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(短編集)
PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>
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PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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マコトを訪ねてきたリンが語る暴行事件の話は衝撃的だった。事件から立ち直り、強く生きて いく決心をしたリンに惹かれていくマコト・・・。だが、再び魔の手がリンに迫る!マコトはリンを 救えるのか?表題作「PRIDE」を含む4編を収録。IWGP(池袋ウエストゲートパーク) シリーズ10。 プライドって、なんだろう? マコトがそうつぶやいているが、私も同じ疑問を持った。それは、その人自身が何ものにもつぶされる ことなく輝き、そして生き続けるエネルギーの源なのか?「PRIDE」に出てくるリンの持つプライドは、 まさにそういうものだ。どんなにつらいことがあっても、立ち上がり歩き出す。彼女の強さを支えて いるのがプライドなのだ。そんな彼女に、マコトは好意を抱く。二人のこれからがとても気になる。 そのほかの3編、データを盗まれたエリートの男を描く「データBOXの蜘蛛」、弟にケガを負わせた 犯人を探す姉を描いた「鬼子母神ランダウン」、30歳を過ぎてもなおアイドルでい続けようとする 女性を描いた「北口アイドル・アンダーグラウンド」もよかった。特に「鬼子母神ランダウン」では、 タカシの意外な一面を知ることができ興味深かった。マコトやタカシは、このシリーズの中で確実に 年を重ねている。彼らの今後がどうなるのか・・・。次回作を楽しみに待ちたい。 | ||||
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シリーズ10作目にして最高傑作のひとつだと思う。 いつもながら時事問題を絡めて池袋流で味付けをする。今回の味はビターな恋愛もの。特にキング、タカシが恋をします。あのクールなイケメンタカシが恋をします。お相手はあれ?キングってそんな趣味?という感じです。マコトも恋をしていますが、マコトは恋多き男性なのでいつもどおりな感じです。 | ||||
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まず帯で「マコト、恋に落ちる」の文字。しかもキング・タカシと同じ女性を好きになる、というような内容もあったので ワクワクしながら読みました。 1話目は携帯電話を紛失して、拾い主に脅迫される管理職のサラリーマンの話。 簡単な案件かと思いきや、恋愛も絡んできてあっさり解決にはならず。 2話目は地下アイドルの話。地下のライブハウスなんかで活動するマイナーなアイドルと それを追っかけるファンと、ストーカーの話。 人間関係の難しさや危うさ、夢を追いかけることへの不安や迷い、 でも最終的に自分の決断をしたイナミはかっこいい。 3話目は自転車事故の話。なんとキングが恋に落ちます。 キングの恋愛話は今まで読んだことなかったから、キングも普通の人間だったんだと好感持ちました(笑) しかも好きになった子は○○○○○型。意外です(笑)。 4話目は3年前にレイプをされた女性がマコトやタカシと共にレイプ犯を探す話。 ホームレスを対象にした自立支援施設の話も出てきます。 レイプに遭った被害者のリンの強さが美しいです。 マコトやタカシがメロメロになるのも分かります。 ひとつ残念だったのは前作で真島家に養子に入ったクーの事が 少しも出てこなかった事ですかね。 | ||||
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