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殺戮ガール(殺しも芸の肥やし)
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殺戮ガール(殺しも芸の肥やし)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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芸のためなら、命もいらぬ~って、他人のかよ! 芸の肥やしになるなら、犯罪も厭わないっていうのは、ただの精神破綻(異常)者。 目的のためには、手段を選ばず。 これを深堀すると、信念の魔術になる。 〇〇が欲しいなぁ〰とか、●●になれたらええなぁ~ぐらいでは、夢は叶ったりしない。 何が何でも!!という感じでないと、願望は実現しない。 | ||||
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死亡フラグシリーズがなかなか面白かったので手に取りました。あちらの痛快なお話とはだいぶ趣向が異なります。 次々と罪もない人たちが殺され、人生を狂わされていく、そのさまが「例のシリーズと同じ文体で」書かれています。 そこに、まず違和感があります。おどろおどろしいのに軽いんです。全体的に。読みやすくはあるのですが。 だから、この先「彼女の素性が明らかになるにつけ、殺人には意味があったのでは?」なんて深読みしてしまいます。 あるいは、逮捕されるか殺されるか、ケリがつくんじゃないか、と期待を持ってしまいます。 そういうお話ではありませんでした。 (理由とも呼べないような)つまらない理由で人を殺し、最終的には姿をくらましてエンドです。 ちょっと期待を裏切られました。読みやすいので最後まで一気に読めましたが後味が悪いことこの上ないです。 続編でも何でもいいので、彼女が罪を償いうようなケリをつけてほしいものです。 | ||||
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装丁やタイトルなどからライトタッチのキャラミステリーかと思う人もいるだろうが、そこはこの著者、一筋縄でいかず、女子高生を30人生き埋めにしたり、自分の幼い子供までボンベで吹き飛ばすなど倫理観皆無の超残虐的女性が、次々罪のない人を片っ端から残酷に殺害しながらお笑い芸人を目指す姿を描いていくという、いったいこれは何じゃというような作品になっている。読後は救いがなく超バッドテイストである。 次々と接近した女性の戸籍などを奪って他人に成りすましていくなど、どことなく宮部みゆきの火車を彷彿とさせる要素もあるが、本人は微塵も意識していないだろう。社会派要素皆無。ひたすら空気を吸うように人を殺害する主人公が明るく描かれている。読んでいると本当に自信の倫理感が崩壊していきそうだ。 七尾ミステリーはいわゆる、密室やアリバイなどの新本格系要素は皆無で、ほぼ無差別殺人のミッシングリンクネタばかりだが、本作もその路線。 ギャグなのか何なのか読んでいる方が困ってしまうようなラスト一行など、ふざけているのに読後最悪という悪趣味ぶりが際立つ一冊。好き嫌いはかなり分かれそうである。 | ||||
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「殺戮」と「ガール」を並置することの違和感が そのまま本作のリアリティを担っている気がする。 目の前の三歳の女の子を始末するのに思い悩む わけでもなく、殺害方法をゲームを楽しむように くじ引きできめようとする女子高生。 彼女の「殺人癖」と「お笑い好き」。これも両立の しようのなさそうな属性を矛盾なく内包させる設定が 面白い。 確かにぶっとんだ空想的な設定かもしれない。 しかし、ある種のリアリティを感たのも確か。 ページを繰る手も止まらない。 | ||||
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修学旅行のバスがまるごと失踪し、その事件を引き起こした犯人が次々と事件を起こす。 事件に関わりのある複数の人物の視点で物語は進んでいきます。 前半は色々と話が広がっていくので、この先どうなるのだろう?と読み進められました。 終盤にかけても予想はついたにしても、それなりに楽しみながら読みきりました。 ただ発想は良いのに著者の力量が追い付いてない様な印象を受けます。 これは他の作家にも言える事ですが、普通使わない漢字を使ったり、敢えて難解な言葉を使う事で全体のリズムが悪くなり読みにくくなっています。 シリアルキラー物は2タイプしか成立しないと思います。 理由など無く殺したいから殺す、快楽殺人者タイプ。 もう1つは殺人衝動を抑制出来ずに殺すが自分の行動に苦しんでいるタイプ。 シリアルキラー物としても中途半端な感じが否めない。 それなりに楽しんだはずなのに色々と穴が多くて雑な部分も目立つので満足したとは言い難い。 | ||||
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タイトルが気になって本屋で購入。 途中までは読んでて面白かった反面、これはミステリーか?と疑問視していた。 ラストは…脱力感と不完全燃焼になった。 もっと突き詰めて欲しかった。 | ||||
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途中までは、良かったです。一気に半分以上読め、続きが気になって気になって。 終盤に差し掛かる頃から、疑問というか、これは無理じゃない?みたいな描写が増え始めます。こんなんじゃ怪しまれるし、犯人特定出来ちゃうんじゃない?っていう犯行も。 メインのトリックは、大胆だがリスクも大きかった気も。そこまで上手くいかないんじゃ?。丸一日かけた作業の反対を一瞬で終わらせるなんて無理でしょう。しかも1人で。 途中語られる、彼女の過去も中途半端。それだけ?って感じです。 ブラックユーモアミステリーとあるけど、あまり笑えはしないし。気持ち悪いだけ。 デビュー作もそうだったけど、もうちょっとラストなんとかならないかな。すっきりしない。 | ||||
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