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鬼物語
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鬼物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 21~40 2/3ページ
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この話については「本当はいらなかったのではないか」などといった意見も出ていますが、私としてはそれも閑話休題、ということで良かったと思っています。 というかそもそもこのシリーズにそういった大きな話しの流れのようなものはなかったのではないでしょうか。 そしてこの話、いつもの掛け合いも去ることながら、ラストは本当に泣けました。 あくまで閑話休題としての読み切りの1本として捉えれば、十二分に楽しめるのではと思います。 | ||||
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前半は忍、後半は八九寺メインのお話となります。(以下、微妙に本編の内容に触れます) と、言うより先にネタバレしてしまうと、物語の構造が『まよいマイマイ』に良く似た形になっています。巻きこまれたと思われていた女の子が、むしろ物語の中心にいたというどんでん返しの構成。 違うのは、どんでん返しの種明かしの役を忍野ではなく臥煙さんがやっていること。 同じなのは、阿良々木さんが―――これ以上なく無力であること。 けれども、最終巻への引きとして、終わりに向けてのモチベーションを高めるのに、これ以上なくふさわしい物語になっていると思います。 犠牲は、あまりにも大きいものとなりましたが。 大好きな女の子があんな選択をしなくてはならなくなって、そのまま引き下がるつもりはない。そうでしょう、良々々木さん?……失礼、噛みました。 | ||||
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作者の性格ですので変わる可能性は大でしょうが…。 この作品を書き終えた段階ではまだ彼女は消えてはいないでしょう。 鬼物語の言葉のトリックに当てはめると、そう感じます。 また真のラスボスとは。 忍野扇ちゃんは…。 恋物語気になります! | ||||
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個人的に忍の一人目の眷属はずっと気になっていたので意気揚々と読んでいたのですが、なんというか、ちょっと寂しかったです。 西尾さんは何百年と生きる吸血鬼としての、ヒトとは違う思考回路や行動などを表現したかったのかな?と思いますが…… もう少し忍を人間らしくしてもよかったのではないかな、と。 ヒトでも怪異でもないモノの現れた原因理由として考えれば必要な話ではありましたが、味気なかったです。 忍の過去についての部分以外は、他のレビューにもある通り傾と対を成すように八九寺メインでした。 物語シリーズの見所の掛け合いは、登場キャラクターのこともあって阿良々木は舞い上がりすぎかな? ちょっとしたチートキャラも出てきてしまったり、少し急ぎ足なようにも感じられましたが あのシーンは恥ずかしながら涙ぐんでしまいました。 八九寺真宵というキャラクターのためにも、必要な一冊だと思います。 そしてこの鬼物語から登場したあのヒトや、ヒトでも怪異でもないモノ、そして扇の台詞。 きっとこれらが恋物語で重要な役割を担うのでしょう。 ……というか、担って欲しいです。 | ||||
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一人目のけんぞくの扱いが酷すぎた気がしますが、面白かったですよ。 買う前に他の人のレビュー見てて、一番好きなキャラが消えるのかと悲しみましたが、読み終わって自称忍野の姪が、復活フラグ立ててない?って思いました。 僕は、このフラグに期待します。 | ||||
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『くらやみ』という因果律を正す存在が現れて主人公達を襲います。 『くらやみ』は遠隔操作型のスタンドみたいで発動条件があるそうです。 『鬼物語』では謎のラスボス忍野扇(性別不明)の謎が、少しだけ明かされます。 忍野扇に両親がいて、両親の命令で動いていることが語られます。 忍野扇も因果律を正すために活動しているそうです。 臥煙伊豆湖が久しぶりに登場。 忍野忍や臥煙伊豆湖は、『ベルセルク』のゴッドハンドを連想させる存在です。 やはり千石撫子は因果律に選ばれた存在なのだろうか? 忍野一族と臥煙一族の謎、臥煙伊豆湖の大学時代のサークルとは? 謎だらけです。 『鬼物語』は、『傾物語』の後日譚として始まります。 時間としては『猫物語(白)』のひとコマなのですが、神原駿河は出てきません。 阿良々木暦が神原駿河にメールを送って、異世界で一緒に戦う物語は今度みたいです(『外伝』扱いか?)。 『鬼物語』は、忍野忍(キスショット)の物語のはずですが、出番が多いのは八九寺真宵です。 忍野忍(キスショット)は、本の真ん中ぐらいで四百年前の回想を語るぐらいしか出番がありません(それでもかなりのページ数がありますけど)。 『傾物語』の逆みたいな作りです。 オチも『傾物語』と真逆になっています。 | ||||
