秀吉の枷

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評判

秀吉の枷の評価:

3.93/5点 レビュー 61件。 C ランク

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平均点3.93pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全114件 81〜100 5/6ページ
No.34
(3pt)

竹中半兵衛に興味がわいた

前作「信長の棺」は歴史ミステリーという興味から読んだが、「秀吉の枷」はなぜ読み続けているのだろうか。ミステリーとはいえないのに。「信長」を読んでいなければ、面白みも半減するだろう。前作では秀吉嫌いのトーンが流れていたが、今作品では信長の非情さ、狂気がすごい。
 

秀吉の枷〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.33
(3pt)

竹中半兵衛に興味がわいた

前作「信長の棺」は歴史ミステリーという興味から読んだが、「秀吉の枷」はなぜ読み続けているのだろうか。ミステリーとはいえないのに。「信長」を読んでいなければ、面白みも半減するだろう。前作では秀吉嫌いのトーンが流れていたが、今作品では信長の非情さ、狂気がすごい。
 

秀吉の枷 (上) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (上)より
4532170699
No.32
(3pt)

前作よりはうまくなったような気がするけど

前半部分は、強烈にワンマンな社長に仕える叩上げサラリーマンとして
の秀吉の屈折した心情を描き、後半部分は本能寺の変から死ぬまでの秀
吉の行動についての謎解き、とりわけ彼の行動の「枷」となったものは
何かについて語っている。屈折した心情は良く書けてたと思う。多分実
体験等が豊富だと思うので。ただし、枷の部分は、単に書き方の問題か
もしれないが謎解きとしての説得力は弱いと思う。秀吉の哀しみや憐れ
さを感じさせるという点では大いに役立ったとは思うが。

末端はともかく、ある程度社長の近くに位置するような幹部社員ともなれ
ば社長のネガティブな側面がイヤでも目に付くもの。この作品は秀吉視
点なので、信長はどちらかというと否定的な描き方になっている。
総じて言うと、戦後の信長もの・秀吉もののベースを作っている坂口安
吾+司馬遼太郎路線を覆すほどのものではないという評価。
秀吉の枷 (下) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (下)より
4532170702
No.31
(3pt)

前作よりはうまくなったような気がするけど

前半部分は、強烈にワンマンな社長に仕える叩上げサラリーマンとして
の秀吉の屈折した心情を描き、後半部分は本能寺の変から死ぬまでの秀
吉の行動についての謎解き、とりわけ彼の行動の「枷」となったものは
何かについて語っている。屈折した心情は良く書けてたと思う。多分実
体験等が豊富だと思うので。ただし、枷の部分は、単に書き方の問題か
もしれないが謎解きとしての説得力は弱いと思う。秀吉の哀しみや憐れ
さを感じさせるという点では大いに役立ったとは思うが。

末端はともかく、ある程度社長の近くに位置するような幹部社員ともなれ
ば社長のネガティブな側面がイヤでも目に付くもの。この作品は秀吉視
点なので、信長はどちらかというと否定的な描き方になっている。
総じて言うと、戦後の信長もの・秀吉もののベースを作っている坂口安
吾+司馬遼太郎路線を覆すほどのものではないという評価。
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.30
(4pt)

アイデアが楽しい........ 目くじら立てずに、ご一読!

「信長の棺」に続き、早々と発表された第二弾。新聞で
見かけた著者へのインタビューでは次回作の、明智光秀
を主人公にした作品を含めて、三部作の構想だそうな。

この著者の手法を推測するに、まず登場人物の動静を
細大漏らさず調べ上げ、その上で、それら人物の互いの
行動の間に、「何か見落としていること」、「隠されて
いることはないか」と、眼光鋭く検証し、大胆な仮説を
立てる。

とりわけ、「桶狭間」のような「奇跡的」とされる事件
については大いに懐疑的で、「大事というものは、計算
し尽くして、必然的に成就されるものである」、という
信念を作品から感じるのは、うがち過ぎか。

また、秀吉が「自分は信長より人望、智略ともに勝る」
と自負した時、殺意を抱いた、という見方だが、「上司
と自分の力量を比較する」という習性は、企業人なら誰
しも同感できるところで、著者のサラリーマンとしての
キャリアも作品に反映されているようだ。

 意外だったのは、竹中半兵衛が高評価されている点で、
これは小和田哲男・著「軍師・参謀」の評価とは異にし
ている。ほかに作中、「半兵衛がいう通り、信長を備中
に誘い出して毛利に始末させれば良かった」、という
くだりは、新鮮だった。

「秀吉の出自」、「信長の殺害プラン」、「桶狭間の
襲撃方法」など、突拍子もないアイデアの連発ながら、
「小説」と割り切って、下巻に読み進むとしましょう。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.29
(4pt)

アイデアが楽しい........ 目くじら立てずに、ご一読!

