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沈黙の森



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【この小説が収録されている参考書籍】
沈黙の森
沈黙の森 ((徳間文庫))

沈黙の森の評価: 3.12/5点 レビュー 17件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(3pt)

元ヤクザの過去と現在が交差する衝撃作

本書は、冬の軽井沢を舞台にしたノワール小説。

元ヤクザ、田口健二が主人公。

物語は、田口の過去と現在を交錯させながら進行する。

彼の内面や葛藤は深く掘り下げられ、読者は彼の正義と暴力本能の間で揺れ動く心情を垣間見ることができる。

著者は、田口のキャラクターを通じて、暴力という行為が個人に与える影響と、それが周囲の人々に及ぼす波紋を巧みに描き出している。

本書は緊張感とスピード感あふれる展開でイッキ読みできる。

暴力シーンの描写が多いので、こういった話が苦手な人は要注意。

田口の愛犬である疾風が物語に温かみを加えている点も、印象的な要素のひとつ。
沈黙の森Amazon書評・レビュー:沈黙の森より
4198628246
No.16:
(5pt)

狂騒の森

バイオレンス映画を観ているような臨場感とリアルな暴力性、その裏に潜む静寂に、ゾクリとするほどの魅惑を感じ作品。
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No.15:
(5pt)

スピード感

馳さんの真骨頂ですね。
一気に読み終えました。
また不夜城のような小説期待してます。
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No.14:
(2pt)

いや最後がさぁ

なんかそのまま逃げてうまく隠れてくれればよかった。ただの暴力大好きなバイオレンスジジイの物語でした。
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No.13:
(4pt)

得意分野で作者の腕が光る

新宿の暴力団の金5億円を持ち逃げしたチンピラが軽井沢に潜伏しているとの話を聞きつけた極道たちが閑静な別荘地に続々と集結し始める。
軽井沢には、かつて新宿で「5人殺し」とよばれた凄腕の元ヤクザ田口が真面目に別荘の管理人を務めていたが、当然彼もこの嵐に巻き込まれていく。

迷惑至極な話。でも、極道やゴロツキの話を書かせたら、この作者はほんとに巧い(相変わらず女性を描くのが下手、というか女性に意地悪だけど)。
登場人物たちは生き生きと、そしてストーリーは緊張感が途切れることなく展開していく。
まあ、如何せん、登場人物の質が質なので、こういう話にはなりますね。
読者によっては眉をひそめる人もいるでしょうか、個人的には面白かったです。抑圧から解放・発散されるエネルギーというものを楽しみました。
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No.12:
(2pt)

大雑把。散漫。

ヤクザだった過去を捨てて、軽井沢の別荘の管理人として、つつましやかに生活する 田口健二。
金を持ち逃げした男が、軽井沢にやってきたことで、過去が、一気に押し寄せる。
田口健二は、ケンとなり、ヤクザの抗争に巻き込まれて行く。
田口の女と言われ、カメラマン紀子は 陵辱される。ケンは、それを契機に凶暴化する。
疾風 というイヌが活躍する。地元のヤクザ 遠山が、『純真』で、おもろい。
刑事 安田も しつこく、とぼけている。
ケン、遠山、安田のキャラクターは、浮き出ているが、
あとは、大雑把すぎて、物語が盛り上がらない。ちょっと、散漫となる。
ヤマギシが重要な感じがするが。
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No.11:
(4pt)

沈黙の森の評価は4です

前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。
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No.10:
(3pt)

やっぱり馳星周の物語

馳星周らしい話。途中で主人公が感情をコントロールできなくなりはちゃめちゃになる。主人公の周りの人もみんな破滅する。ある主、定番の流れだった。
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No.9:
(3pt)

どうしていつも

だいたいのお話のニュアンスは解かっていたりするのに新刊が出ると購入してしまうのだろう?
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No.8:
(2pt)

初の駄作か。

P. 441 の台詞「森の枯れ木を生き血で染めてやろう。 植物も動物も喜ぶだろう。」のあたりからひたすらつまらなくなって生きます。 人間関係があまりにもあり得ない設定。 悪い意味で驚きました。
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No.7:
(2pt)

殺しすぎ

中盤から無意味に殺しすぎ。
他作では、終盤で殺人中毒気味に殺しまくる というパターンが多いが、
今回はもう中盤から殺しまくり。
一般人の不動産屋を問答無用で殺すのはどう考えてもやりすぎ。
そして、殺す際の葛藤も何も描かれないただの暴力なので、だんだん食傷気味になってくる。
『ブルーローズ』の終盤の殺人スーパーマン状態。
どこかで見たことあるぞこの感じ と思ったら、
沈黙シリーズのスティーブン・セガール。
タイトルもなるほど『沈黙の森』。
『奴らを高く吊るせ』『弥勒世』が秀作だっただけにちょっと残念。
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No.6:
(2pt)

さすがに衰えたか

かつての疾走感は一体どこへ?と問いただしたくなるほどに失速感がハンパない。
田口健二とその犬に、自分自身と愛犬を投影させているであろうことは痛いほどに
伝わってきたものの、あまりにも感情移入しすぎているせいか、逆にリアリティが
なくなってます。言動もナルシスティックすぎていて、正直読み進めるのが辛かった。
クライマックス部分は特にひどい。
物語もつねに田口に都合よく進んでいるようにしか見えずに、緊張感の欠ける展開
でした。ハリウッドのアクションスターが俺様バンザイな自己愛映画を作るのに
似ている感じですかね。

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No.5:
(3pt)

手馴れた物語、しかし驚きとか、新味とか.....

