのですが、カルヴィ自身は
ミションコンプリティドで「オトコには自分のセカイが
あるー」を地でイってます。
シェパード (1982年) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: シェパード (1982年) (角川文庫)より
B000J7ONQG
No.22
(5pt)

「殺人完了」

他の短編はさておき、「もし次元がルパンと出会わなければ
二流の殺し屋」というアナザーワールド脳内変換レビュー第2弾。

とゆーか「ルパンと出会う前の次元大介は傭兵時代以外だとこんな感じ」
というイメージに近いかもしれないのが本書収録「殺人完了」の登場人物
コルシカ人殺し屋カルヴィ。先にレビューした「イギリスから来た男」では
テレンススタンプが現地調達で2.5インチ38口径リボルバを
手に入れてましたが、それ以外に機内持ち込みバッグの中にオートマチックを
入れて持ってきている。この映画って9.11以前なんだけれど
実際は空港チェック通過するのが・・・

もっとリアルなのがコチラの「殺人完了」なのですが
コルシカ人の殺し屋カルヴィが最初パリからバルセロナへ
列車で移動しようか、と考える。空路利用ではオルリ空港で
簡単に銃器が見つかってしまう。列車移動の場合、国境の税関で
見つかった時にはスペイン警察に逮捕されるがこの時代ではまだ
フランコ軍事政権下。人道的とはとても言えないような扱いを受ける。
結局イベリア航空を利用して自分は空路で移動するが銃は別便で。
ブローニング9ミリを解体して分厚い本の中に隠し小包郵送する様子が
克明に描かれています。

(ところでジャームッシュ「ゴーストドッグ」ではウイテカーが
ハンダゴテ使いながらサイレンサを自作するシーンがありますが、
この小説でも本の中に仕込むパーツとしてはサイレンサが一番嵩張る
という描写もアリ。「アリエティ」でもお父さんが半田ごてとかで
ナンカ作ってた。他に本作ではサイレンサ薀蓄のくだりもある。)

この話は結局「本当の愛は金では買えない」と言う事が
依頼者視点でわかるトコで終わるのですが、カルヴィ自身は
ミションコンプリティドで「オトコには自分のセカイが
あるー」を地でイってます。
シェパード (1975年) Amazon書評・レビュー: シェパード (1975年)より
B000J94UP8
No.21
(5pt)

「殺人完了」

他の短編はさておき、「もし次元がルパンと出会わなければ
二流の殺し屋」というアナザーワールド脳内変換レビュー第2弾。

とゆーか「ルパンと出会う前の次元大介は傭兵時代以外だとこんな感じ」
というイメージに近いかもしれないのが本書収録「殺人完了」の登場人物
コルシカ人殺し屋カルヴィ。先にレビューした「イギリスから来た男」では
テレンススタンプが現地調達で2.5インチ38口径リボルバを
手に入れてましたが、それ以外に機内持ち込みバッグの中にオートマチックを
入れて持ってきている。この映画って9.11以前なんだけれど
実際は空港チェック通過するのが・・・

もっとリアルなのがコチラの「殺人完了」なのですが
コルシカ人の殺し屋カルヴィが最初パリからバルセロナへ
列車で移動しようか、と考える。空路利用ではオルリ空港で
簡単に銃器が見つかってしまう。列車移動の場合、国境の税関で
見つかった時にはスペイン警察に逮捕されるがこの時代ではまだ
フランコ軍事政権下。人道的とはとても言えないような扱いを受ける。
結局イベリア航空を利用して自分は空路で移動するが銃は別便で。
ブローニング9ミリを解体して分厚い本の中に隠し小包郵送する様子が
克明に描かれています。

(ところでジャームッシュ「ゴーストドッグ」ではウイテカーが
ハンダゴテ使いながらサイレンサを自作するシーンがありますが、
この小説でも本の中に仕込むパーツとしてはサイレンサが一番嵩張る
という描写もアリ。「アリエティ」でもお父さんが半田ごてとかで
ナンカ作ってた。他に本作ではサイレンサ薀蓄のくだりもある。)

この話は結局「本当の愛は金では買えない」と言う事が
依頼者視点でわかるトコで終わるのですが、カルヴィ自身は
ミションコンプリティドで「オトコには自分のセカイが
あるー」を地でイってます。
シェパード Amazon書評・レビュー: シェパードより
4047910600
No.20
(5pt)

