■スポンサードリンク
(短編集)
幸福な生活
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
幸福な生活の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全96件 41~60 3/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
百田尚樹さんの短編集小説。 本書の特徴としては帯にもあるように各話のラスト一行で オチをつくっていること。大抵はどんでん返し型。 途中からパターンというかどこかでこのいい話がコロッと 変わるんだろうなと思えてしまう・・のがマイナスだろうか。 どれも良い出来であると思う。ただ同じパターンで揃えて しまったが故に後半ほどマンネリ感を感じてしまう。 他の百田作品に比べるとやや評価が低いレビューが多いのも その辺りが影響しているのだろうと思う。 ブス談義という話は百田さんのモンスターという長編小説を 思い出させる内容だった。よっぽどこのテーマ凝っているんだなと。 いい話だなと純粋に思えたのはママの魅力(息子助けるシーン) くらいかな・・・ 最後にある宮藤官九郎さんの百田尚樹作品に対する分析は 興味深かった。作風がまるでないような、極めて多様であるのは 百田さんが放送作家という匿名性の高い仕事をキャリアとして 積んできた結果なのかもしれないと。 作風に固執するタイプは構成作家に向かないと。 宮藤さんの永遠の0の名前をうろ覚えしていたくだりで なんとかのゼロ、ゼロのなんとか、糖質ゼロ、プリン体ゼロ・・・・・。 のあたりは思わず笑ってしまった。 宮藤さんは永遠の0、夢を売る男、幸福な生活と3つしか読んでないけど 百田尚樹の作風とは何かを的確にとらえている。 自分も風の中のマリア、影法師、永遠の0、モンスター、 黄金のバンタムを破った男、ボックス、そして本書と読んできた。 全く似た感想(作風が多様)を持っていた。 その理由が明確に示されたので改めて納得した次第である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
衝撃のラスト!と、前ふりしてるから身構えてしまいますが、それでもラストには驚きます。 ところどころ、オチがわかるところもありますが、それはそれで楽しいです。 お気楽に読みたい時に、いい本だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後の一行に(次のページに)、ドキッ!ヒヤッ!とさせられます。正直2本くらいこうなるかな?と思ったものが、やっぱり…(笑)もありましたが、私は好きな作品です!百田さんの本は初めてですが、初めての方には特にオススメです。違う作品もよみたいと思ってます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
非常に短いショートショートと呼べそうな作品が19編納まっています。 どれも17ページで、最後のページでオチがつくと言う構成になっています。 小説と言うよりは、TVドラマのプロットといった感じの文章です。 最初の2〜3作品を読めば、大体オチは読めるようになります。 それでも、高視聴率ををとる番組がそうであるように、期待通りのオチであるとちょっと嬉しくなります。 ははー、次はこういう手できたか、と思いながら、中盤でオチを考え始め、最後のページで「やっぱり」となるか「えっ」と虚を突かれるか。 どちらにしても著者ならではの遊び心でできあがった作品集と言えます。 小説というカテゴリーではないような印象を受けます。 さあ、この結末はどうなるでしょう?といったような、答えを考えて当てるゲームといったような感じでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
【内容(ネタバレ禁止!)】 ほぼすべての作品が、ショートミステリー仕立てになっており、いきなり最後の一行で氷解する。そこ向けて緻密に構成されたているのがスゴイ。しかも、それぞれが違った趣きで作られている、という著者の職人芸を次々に堪能できる。また、ハラハラドキドキの最後の一行は、いずれもきっちりと行数を合わせて、必ず見開きで最終ページに書かれる、というのも、これまたさりげな親切でスゴイ! 【ささった言葉】 ほとんどすべての作品の最後の一行の決めゼリフがスゴイ! が、ネタバレになるから書けないのが残念! 【教訓】 あとがきでクドカンが解説しているが、TVの構成作家出身の著者には作風がないため、さまざまな書き方ができる、とのこと。納得!しかも、『探偵ナイトスクープ』の豊富な経験があるだけに、実に多彩な話題が扱える。身近で、ドキッとする大人のネタを駆使して引き込む筆力は見事の一言。ずっと続きを読みたくなる作品。中毒性あり!開かれる方は、注意されたし。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
報道で見る百田氏の発言には、首を傾げる部分も多いが、作品はたしかにどれも面白い。 短編集だけに作品の質感のばらつきは否めないが、おおむね秀逸なものが揃っています。 お薦めでできる作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋大賞の作家、さらに宮藤官九郎の「衝撃のラスト一行」という帯封に釣られて買ってしまいました。 最後の一行、ページをめくったときの意外な結末が面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人生という鍋に、「秘密」、「偶然」「皮肉」「諧謔」といった材料を入れて、いい味付けにした後、小さな皿に盛って出された食事、そんな作品集だ。その作品にも共通しているのは愛する人たちの秘密。どの作品も最後の一行に、人生の裏面を垣間見させる瞬間の言葉を用意してくれている。作品によっては、その一行だけでいろいろなことを考えさせる想像力も必要になってくる。認知症のはずの母の記憶と父の死の関係を描く「母の記憶」、自分の夫のそっくりな男を見かけた妻が見た光景が衝撃的な「そっくりさん」、痴漢のぬれぎぬを着せられた気の弱い男の本当の姿を描く「痴漢」等、どんなストーリー展開があるのかすべての作品で引きつけられる。さすが百田尚樹と思わせる作品集だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