「信長の棺」に続き、早々と発表された第二弾。新聞で
見かけた著者へのインタビューでは次回作の、明智光秀
を主人公にした作品を含めて、三部作の構想だそうな。

この著者の手法を推測するに、まず登場人物の動静を
細大漏らさず調べ上げ、その上で、それら人物の互いの
行動の間に、「何か見落としていること」、「隠されて
いることはないか」と、眼光鋭く検証し、大胆な仮説を
立てる。

とりわけ、「桶狭間」のような「奇跡的」とされる事件
については大いに懐疑的で、「大事というものは、計算
し尽くして、必然的に成就されるものである」、という
信念を作品から感じるのは、うがち過ぎか。

また、秀吉が「自分は信長より人望、智略ともに勝る」
と自負した時、殺意を抱いた、という見方だが、「上司
と自分の力量を比較する」という習性は、企業人なら誰
しも同感できるところで、著者のサラリーマンとしての
キャリアも作品に反映されているようだ。

 意外だったのは、竹中半兵衛が高評価されている点で、
これは小和田哲男・著「軍師・参謀」の評価とは異にし
ている。ほかに作中、「半兵衛がいう通り、信長を備中
に誘い出して毛利に始末させれば良かった」、という
くだりは、新鮮だった。

「秀吉の出自」、「信長の殺害プラン」、「桶狭間の
襲撃方法」など、突拍子もないアイデアの連発ながら、
「小説」と割り切って、下巻に読み進むとしましょう。
秀吉の枷 (上) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (上)より
4532170699
No.28
(4pt)

秀吉のことを少し理解できたような

ワンマン経営者(信長)に対する社員の処し方・・・そんな視点で読んでみると、とても身につまされます。特に下巻まで読み進むと、余計に悲哀に満ちてきますね。
もちろん歴史好きからすれば突っ込みたくなるところもあるのでしょうが、著者が、きちんと歴史を研究され、時間をかけて作品を組み上げられていることが実感でき、読んでいて好感が持てました。内容的には、斬新な解釈といったところまでは行きませんが、著者なりの秀吉像が生き生きと描かれており、歴史小説として高い評価を与えても良いのではないでしょうか。次回作は、光秀の立場で書いてくれると面白いかも。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.27
(4pt)

秀吉のことを少し理解できたような

ワンマン経営者(信長)に対する社員の処し方・・・そんな視点で読んでみると、とても身につまされます。特に下巻まで読み進むと、余計に悲哀に満ちてきますね。
もちろん歴史好きからすれば突っ込みたくなるところもあるのでしょうが、著者が、きちんと歴史を研究され、時間をかけて作品を組み上げられていることが実感でき、読んでいて好感が持てました。内容的には、斬新な解釈といったところまでは行きませんが、著者なりの秀吉像が生き生きと描かれており、歴史小説として高い評価を与えても良いのではないでしょうか。次回作は、光秀の立場で書いてくれると面白いかも。
秀吉の枷 (上) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (上)より
4532170699
No.26
(3pt)

因果相応

下巻は、淀に乗っ取られた豊臣家が話の主題です。
秀吉が本能寺に仕掛けたことが、まわりまわって、淀の乗っ取りとなって、秀吉の首を絞めたんでしょうね。

胸を張れないことをしてしまうと、そのしっぺ返しが。。。

いい教訓を表現した作品です。

秀吉の枷 (下) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (下)より
4532170702
No.25
(3pt)

因果相応

下巻は、淀に乗っ取られた豊臣家が話の主題です。
秀吉が本能寺に仕掛けたことが、まわりまわって、淀の乗っ取りとなって、秀吉の首を絞めたんでしょうね。

胸を張れないことをしてしまうと、そのしっぺ返しが。。。

いい教訓を表現した作品です。

秀吉の枷〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.24
(3pt)

