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咸陽の闇



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【この小説が収録されている参考書籍】
咸陽の闇 (講談社ノベルス)

咸陽の闇の評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

秦王配下と徐福一門の闘い

『琅邪の鬼』、『琅邪の虎』に続けて読んだ。前作の痛快さとは異なり、ミステリーとして秦の国王の奇想天外な謀に中国歴史の怖さを感じた。しっかり史実を研究したうえでのミステリアスな物語なので、読み応えがある。狂生と桃のあうんの呼吸の活躍も小気味いい。事件解決の後、最後の締めの無心の謎解き解説がちょっと物足りなかった。次作がどう展開するのか楽しみである。
咸陽の闇 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:咸陽の闇 (講談社ノベルス)より
4061827839
No.1:
(5pt)

と二かく読んでください!

おもしろい!
前の2作品に続く、シリーズ3作目です。

今回は場所を咸陽に移し、
徐福と弟子たちの周りで起こる数々の不気味で不可解な事件に
桃や狂生たちが襲われたり立ち向かったり、
秦の始皇帝が作らせた兵馬俑の謎の答えを示しちゃったり、
とにかく派手に大好きなメンバー達が大活躍します。

徐福達が滞在する村の謎にまつわる、実話に基づく哀しい話や、
武人の生き様、自らの欲望にとらわれて道を誤る人々、
桃の弟分として登場する潜の微笑ましい成長など、
読みどころ満載の今作ですが、
最後には無心が登場しすべてを収束させていく
お馴染みの展開が待っており、とても痛快です。
読後感最高に気持ちいいです。

今作では、無心を守る阿白や、楚人の布といった魅力的な新メンバーが登場し、
次作以降も活躍してくれそうで期待しています。

早く続きが読みたい!
咸陽の闇 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:咸陽の闇 (講談社ノベルス)より
4061827839

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