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万能鑑定士Qの事件簿X



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【この小説が収録されている参考書籍】
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)

万能鑑定士Qの事件簿Xの評価: 4.19/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 21~21 2/2ページ
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No.1:
(5pt)

有機的・無機的

今回の話は1・2の後日談にあたる話だ。
莉子が瀬戸内の説得をし、警察に引き取られるところから物語がはじまる。

さすがは松岡先生だ。
ハイパーインフレ騒動の語られなかった部分(もしくは今巻のためにわざと書かなかったのか?)をうまく利用し、物語を展開させていく。
莉子の頭の良さのルーツ・思考方法のことも丁寧に説明されていたし、シリーズに重要な脇役たちとの出会いも描写されていた。
(個人的ににやりとする場面が多かった)
事件の方も相変わらずよくできた話だったけど、この事件が一番、殺人が起こりそうだったかな(^_^;)

頭が良くなったがために、見えるようになった苦悩。訪れた孤独。それでも前向きに歩こうとする莉子の姿は感動的でした。
最後の莉子の行動は微笑ましかったです。

それにしても、先生は現政権に対して厳しい。
いまの状況ならだれでもそうだろうけれど、まさかハイパーインフレと絡めて痛烈に皮肉るとは(笑)
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)Amazon書評・レビュー:万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)より
4043836511

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