もっと書いてもらいたかった

下巻は本能寺の変以降の秀吉の心の変遷を描き続けております。一つの行動はその解釈によって,その意味が大きく変わってきます。作者は秀吉の事跡の中で,彼らしくない愚かな行動とされている「関白秀次と一族の抹殺」および「朝鮮出兵」をも新しい解釈で描いております。
 さらに,秀吉は秀次を買っており,天皇家から自分の後継者を選び,秀次にその補佐役をさせるという,ビジョンを持っていたとの解釈には驚かされました。ただ,このような大きな題材を下巻だけで描き切るには無理があります。
 どうしても,説明不足となるために説得力が無く,そんな見方もできるのかと重みがありません。かえって表現が淡々としているだけに,茶々(淀君)がまるで疫病神のように秀吉のビジョンを破壊し,それに振り回される秀吉の姿が哀れさのみが印象に残ってしまいました。
 下巻をもっと長い作品として,新しい秀吉像を描いたならば,もっと楽しめたと思います。
秀吉の枷 (下) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (下)より
4532170702
No.23
(3pt)

もっと書いてもらいたかった

下巻は本能寺の変以降の秀吉の心の変遷を描き続けております。一つの行動はその解釈によって,その意味が大きく変わってきます。作者は秀吉の事跡の中で,彼らしくない愚かな行動とされている「関白秀次と一族の抹殺」および「朝鮮出兵」をも新しい解釈で描いております。
 さらに,秀吉は秀次を買っており,天皇家から自分の後継者を選び,秀次にその補佐役をさせるという,ビジョンを持っていたとの解釈には驚かされました。ただ,このような大きな題材を下巻だけで描き切るには無理があります。
 どうしても,説明不足となるために説得力が無く,そんな見方もできるのかと重みがありません。かえって表現が淡々としているだけに,茶々(淀君)がまるで疫病神のように秀吉のビジョンを破壊し,それに振り回される秀吉の姿が哀れさのみが印象に残ってしまいました。
 下巻をもっと長い作品として,新しい秀吉像を描いたならば,もっと楽しめたと思います。
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.22
(4pt)

信長の棺の後編として読みたい

前作「信長の棺」は本能寺の変の謎を太田牛一が追いつめるミステリーでした。本作品はその後編に位置づけられており,黒幕であった秀吉がなぜ信長を死に追いやったのかについて,彼を主人公にして解き明かしていきます。
 資料を丹念に集め,筋道をつけて描写していく作風は前作から変わっておりません。しかし,暗闇の中に潜む巨大な力に向き合う太田牛一を描いた前作に比べると,謎を解かれる秀吉が主人公になったためか,力強さに欠けているように感じられました。
 ケアレスミスが文中に見受けられることも原因かもしれません。「信長の棺」と合わせて読むと楽しめますが,本作品だけでは淡々として物足りなさを感じました。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.21
(4pt)

信長の棺の後編として読みたい

前作「信長の棺」は本能寺の変の謎を太田牛一が追いつめるミステリーでした。本作品はその後編に位置づけられており,黒幕であった秀吉がなぜ信長を死に追いやったのかについて,彼を主人公にして解き明かしていきます。
 資料を丹念に集め,筋道をつけて描写していく作風は前作から変わっておりません。しかし,暗闇の中に潜む巨大な力に向き合う太田牛一を描いた前作に比べると,謎を解かれる秀吉が主人公になったためか,力強さに欠けているように感じられました。
 ケアレスミスが文中に見受けられることも原因かもしれません。「信長の棺」と合わせて読むと楽しめますが,本作品だけでは淡々として物足りなさを感じました。
秀吉の枷 (上) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (上)より
4532170699
No.20
(5pt)

戦国時代のことが好きな人にはとても面白いと思います

前作に引き続き、戦国時代のことが好きな人にはとても面白いと思います。

信長が生きているときに既に、秀吉は自分自身で信長を超えつつあるんじゃないかと認識し始めていたという設定が生々しくて物語を面白くさせてるんじゃないかと思いました。

楽しみはあとにとっておくということで、下巻はもう少しあとに読むことにします。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.19
(5pt)

戦国時代のことが好きな人にはとても面白いと思います

前作に引き続き、戦国時代のことが好きな人にはとても面白いと思います。

信長が生きているときに既に、秀吉は自分自身で信長を超えつつあるんじゃないかと認識し始めていたという設定が生々しくて物語を面白くさせてるんじゃないかと思いました。

楽しみはあとにとっておくということで、下巻はもう少しあとに読むことにします。
秀吉の枷 (上) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (上)より
4532170699
No.18
(4pt)

著者ならではの心理描写が冴える!

