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万能鑑定士Qの事件簿XII
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万能鑑定士Qの事件簿XIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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一旦区切りとされる作品、原点回帰して、初期作のように クライアントが相談に訪ねてきて依頼に応えて謎とくパターンでした。 やっぱりこのシリーズは推理小説だなと唸らされました。 メイントリックはよく読んでいれば冒頭の開け方で推理できます。 騙す相手は常に1人か2人なので可能になります。ロジックとしては 台湾の漢字の間違い等と違い細かく作りこんであります。 紙の裏表鑑定については画用紙で試したら本当に同じ事が出来ました。 履歴書の抽選はトランプ等で本当にやってみると自分でもびっくりします。 改めてこのノベルは「面白くて知恵がつく、人の死なないミステリ」だなと 思いました。 主人公にキャラ萌えしてそっちの展開だけを期待すると楽しめないかもしれません。 最初にシリーズ開始時にそうであったように、ライトな推理小説が好きな人向けです。 | ||||
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コピアは華蓮も「出会っちゃいそう」と言ってるし藍原からの流れからして個人のニックネームだろう。 究極の贋作者とかそういう感じ。 組織とか勝手に早合点するのは、このシリーズでは「パリに行く」ってだけですぐ「千里眼っぽくなってしまう」 とか言いたがる人で、実際には売れ行きや読書メーターの感想数も考慮してもQシリーズは全然独自の 読者層向けに書かれているから心配いらんと思う。先入観をさっさと捨てたほうが楽しめるだろう。 前作の冒険小説風味付けと違って本作は本格ミステリ風味付け。推理しながら読むのが一番楽しめる。 その傾向のは4とか9とか過去の巻にもあったが今回の方がトリックがよく出来てる。 これは本質的に一話完結ライトなミステリであってキャラ萌え小説でないから、ハードな社会性が籠もった 終盤は良かったと思った。前作はむしろ番外編だろう。 | ||||
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1期のラストですが、温かみのある結びでいかにも人の死なないミステリの このシリーズ的です。 一応の最終巻がどう結ばれるかと思ってましたが、一話完結読み切り型ミステリが 本分なので、今回もそうです。と言うよりむしろ今回こそが今までで一番、 ストレートなミステリで、依頼人が莉子の元を訪ねて調査に乗り出して…と 探偵調です。 太陽の塔の中は動画サイトでも検索すると観れますが、あの通りなんですね。 ちゃんと推理で追っていき意外な真相に行き着く話です。 最後にもう一つ大きな真相が出てきますが、オカルト的事象の発生の因果話を うまくトリッキーに仕上げた辺り、第2巻の力士シールの真相や「シャーロック・ ホームズの事件簿」の「吸血鬼」という短編と同じく、よくこんな事考えられるな と感心しました。 改めて振り返ると12巻、実にバリエーション豊かで変化に富んでいて、 題材や素材も面白く、アイディアやトリックや知識やトリビアが目白押しでした。 新シリーズは「推理劇」という題名ですからきっと推理物としての側面が強化される のでしょう。私もコピアはグループじゃなく雨森華蓮の上をいく贋作師だと思います。 にしても莉子は小笠原とあんなツーショットを撮らせるのだからもう公認の仲ですね。 最後の指輪の犯人は誰なのだろう…? | ||||
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