猫を抱いて象と泳ぐ

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評判

猫を抱いて象と泳ぐの評価:

4.37/5点 レビュー 141件。 A ランク

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平均点4.37pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全244件 121〜140 7/13ページ
No.124
(5pt)

チェスができない人も深くわかる。こころが折れそうなときはまたよもう。

「博士の好きな数式」の作者、映画を見たから原作はいいや、と、小川作品に無縁でした。読書好きの友人に勧められ、図書館で借りて読んだ「猫を抱いて、、、、、」。そして、魅了された。リトル・アリョーヒンの遺体を抱き、ゴンドラに乗る総婦長さん、そのゴンドラとすれ違うミイラという名前の女性。ここまで読み進むと、もう涙がとまらない。そしてどうだろう、こうして涙を流せる自分が、ほんの少し、この小説の登場人物のだれかぐらいに清い心を持っているかもしれない、と思えてきて、まだすこし生きていようかな、と思ったのである。
それから猛烈な小川洋子フアンになり、いま彼女の作品を読みまくっている。図書館から借りた「猫を抱いて、、、」は、いったん返し、皆さんに勧め、自分の本棚用には、アマゾンで、文庫本を購入した。
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)より
4167557037
No.123
(5pt)

チェスができない人も深くわかる。こころが折れそうなときはまたよもう。

「博士の好きな数式」の作者、映画を見たから原作はいいや、と、小川作品に無縁でした。読書好きの友人に勧められ、図書館で借りて読んだ「猫を抱いて、、、、、」。そして、魅了された。リトル・アリョーヒンの遺体を抱き、ゴンドラに乗る総婦長さん、そのゴンドラとすれ違うミイラという名前の女性。ここまで読み進むと、もう涙がとまらない。そしてどうだろう、こうして涙を流せる自分が、ほんの少し、この小説の登場人物のだれかぐらいに清い心を持っているかもしれない、と思えてきて、まだすこし生きていようかな、と思ったのである。
それから猛烈な小川洋子フアンになり、いま彼女の作品を読みまくっている。図書館から借りた「猫を抱いて、、、」は、いったん返し、皆さんに勧め、自分の本棚用には、アマゾンで、文庫本を購入した。
猫を抱いて象と泳ぐ Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐより
4163277501
No.122
(5pt)

狭くて広い世界

小川さんの作品は、本書が始めてでした。
みなさん仰るように、本当に読み終わるのを惜しく感じるような素晴らしい作品で、それでも一文字一文字噛み締めながら読み終えました。これが昨夜の話です。読後、あまりに美しい文章と愛しい彼らの住む世界に一人思いを馳せ、唐突に胸が詰まりました。どこの国かもわからない場所で慎ましく密やかに生きた彼らに愛情を抱かずにはいられません。一晩経った今でもそう感じます。
狭い世界に閉じ込められることは、存外居心地がいいことのように感じます。少年にとっての広い世界への入り口はチェスの中にこそあったから。或は、仕事で忙しなく毎日を過ごしている私にとっての“チェス”は、こういう読書体験なのかも知れません。
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)より
4167557037
No.121
(5pt)

狭くて広い世界

小川さんの作品は、本書が始めてでした。
みなさん仰るように、本当に読み終わるのを惜しく感じるような素晴らしい作品で、それでも一文字一文字噛み締めながら読み終えました。これが昨夜の話です。読後、あまりに美しい文章と愛しい彼らの住む世界に一人思いを馳せ、唐突に胸が詰まりました。どこの国かもわからない場所で慎ましく密やかに生きた彼らに愛情を抱かずにはいられません。一晩経った今でもそう感じます。
狭い世界に閉じ込められることは、存外居心地がいいことのように感じます。少年にとっての広い世界への入り口はチェスの中にこそあったから。或は、仕事で忙しなく毎日を過ごしている私にとっての“チェス”は、こういう読書体験なのかも知れません。
猫を抱いて象と泳ぐ Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐより
4163277501
No.120
(4pt)

猫を抱いて象と泳ぐ

長く継続しているサークルに使用したが、読了後に内容についての活発な意見交換ができ大変良かった。
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)より
4167557037
No.119
(4pt)

猫を抱いて象と泳ぐ

長く継続しているサークルに使用したが、読了後に内容についての活発な意見交換ができ大変良かった。
猫を抱いて象と泳ぐ Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐより
4163277501
No.118
(4pt)

文章の美しさだけで感動

いやぁ、本当に小川洋子らしい作品。

文章フェチの私ですが、久しぶりに
「文章の美しさだけで感動」
しました。
素晴らしい。

でも本等に中身無いです。
チェスに興味ない僕にとっては全く中身はわからない。
ただただ美しい言葉にうっとりするだけでした。

と言うことで星四つ。
ほんのちょっとでも中身があれば星五つだったんだろうけど。
小川洋子らしいといえば本当に小川洋子らしい作品です。
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)より
4167557037
No.117
(4pt)