「殺人完了」

他の短編はさておき、「もし次元がルパンと出会わなければ
二流の殺し屋」というアナザーワールド脳内変換レビュー第2弾。

とゆーか「ルパンと出会う前の次元大介は傭兵時代以外だとこんな感じ」
というイメージに近いかもしれないのが本書収録「殺人完了」の登場人物
コルシカ人殺し屋カルヴィ。先にレビューした「イギリスから来た男」では
テレンススタンプが現地調達で2.5インチ38口径リボルバを
手に入れてましたが、それ以外に機内持ち込みバッグの中にオートマチックを
入れて持ってきている。この映画って9.11以前なんだけれど
実際は空港チェック通過するのが・・・

もっとリアルなのがコチラの「殺人完了」なのですが
コルシカ人の殺し屋カルヴィが最初パリからバルセロナへ
列車で移動しようか、と考える。空路利用ではオルリ空港で
簡単に銃器が見つかってしまう。列車移動の場合、国境の税関で
見つかった時にはスペイン警察に逮捕されるがこの時代ではまだ
フランコ軍事政権下。人道的とはとても言えないような扱いを受ける。
結局イベリア航空を利用して自分は空路で移動するが銃は別便で。
ブローニング9ミリを解体して分厚い本の中に隠し小包郵送する様子が
克明に描かれています。

(ところでジャームッシュ「ゴーストドッグ」ではウイテカーが
ハンダゴテ使いながらサイレンサを自作するシーンがありますが、
この小説でも本の中に仕込むパーツとしてはサイレンサが一番嵩張る
という描写もアリ。「アリエティ」でもお父さんが半田ごてとかで
ナンカ作ってた。他に本作ではサイレンサ薀蓄のくだりもある。)

この話は結局「本当の愛は金では買えない」と言う事が
依頼者視点でわかるトコで終わるのですが、カルヴィ自身は
ミションコンプリティドで「オトコには自分のセカイが
あるー」を地でイってます。
シェパード (角川文庫) Amazon書評・レビュー: シェパード (角川文庫)より
4042537057
No.19
(5pt)

現実感あふれる驚き・・そして余韻

本作品は短編小説である。読むのにさして時間はかからない。
しかし、読み終えて強い衝撃を受ける事になった。

「シェパード」というタイトルとは違い、内容は航空作品である。
しかも大戦後間もない頃の一機のジェット戦闘機が主な舞台である。
この辺りはフォーサイス自身がかってパイロットであった経験が大きく影響
していると思われる。

クリスマスの夜、ヨーロッパ、確か北海上空を単機、帰路を急ぐジェット戦闘機
の電気系統が全て故障するという非常事態が発生する。
このクリスマスの夜という設定が暖かい地上の家庭から隔絶された遥か高空を
飛行する孤独な戦闘機の操縦席で起きている絶望的な事態を浮き彫りにしている。
そう、クリスマスの夜にレーダーを監視している管制官など一人もいない。
コンパスが不作動という絶対絶命の危機の前に現れたのはなんと大戦中に
使われていたモスキート戦闘爆撃機・・・。
モスキート機に誘導されるまま見知らぬ基地へと辿り着き着陸。
着陸した後で大戦中に使用されていた基地と知る。
一室へ案内され、その部屋で明かされる驚き・・・。深い余韻が残ると共に
「さすがフォーサイスだ。」と納得する。
シェパード (1982年) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: シェパード (1982年) (角川文庫)より
B000J7ONQG
No.18
(5pt)

現実感あふれる驚き・・そして余韻

本作品は短編小説である。読むのにさして時間はかからない。
しかし、読み終えて強い衝撃を受ける事になった。

「シェパード」というタイトルとは違い、内容は航空作品である。
しかも大戦後間もない頃の一機のジェット戦闘機が主な舞台である。
この辺りはフォーサイス自身がかってパイロットであった経験が大きく影響
していると思われる。

クリスマスの夜、ヨーロッパ、確か北海上空を単機、帰路を急ぐジェット戦闘機
の電気系統が全て故障するという非常事態が発生する。
このクリスマスの夜という設定が暖かい地上の家庭から隔絶された遥か高空を
飛行する孤独な戦闘機の操縦席で起きている絶望的な事態を浮き彫りにしている。
そう、クリスマスの夜にレーダーを監視している管制官など一人もいない。
コンパスが不作動という絶対絶命の危機の前に現れたのはなんと大戦中に
使われていたモスキート戦闘爆撃機・・・。
モスキート機に誘導されるまま見知らぬ基地へと辿り着き着陸。
着陸した後で大戦中に使用されていた基地と知る。
一室へ案内され、その部屋で明かされる驚き・・・。深い余韻が残ると共に
「さすがフォーサイスだ。」と納得する。
シェパード (1975年) Amazon書評・レビュー: シェパード (1975年)より
B000J94UP8
No.17
(5pt)