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傾物語とは、逆に、今度は、真の主人公は、真宵ちゃん。確かに幼女と童女と少女もよいけど。 はっきりいって悲しかったです。物語シリーズは、悲しいことは、ほとんどなかったのですけど、 やっぱり悲しい。こうなる必然性はあったのか。 暦さん、女子高生だからといって、あやしげな方とやけに親しそうですね。ああ〜。 | ||||
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感じ方はそれぞれですが、私はとても楽しめました。物語史上最も切ない結末です。 大きな目で見ればグッドエンド、ある人物たちから見ればバッドエンドなのかもしれません。でもそこには一転の曇りもなく、とても綺麗な結末でした。 読まなきゃ損することだけは間違いなしです。 | ||||
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伏線回ですね。シリーズとしてはまぁまぁですが、単体でみると駆け足というか少し詰め込みすぎかなと。普通に学習塾炎上事件をやってもよかったと思うんですが・・・これまでと比べると若干物足りなさというか拍子抜けした気がします(あくまで個人的な意見ですが)。 傾物語のときとは逆に忍というより八九寺メインの話です。 結局ずっと棚上げにされていた八九寺についても他のヒロイン同様”終わらせた”って感じです、というか今作は(ネタばれになりますが)最後の扇ちゃんとのやりとりが一番重要なんじゃないかと思います。あれが次回作への伏線なのか、サードシーズンへの伏線なのかはきになるところですが、始終不安にさせられる作品でした。 | ||||
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今作はしのぶタイムといいながら、真宵の話。 序盤はギャグメタトークばかりなのに、なんだか妙に違和感が……と思っていれば終盤から怒涛の展開 ある種におわされていた展開である一方、今までの物語からしてこうくるとは……と思ってしまう 第二部はメタと合わさって、キャラや設定なんかが追求されているシリーズ 普通の作品なら完璧優等生も自分を一人称で呼ぶのも幽霊の幽霊も許されるのかもしれないけれど それは圧倒的に欺瞞であるしご都合主義であるし希望的である、というような。 作中に書かれた通り、そういう作品、キャラに対するような まぁなにが言いたいかって言えば結局真宵の消失がショックで、適当に推測並べて誤魔化してるだけなんですが | ||||
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ヒロインの最も優しく美しい最後の言葉に、最も切ない暦の最後の言葉に ......。 | ||||
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どうやらキスショットと初代眷属のエピソードを過度に期待していたようで、 まぁ何と言うか、無い方が良かった。正直失望 要は、ある現象を説明する為ついでに(失念を思い出しながら)語るような薄っぺらな出来事だったと・・・ その程度の思い入れしかない場所を死地に選んだ?。はぁそうですか。 劇場版楽しみっすね。 星5つは全て八十九寺さん宛てです | ||||
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とりあえず、僕的にはとても良い終わり方でした。 ハッピーエンドでもなくバッドエンドでもなく、トゥルーエンドというところでしょうか。 中盤からのシリアスなシーンにも所々ギャグを織り交ぜていて、あまり重い気持ちにならずにスラスラ読めました。 阿良々木さんがどんどん変態になっていってる気がします(笑)そんな阿良々木さんが大好きですが! 解決していない事があり中途半端と言われている方もいます。 しかしそれは次回作で回収するのではないでしょうか。 その辺は僕は全然気になりませんでした。 最後に― 今回はロリキャラが大活躍するので、ロリ好きには最高の巻かと(笑) 拙いレビューでしたが、少しでも参考になれば嬉しいです★ | ||||
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前巻から時は遡り、物語は夏休み終了直後へ。 しのぶタイムって言うからてっきり忍との関係の完結話と思ってしまった私が馬鹿だった(笑) まよいキョンシーの例があったのだからこういう話になるのは予想出来たはずなのに。。。 それでもそれでも私は忍と阿良々木暦の二人の物語が見たかった(泣) ともかくタイトルとは裏腹に今回は忍ではなく八九寺との物語。 こんな展開は予想しなかった。まさかここで退場者が出てくるとは思わなかった。。。 なかでも一番気になったセリフはここですね。 『そんな都合のいいことばかりが、認められるわけがないだろう』というセリフ。 このあと『あまりにでたらめなハッピーエンドだ、偽善的でさえある。』と続きます。 もしこれが今後の話にも繋がることならば、やはり彼女に救いはないのかな。 ―――許される嘘なんてものはない。 自分を騙し、回りを騙し、嘘をつき続けてしまった彼女に果たして救いはあるのか? 次回いよいよ最終話? ゙ひたぎエンド 願わくはハッピーエンドでありますように。 | ||||