文章の美しさだけで感動

いやぁ、本当に小川洋子らしい作品。

文章フェチの私ですが、久しぶりに
「文章の美しさだけで感動」
しました。
素晴らしい。

でも本等に中身無いです。
チェスに興味ない僕にとっては全く中身はわからない。
ただただ美しい言葉にうっとりするだけでした。

と言うことで星四つ。
ほんのちょっとでも中身があれば星五つだったんだろうけど。
小川洋子らしいといえば本当に小川洋子らしい作品です。
猫を抱いて象と泳ぐ Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐより
4163277501
No.116
(5pt)

ずっと読んでいたい

美しい言葉、一字一句に感動しながら、長い時間をかけて読む本。
終わってほしくない。

チェスが出てくる物語です。
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)より
4167557037
No.115
(5pt)

ずっと読んでいたい

美しい言葉、一字一句に感動しながら、長い時間をかけて読む本。
終わってほしくない。

チェスが出てくる物語です。
猫を抱いて象と泳ぐ Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐより
4163277501
No.114
(5pt)

静かに流れる物語

チェスをほとんど知らない私でも知らないうちに引き込まれてしまう展開。
過度な盛り上がりはなく、心地よく読み進んでいける物語。
白熱している勝負が美しい音楽のように描かれていて静かに流れる曲のように感じられる。
そして、それぞれの場面はまるで映画でも見ているかのよう。
美しさとチェスの宇宙を感じる文章を読んでいると自分が物語の中にいるような感覚になる。
悲しい境遇の主人公たちに暗さはなく、彼らが心のつながりで静かに力強く生きていくところがこの物語の魅力だと思う。
様々な死も悲惨ではなく、心安らかに受け容れられます。
読み終わってもしばらく続く余韻に感動しました。
これまで読んだ小説の中で最も好印象な本の一つ。もう一度ゆっくり読んでみたい。
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)より
4167557037
No.113
(5pt)

静かに流れる物語

チェスをほとんど知らない私でも知らないうちに引き込まれてしまう展開。
過度な盛り上がりはなく、心地よく読み進んでいける物語。
白熱している勝負が美しい音楽のように描かれていて静かに流れる曲のように感じられる。
そして、それぞれの場面はまるで映画でも見ているかのよう。
美しさとチェスの宇宙を感じる文章を読んでいると自分が物語の中にいるような感覚になる。
悲しい境遇の主人公たちに暗さはなく、彼らが心のつながりで静かに力強く生きていくところがこの物語の魅力だと思う。
様々な死も悲惨ではなく、心安らかに受け容れられます。
読み終わってもしばらく続く余韻に感動しました。
これまで読んだ小説の中で最も好印象な本の一つ。もう一度ゆっくり読んでみたい。
猫を抱いて象と泳ぐ Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐより
4163277501
No.112
(5pt)

とにかく、疲れた大人に

沢山レビューのつく人気作にはレビューを書かない主義ですが、本作だけは書きたいと思いました。

カフェで読む本ではありません。特に後半は要注意です。
貴方の鼻頭がツンとすること必至ですので……。ぼくは失敗しました。
同じ店に座っていたお姉さんにガン見されてしまいました。

チェスがわかるの、わからないの、そんなことは些末なことです。
本書の物語性のなかでは、チェスというのはスパイスの効いたモチーフにすぎないと思うんです。
(評者はチェス一切知りませんでした!)

彼女の作品には、ありふれたHappy endingが少ないです。
そこが、くたびれた大人読者を離さないんじゃないかな。
とにかく、さいきん文庫にもなりましたし、ぜひ一度お手に。
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)より
4167557037
No.111
(5pt)

とにかく、疲れた大人に

沢山レビューのつく人気作にはレビューを書かない主義ですが、本作だけは書きたいと思いました。

カフェで読む本ではありません。特に後半は要注意です。
貴方の鼻頭がツンとすること必至ですので……。ぼくは失敗しました。
同じ店に座っていたお姉さんにガン見されてしまいました。

チェスがわかるの、わからないの、そんなことは些末なことです。
本書の物語性のなかでは、チェスというのはスパイスの効いたモチーフにすぎないと思うんです。
(評者はチェス一切知りませんでした!)