現実感にあるかもしれない驚き・・そして余韻

「シェパード」というタイトルとは違い、内容は航空作品である。
しかも大戦後間もない頃の一機のジェット戦闘機が主な舞台である。
この辺りはフォーサイス自身がかってパイロットであった経験が大きく影響
していると思われる。

クリスマスの夜に単機、帰路を急ぐジェット戦闘機に電気系統が全て故障する
という非常事態が発生する。
このクリスマスの夜という設定が暖かい地上の家庭から隔絶された孤独な
戦闘機の操縦席で起きている絶望的な事態を浮き彫りにしている。
クリスマスの夜にレーダーを監視している管制官など一人もいないのだ。
コンパスが不作動という絶対絶命の危機の前に現れたのはなんと大戦中に
使われていたモスキート戦闘爆撃機・・・。
モスキート機に誘導されるまま見知らぬ基地へと辿り着き着陸。
着陸した後で大戦中に使用されていた基地と知る。
一室へ案内され、その部屋で明かされる驚き・・・。深い余韻が残ると共に
「さすがだ。」と納得する。
シェパード Amazon書評・レビュー: シェパードより
4047910600
No.16
(5pt)

現実感にあるかもしれない驚き・・そして余韻

「シェパード」というタイトルとは違い、内容は航空作品である。
しかも大戦後間もない頃の一機のジェット戦闘機が主な舞台である。
この辺りはフォーサイス自身がかってパイロットであった経験が大きく影響
していると思われる。

クリスマスの夜に単機、帰路を急ぐジェット戦闘機に電気系統が全て故障する
という非常事態が発生する。
このクリスマスの夜という設定が暖かい地上の家庭から隔絶された孤独な
戦闘機の操縦席で起きている絶望的な事態を浮き彫りにしている。
クリスマスの夜にレーダーを監視している管制官など一人もいないのだ。
コンパスが不作動という絶対絶命の危機の前に現れたのはなんと大戦中に
使われていたモスキート戦闘爆撃機・・・。
モスキート機に誘導されるまま見知らぬ基地へと辿り着き着陸。
着陸した後で大戦中に使用されていた基地と知る。
一室へ案内され、その部屋で明かされる驚き・・・。深い余韻が残ると共に
「さすがだ。」と納得する。
シェパード (角川文庫) Amazon書評・レビュー: シェパード (角川文庫)より
4042537057
No.15
(5pt)

秀逸なダイイング・メッセージ

F.フォーサイスといえば、「ジャッカルの日」「オデッサ・ファイル」ということになるが、本書のような秀逸な短編もある。ここに収められている3作品もなかなかいい。

 一時のアヴァンチュールの代償は大きかった。しかしそれを取り返す男の執念を描いた「ブラック・レター」。

 狙った獲物は逃さない。しかし想定外のことが起きてしまって当初の目論見が見事に外れた「殺人完了」。

 かつて英国空軍に伝説の戦闘機乗りがいた。コンパスも無線も効かない霧の中で出会ったシェパードとは誰?
シェパード (1982年) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: シェパード (1982年) (角川文庫)より
B000J7ONQG
No.14
(5pt)

秀逸なダイイング・メッセージ

F.フォーサイスといえば、「ジャッカルの日」「オデッサ・ファイル」ということになるが、本書のような秀逸な短編もある。ここに収められている3作品もなかなかいい。

 一時のアヴァンチュールの代償は大きかった。しかしそれを取り返す男の執念を描いた「ブラック・レター」。

 狙った獲物は逃さない。しかし想定外のことが起きてしまって当初の目論見が見事に外れた「殺人完了」。

 かつて英国空軍に伝説の戦闘機乗りがいた。コンパスも無線も効かない霧の中で出会ったシェパードとは誰?
シェパード (1975年) Amazon書評・レビュー: シェパード (1975年)より
B000J94UP8
No.13
(5pt)

秀逸なダイイング・メッセージ

F.フォーサイスといえば、「ジャッカルの日」「オデッサ・ファイル」ということになるが、本書のような秀逸な短編もある。ここに収められている3作品もなかなかいい。

 一時のアヴァンチュールの代償は大きかった。しかしそれを取り返す男の執念を描いた「ブラック・レター」。

 狙った獲物は逃さない。しかし想定外のことが起きてしまって当初の目論見が見事に外れた「殺人完了」。

 かつて英国空軍に伝説の戦闘機乗りがいた。コンパスも無線も効かない霧の中で出会ったシェパードとは誰?
シェパード Amazon書評・レビュー: シェパードより
4047910600
No.12
(5pt)