ストーリーはよく在る話。登場人物にも特に肩入れしたくなる、あるいはグッと魅せられる者もなし。
しいて挙げるなら、疾風。しかし彼は犬。舞台は何時もの都会から軽井沢。
しかし、さして代わり映えはしない。

この作品も、やっぱりというか、残念ながら、あの『不夜城』を越えられなかった。
あれから何年か? いつか、あの劉健一を凌ぐキャラを創作し、あの『不夜城』の如き物語を
再び紡いでくれるのでは、といつも何時も新作を読破してきたが、いよいよ飽きてきた。
再接近の兆しが見えないのだ。
確かにフランス映画のノワール(黒)の趣きはあるのだが、決して交われない微妙な取り違えを
してるんじゃないのか、心配になる。

思えば、この作者の失敗は、アジアン・ノワールの雄・劉健一を抹殺してしまったことではないかなぁ?
おまけに、劉健一の後継者になれそうな人間まで殺してしまった。
その為に長い間、新たなキャラを見つけ出せず、苦労している気がする。
私的には、『不夜城』で見せられた<闇より暗い暗黒>が忘れられず、ここまでついて来たが、
見限る時が近いかもしれない。

余談だが、昨年の海外ミステリーNo.1『犬の力』の読感が『不夜城』に近いと感じるのは、私だけか?
『不夜城』の出来がそれほどの物であった、と言う事なのだが・・・
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No.4:
(3pt)

主人公は、犬ですね

愛犬の死を見とるために、軽井沢の別荘に、こもっていた作者が書いた本ということで、主人公は5人殺しの健ではなくて、愛犬のほうでしょう。ひたすすらに、健に従い、訓練すればなんでもできると健に言わせ、善も悪もなく、噛み殺し、食事を楽しむ。愛犬のことをひたすら考えて、彼を主人公にしてしまった。後は、付け足しのような気が。
沈黙の森Amazon書評・レビュー:沈黙の森より
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No.3:
(3pt)

相変わらずの闘争

馳さんは、「不夜城」読んで、こりゃあものすごい作家がでたなぁ…としばらくファンになって読んでいたが、作風というか内容がいつも暴力団と中国人マフィアの派閥争いでしかないので、少し飽きてきて読むのをしばらくやめていた。

今回「沈黙の森」という題名からすると、暴力団などとは全く無縁の小説だろうと思い読んでみたのだが、なんと軽井沢の山の中で暴力団の抗争と言う話で、舞台が東京から軽井沢に変わっただけだった(笑)

ただこの人の暴力描写、縄張りなどの闇の掟の描写などは本当にリアルでその世界にいたのだろうとしか思えない。

この主人公は、20年前に東京で中国人を次から次にぶち殺して恐れられあがめられいたのだが、ある理由で突然消えてしまい、伝説となっていた。

その殺人マシーンが過去を隠して軽井沢で別荘の管理人をしていた。

その軽井沢にある暴力団の3億の金を盗んだ奴が隠れている…という情報があり、3億を求めてありとあらゆる組が乗り込んできて、地元のやくざ、地元の警察などを巻き込んで金の争奪戦が始まり、それに伝説の主人公も巻き込まれていく…というおきまりの流れ。

しかしこの人の描写が息もつかせずと言う感じでページをめくらせるために、私も早く次が読みたいから今日は飲まずに帰ります…という状態であった。

ものすごく分厚い本ですが、一気に読ませてくれます。
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No.2:
(5pt)

健 カクイイ

「5人殺しの健」が壊れて(?)いくのか、それとも復活するのか?
いままでの馳氏の作品にはなかった、強い男像を持った主人公の立ち回りは痛快そのものでした。
他キャラもいい味出してました。
骨太感が溢れてました。911倶楽部の主人公と何故かダブってしまいましたが、
同作品のもそれに負けない違った意味での「温かさ」をもった主人公だと感じました。
沈黙の森Amazon書評・レビュー:沈黙の森より
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No.1:
(2pt)

期待していただけに・・・

5億の金を持ち逃げしたヤクザが軽井沢に潜んでいる、と言う情報を得た筋者が達が続々と軽井沢に終結。昔、新宿で名を馳せた「5人殺しの健」は今は犬とひっそり軽井沢で暮らしていたが、この騒動に否応無く巻き込まれていく。5億の壮絶な争奪戦とガンアクション、これで面白くないわけがない、と思って読んだのだが。。。結果的に言うと、非常にガッカリでした。それぞれのキャラ立ちが良くないし、馳氏得意のノワール感がかなり薄い。健、それに対抗する地元ヤクザ、刑事の3人を軸に話が進み、二転三転する現金争奪戦を期待したいた私は大分期待を裏切られた。コメディタッチの遣り取りも頂けなかったし、最後の対決もダラダラと長く緊張感を欠く。銃撃戦も意外にあっけなく終わるので、壮絶なファイトシーンも少なめ。色々なキャラが出てくる割にはその描写がかなり中途半端で感情移入もできなかった。今まで馳氏の作品と違って、謎解き(駆け引き)やゲーム的要素が少なく、純粋なアクション小説であっただけに、かなり消化不良でした。これなら、夜光虫やブルーローズの戦闘シーンの方が100倍楽しめます。期待していただけに、非常に残念に思いました。
沈黙の森Amazon書評・レビュー:沈黙の森より
4198628246

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