彼女の作品には、ありふれたHappy endingが少ないです。
そこが、くたびれた大人読者を離さないんじゃないかな。
とにかく、さいきん文庫にもなりましたし、ぜひ一度お手に。
猫を抱いて象と泳ぐ Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐより
4163277501
No.110
(5pt)

静かな愛に満ちた物語

読み終わった後はちょっと寂しくも満たされた気持ちになりました。
器用には生きることが出来なかったけれど、自分の好きなもの、好きな人、自分が生かされる事を大事に思って生きた少年の物語です。
私はこの本を繰り返し繰り返し読むことでしょう。
猫を抱いて象と泳ぐ Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐより
4163277501
No.109
(5pt)

静かな愛に満ちた物語

読み終わった後はちょっと寂しくも満たされた気持ちになりました。
器用には生きることが出来なかったけれど、自分の好きなもの、好きな人、自分が生かされる事を大事に思って生きた少年の物語です。
私はこの本を繰り返し繰り返し読むことでしょう。
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)より
4167557037
No.108
(4pt)

静謐な世界

本書は、チェスに生涯をささげることになったリトル・アリョーヒンの一生を描いた小説です。全体的には彼をはじめ登場人物が温かいなと思う。彼のチェスはシンフォニーを奏でるように共鳴しあっている。そういうのをチェス盤の海に身を任せるというのであろうか。

○本書の構成
1章から6章:マスターからチェスを教えてもらう。
7章から12章:パシフィック・海底チェス倶楽部でチェスの対局をする。
13章から18章:老人専用マンション・エチュードで住み込みで働く傍らそこの住人たちとチェスの対局をする。

全体的なトーンは静かな海で泳いでいるような感じですよね。静謐な世界というべきかも。私はチェスの世界はぜんぜんわからないので、チェスの海を泳ぐほどに本書にのめりこむことは出来なかったと思う。それが残念だ。
猫を抱いて象と泳ぐ Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐより
4163277501
No.107
(4pt)

静謐な世界

本書は、チェスに生涯をささげることになったリトル・アリョーヒンの一生を描いた小説です。全体的には彼をはじめ登場人物が温かいなと思う。彼のチェスはシンフォニーを奏でるように共鳴しあっている。そういうのをチェス盤の海に身を任せるというのであろうか。

○本書の構成
1章から6章:マスターからチェスを教えてもらう。
7章から12章:パシフィック・海底チェス倶楽部でチェスの対局をする。
13章から18章:老人専用マンション・エチュードで住み込みで働く傍らそこの住人たちとチェスの対局をする。

全体的なトーンは静かな海で泳いでいるような感じですよね。静謐な世界というべきかも。私はチェスの世界はぜんぜんわからないので、チェスの海を泳ぐほどに本書にのめりこむことは出来なかったと思う。それが残念だ。
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)より
4167557037
No.106
(5pt)

rリトル・アリョーヒンは幸せだった

一生涯デパートの屋上で過ごした象のインディラ、壁の隙間から出られなくなってしんだ少女ミイラ、チェスの指南をしてくれたが、太り過ぎで住居のバスから出られなくなり死亡したマスター、また、マスターが飼っていた猫ポーン。
登場人物は、物悲しい一面をもった人ばかり。リトル・アリョーヒン少年も、大きくなることを拒み、チェス板下でチェスを指すようになり、ついには人形の中に入って自動チェスマシーンとなってチェスを行う。この物語の軸となる人物たちが、伏線となって、話に深みを与えている。
悲しい過去を持ちながらも、それと向き合って生きていく人々の美しさがあふれている。

チェスをさす場面では全くチェスの知識がない私も、文章の美しさに引き込まれてしまった。小川洋子さんの静かで、情景を彷彿と想像させる文章力の高さに脱帽します。

先天性の奇形というハンデを背負い、短いアリョーヒンの人生は、ささやかながら幸せだったにちがいない。

もう一度、じっくり読見たくなる作品です。


猫を抱いて象と泳ぐ Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐより
4163277501
No.105
(5pt)

rリトル・アリョーヒンは幸せだった

一生涯デパートの屋上で過ごした象のインディラ、壁の隙間から出られなくなってしんだ少女ミイラ、チェスの指南をしてくれたが、太り過ぎで住居のバスから出られなくなり死亡したマスター、また、マスターが飼っていた猫ポーン。
登場人物は、物悲しい一面をもった人ばかり。リトル・アリョーヒン少年も、大きくなることを拒み、チェス板下でチェスを指すようになり、ついには人形の中に入って自動チェスマシーンとなってチェスを行う。この物語の軸となる人物たちが、伏線となって、話に深みを与えている。
悲しい過去を持ちながらも、それと向き合って生きていく人々の美しさがあふれている。

チェスをさす場面では全くチェスの知識がない私も、文章の美しさに引き込まれてしまった。小川洋子さんの静かで、情景を彷彿と想像させる文章力の高さに脱帽します。

先天性の奇形というハンデを背負い、短いアリョーヒンの人生は、ささやかながら幸せだったにちがいない。

もう一度、じっくり読見たくなる作品です。


猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)より
4167557037