秀逸なダイイング・メッセージ

F.フォーサイスといえば、「ジャッカルの日」「オデッサ・ファイル」ということになるが、本書のような秀逸な短編もある。ここに収められている3作品もなかなかいい。

 一時のアヴァンチュールの代償は大きかった。しかしそれを取り返す男の執念を描いた「ブラック・レター」。

 狙った獲物は逃さない。しかし想定外のことが起きてしまって当初の目論見が見事に外れた「殺人完了」。

 かつて英国空軍に伝説の戦闘機乗りがいた。コンパスも無線も効かない霧の中で出会ったシェパードとは誰?
シェパード (角川文庫) Amazon書評・レビュー: シェパード (角川文庫)より
4042537057
No.11
(5pt)

僥倖<つき>か。「善意」か。

『シェパード』について。
僥倖は期待しない。自分で何とかする。
しかし、結果的に「ついていた」。
僥倖だと思っていたが、もしかしたら
それは「善意」だったのかもしれない。
僥倖を期待しないのだから、
ましてや、他人の「善意」等期待しない。
それが本当に善意ならば礼をする。
言葉だけで謝辞を述べても「意味」が無い。
シェパード (1975年) Amazon書評・レビュー: シェパード (1975年)より
B000J94UP8
No.10
(5pt)

僥倖<つき>か。「善意」か。

『シェパード』について。
僥倖は期待しない。自分で何とかする。
しかし、結果的に「ついていた」。
僥倖だと思っていたが、もしかしたら
それは「善意」だったのかもしれない。
僥倖を期待しないのだから、
ましてや、他人の「善意」等期待しない。
それが本当に善意ならば礼をする。
言葉だけで謝辞を述べても「意味」が無い。
シェパード (1982年) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: シェパード (1982年) (角川文庫)より
B000J7ONQG
No.9
(5pt)

皮肉が利き、ペーソス溢れる三篇のフォーサイス劇場

フォーサイスといえば長編ポリティカル・スリラーの名手として知らぬ者無き
大家であり、その比類なき面白さに虜になった読書子も少なくなかろう。
私もそのクチだが、その彼の短編集があると聞き、手に取ったのが本書。
フォーサイスの短編集には本書の他に、八篇が収納されている「帝王」があるが、
原書では本書と一冊の本だとあとがきにある。本書には三篇が収められている。

「ブラック・レター」では、凡庸な勤め人が一夜の火遊びに及んだために、とんだ罠に
はまってしまう。人生のピンチに彼がとった意外な行動とは・・・。「殺人完了」では、
人生に飽きた大富豪が偶然出会った人妻に真剣に恋をする。夫のいる彼女を我が
物にするために思案し・・・。この二篇はいずれもラストにひねりをきかせている。
そしてタイトルの「シェパード」は私小説。空軍パイロットの「わたし」は、愛機で
赴任国ドイツから故国英国にクリスマス休暇で帰還途中、計器が故障、管制官との
連絡も不能、もはやこれまでと思われた時に「わたし」が目にしたものとは・・・。
皮肉が利き、ペーソスに溢れた珠玉の短編揃い。フォーサイスの別の才能を発見できる。
シェパード (1975年) Amazon書評・レビュー: シェパード (1975年)より
B000J94UP8
No.8
(5pt)

皮肉が利き、ペーソス溢れる三篇のフォーサイス劇場

フォーサイスといえば長編ポリティカル・スリラーの名手として知らぬ者無き

大家であり、その比類なき面白さに虜になった読書子も少なくなかろう。

私もそのクチだが、その彼の短編集があると聞き、手に取ったのが本書。

フォーサイスの短編集には本書の他に、八篇が収納されている「帝王」があるが、

原書では本書と一冊の本だとあとがきにある。本書には三篇が収められている。

「ブラック・レター」では、凡庸な勤め人が一夜の火遊びに及んだために、とんだ罠に

はまってしまう。人生のピンチに彼がとった意外な行動とは・・・。「殺人完了」では、

人生に飽きた大富豪が偶然出会った人妻に真剣に恋をする。夫のいる彼女を我が

物にするために思案し・・・。この二篇はいずれもラストにひねりをきかせている。

そしてタイトルの「シェパード」は私小説。空軍パイロットの「わたし」は、愛機で

赴任国ドイツから故国英国にクリスマス休暇で帰還途中、計器が故障、管制官との

連絡も不能、もはやこれまでと思われた時に「わたし」が目にしたものとは・・・。

皮肉が利き、ペーソスに溢れた珠玉の短編揃い。フォーサイスの別の才能を発見できる。
シェパード Amazon書評・レビュー: シェパードより
4047910600