いきなり、竹中半兵衛の死から始まる“秀吉物”というのも新鮮だが、
中国攻めから本能寺、信長没後の目くるめく勢力変遷、各大名がしのぎを削る
駆け引きが面白い。
 秀吉と二人の軍師、半兵衛と黒田如水との関係も、意識してだろうが、
劉備とホウ統、孔明を彷彿とさせる。
 全体として品よく仕上がっている。
 上巻は、大阪城を建設し、天下取りを確かなものにするあたりで終わるが、
信長が死してなお秀吉に大きな影を落としていく様が見事に描かれている。
 このとき秀吉48歳。“人生五十年”の時代では、既に老境。
 跡継ぎのいないあせりも宜なるかな。
 この辺の心理描写は、著者の年齢もあろうが、身につまされるほど、うまい。
下巻の、更なる展開に期待。

秀吉の枷〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.17
(4pt)

著者ならではの心理描写が冴える!

いきなり、竹中半兵衛の死から始まる“秀吉物”というのも新鮮だが、
中国攻めから本能寺、信長没後の目くるめく勢力変遷、各大名がしのぎを削る
駆け引きが面白い。
 秀吉と二人の軍師、半兵衛と黒田如水との関係も、意識してだろうが、
劉備とホウ統、孔明を彷彿とさせる。
 全体として品よく仕上がっている。
 上巻は、大阪城を建設し、天下取りを確かなものにするあたりで終わるが、
信長が死してなお秀吉に大きな影を落としていく様が見事に描かれている。
 このとき秀吉48歳。“人生五十年”の時代では、既に老境。
 跡継ぎのいないあせりも宜なるかな。
 この辺の心理描写は、著者の年齢もあろうが、身につまされるほど、うまい。
下巻の、更なる展開に期待。

秀吉の枷 (上) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (上)より
4532170699
No.16
(3pt)

面白い歴史ミステリーだが・・・

作者は、「勝者に悲哀を 敗者に美学を」という考え方で、作品を書いていると「あとがき」で述べている。確かに、下巻は子供の出来ない秀吉が、後継作りに必死になっている様は、ある意味滑稽でもあり、天下人としての権力者の「悲哀」が感じられる。
しかし、上巻が「信長の棺」の裏表のような本で非常に興味深かったのに対し、下巻は「秀吉をめぐる女たち」とでもタイトルをつけた方がいいほど、秀吉の周りの女たちの描写ばかりである。秀吉の権力者の悲哀を書くのであれば、思い切って、枚数を倍にして単独の作品にしても良かったのではないかと思う。
「信長の棺」からの一貫した面白い歴史に対する見解なだけに、もっとしっかりと書いても良かったのにと残念に思った。
秀吉の枷 (下) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (下)より
4532170702
No.15
(3pt)

面白い歴史ミステリーだが・・・

作者は、「勝者に悲哀を 敗者に美学を」という考え方で、作品を書いていると「あとがき」で述べている。確かに、下巻は子供の出来ない秀吉が、後継作りに必死になっている様は、ある意味滑稽でもあり、天下人としての権力者の「悲哀」が感じられる。
しかし、上巻が「信長の棺」の裏表のような本で非常に興味深かったのに対し、下巻は「秀吉をめぐる女たち」とでもタイトルをつけた方がいいほど、秀吉の周りの女たちの描写ばかりである。秀吉の権力者の悲哀を書くのであれば、思い切って、枚数を倍にして単独の作品にしても良かったのではないかと思う。
「信長の棺」からの一貫した面白い歴史に対する見解なだけに、もっとしっかりと書いても良かったのにと残念に思った。
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053