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さすが西尾維新、今回も予想を裏切ります。 今回のメインになると思われた学習塾炎上事件はまったく語られません(笑) #いや語られるんだけど、数行だけ #詳細は恋物語で語られるのか、それとも猫物語(黒)的なことになるのか・・・・ お話は傾物語と逆で、しのぶタイムといいつつ真宵がメインヒロインって感じ。 #今回は忍の昔話があるだけ傾物語よりはましなのかな?(苦笑) きれいにまとめつつも伏線も怠らず(笑) さて、次はいよいよ“セカンドシーズン”最終巻 年末が待ち遠しいです | ||||
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面白いことは面白い、けどもう少しキャラの動きというか流れにもう一転調あっても良かったですかね 400年前の昔話がページ割いたのに意味ない為物語りとして淡泊。 | ||||
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9ヶ月前に刊行された「傾物語」のラストにおいて阿良々木くんと忍がとある場所への 大冒険からなんとか戻ってきた時点が今回の物語のはじまりである。 「傾物語」発売当時は本作の副題である「しのぶタイム」こそその内容に相応しいとの声が そこかしこで聞かれたが、本作はそれと対をなすかのように「傾物語」 の副題である「まよいキョンシー」こそが相応しい内容になっている。 前作のあと書きではこのことをたった今思いつきましたみたいに書いてあったが、 もちろんそんなことはなく、最初からそのつもりだったのだろう。 まあ読者はいいように遊ばれているわけだが、楽しませてもらっているので 文句の出ようはずもない。 傾物語と対をなしている作品なだけに物語の構成もよく似ている。 楽しいけど若干ダレ気味の雑談が続きちっとも話が進まないまま終盤にさしかかり 「あと50ページぐらいしかないけどどうすんだよ?」 と思い始めたとたんに話が怒濤の展開を見せるというストレスをためさせて 一気に解放するパターンだ。 このパターンは外すととんでもない駄作になってしまうのだが、 今回も見事にクリアしてくれました。とくにラストシーンは本当に素晴らしく、 このシリーズで初めて涙が出そうになった。 叶わないとは思うがぜひ映像でも見てみたいものだ。 仮に本作が「傾物語と」前後編で連続刊行だったら、構成が似ているので飽きてしまった 可能性もあるが、間に駿河と撫子の語り部作品が刊行されているので、うまくマンネリ化 が避けられており、内容もさることながらシリーズ全体の構成もよく練られたものと なっていることを感じさせられた。 それにしてもあと1作で終わりだというのに、新キャラは登場するは新ラスボス候補は 出てくるは語られていないエピソードの存在は明かされるはと新シリーズ開始のための 伏線が張られまくりだが、「戯事シリーズ」のように伏線がほとんど回収されずに シリーズが終了する可能性も大いにあるので油断はできない。 あるいは作者が大ファンだというジョジョシリーズのようにライフワークに なってしまうのだろうか? 最終巻の展開が楽しみでもあり不安でもありといったところだ。 何にしても12月が待ち遠しいですね。 | ||||
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今回の話は傾物語1セットだと思います。 2冊の小説の2つの物語で2人のヒロインについて語っている感じです。 個人的な推測ですが八九寺についてはの成長後の姿と別れを、忍についてはイチャイチャと過去の話を書きたいと思ったけれどさすがに1冊では無理だと思って半々に分けて書いたのだと思います。 しかし内容変更したりしているので元々傾物語は最初は八九寺がいなくなる話だった気がしますね。 傷から気になっていた忍の過去見れたし、母の日から続いていた八九寺の最後もきれいにまとまっていてとても満足です。 ただ学習塾跡の件はどうするのか気になります。あそこまで期待させてスルーはないと思うので。 とりあえず最後の恋物語を期待して待ってます PS:サードシーズンというよりスピンオフで扇ちゃんの裏の立ち回りがあるかも…という乱暴な予想をしてみたり…。 | ||||
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迷い牛をやめた少女真宵と忍野忍の物語である 鬼物語。最後のシーンと忍の最初の従者の話が 別の意味で印象的でした。忍、アバウトすぎw ヒロインの怪異に関する部分を解決していくような 感じのセカンドシーズンですがいよいよ後1巻 どう終わらせるんでしょうか? | ||||
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書くとネタばれになるのであまり書けません。 が、そもそもこの『鬼物語』というタイトル。 すっかり忘れていました。 先入観とは恐ろしいもんであります。 鬼、です。 鬼は何も忍だけではありません。 鬼に噛まれて鬼となった主人公・阿良々木君も鬼なわけであります。 それを踏まえての『しのぶタイム』です。 誰が『しのぶ』のか、何を『しのぶ』のか、誰の『タイム』なのか。 言葉遊びの天才・西尾維新氏の本領発揮です。 表面上で捉えては決して見えない結末が、最後にはあります。 その反面、読んだ後の喪失感は半端ありませんでした。 個人的には、素晴らしい出来であると言えます。 | ||||
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