【衝撃のラスト1行】【そのページをめくる勇気はありますか?】 このフレーズに惹かれて購入。 すごく読みやすいです。短編集なので、すらすら読めます。 だがしかし!!! レビューにも書いてありましたが、まさに世にも奇妙な物語です。怖い話もあり、気になるけど、ホラー苦手な私にとって最後まで読めるかなぁという思いがあります。ただストーリーテラーのタモリはいません。 あと、オチがわかる内容もあります。 最初の話を見て、衝撃のラスト1行に手が止まりました。しばらくやられたと思っていました。こういう事かと思いました。 それから話のラストのページをめくる時、常に鳥肌たっています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾の「笑」シリーズを彷彿させるブラックでウィットに富んだ20の短編集。 文庫版帯にある通り、ラスト1行に全てが凝縮されている。 全ての謎が明らかになるもの、大どんでん返しになるもの。 どのような結末を迎えるのか?考えながら読むのも楽しい。 紙という媒体であるからこそ味わうことのできる小説であり、 昨今話題のオーディオブックではその魅力は半減すると思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直、読んでるうちにオチが分かってしまいます。 ただ、気楽に読めるし、途中で止めても読み返せるので、 出張などのお友に最適な一冊だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ラスト1行を際立たせるための、伏線のはり方が秀逸でした。 百田さんのサービス精神が、存分に感じられる一冊です。 どの作品も十二分に楽しめたので、おすすめします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ゾッとするような結末で、ワクワクする短編と 結末が簡単に想像できるものとがあります。 最後のページをめくったときに 「あ~、やっぱりね。」と思いたくないですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
皆さんのレビューどうり、面白かったぁ。落ちが楽しみになったり、怖かったり、自分で予想してみたり。今までに、こんな本あった? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集なのを忘れるぐらい物語の作り込みが深く、必ず最後にオチがつき、一気に読み終えました。 期待以上でした! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ウィットのきいた洒落た本です。短編集なのに、なかなか止まらない。グッドです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
父親が平日の朝一、ワタシが洗面所で顔を洗っているときに勧めてきた。 ドアを閉めながら一言 「怖いで」と。 読んでみて コピペらしいけど、2chのひろゆき氏の ↓ 「ねえ、お母さん、結婚したら一緒に住むって話、考えてくれた?」 「ダメよ、何を言ってるのよ。せっかくの新婚生活なのに。慎一さんにだって迷惑がかかるじゃない」 「大丈夫だって。慎一さんちは資産家で家だって大きいんだから。べつに気にする必要ないって」 「そういう問題じゃないわよ。『嫁入り道具に余計なモノまで付いてるわね』なんて笑われたら、お母さん、恥ずかしくって相手のご家族に顔向けできないわよ」 「あははは、出来ちゃった結婚で嫁入りしようっていうのに、今更恥ずかしいことなんて何もないってば」 「あら・・・大きなお腹抱えて大笑いして・・・いい大人が子供みたいに。あなた、もう三十歳でしょう? すこしは大人らしくしなさいな」 「まだ二十九ですよーだ。とにかくさ、結婚したら一緒に住も。今日はこれから慎一さんとデートなんだから、きちんと話をすれば大丈夫だって」 「いやよ、お母さん、同居なんて。慎一さんだって嫌がるに決まってるわ」 「だってこのままこの家で一人で暮らすってわけにもいかないでしょう。二十年前にお父さんが死んで、もう貯金だってほとんどないのにどうやって生活していくの?」 「パートでもなんでも働けば一人分の食い扶持くらい稼いでいけるわよ」 「いままで働いたことだってないんだから、いい年して今更働きに出るなんてムリに決まってるじゃない」 「まったくこの子は減らず口ばかりで・・・。ほら、そろそろ慎一さんが迎えに来る時間よ。準備しないと」 「あら、ホントだ。じゃあ、お母さん、お小遣いちょうだい」 「もう、この子ったらもうすぐ三十になるっていうのに・・・。ほら、これで美味しいものでも食べてきなさいな」 「ありがとう、お母さん。じゃあ、お寿司でも食べようかな」 「お腹がすくからって食べ過ぎちゃだめよ。お腹が大き過ぎると体だって危ないんだからね」 「はーい。いってきまーす」 「おまたせ、慎一さん」 「どうしたの? ずいぶん時間かかってたようだけど」 「ごめんなさい。息子の相手してたら時間がかかっちゃって」 「ああ、ニートのまさゆきくんか。さっき元気に寿司屋に入っていったが・・・。ありゃ太り過ぎなんじゃないか?」 「ええ。今度生まれてくるお腹のこの子にはあんな風になってほしくないわ、まったく」 ↑ を思い出した。 久しぶりに凄い短編小説を読んだ。 私が笑ったのは ”ママの魅力” 秀逸なのは ”夜の訪問者” | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なかなか面白い短編集であった。 一つ一つの話にオチがついており、最後の1ページにそれが書いてあるのがなかなか斬新であった。 しかし、不満を言わせてもらうと、話によっては最後の方でネタがわかってしまうのがあり、それが残念であった。 けれども、ネタが全くわからないものもあり、またダークな話もありと、いろいろ詰め合わされているのがよいとおもった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
百田さんを「ここまで言って委員会」で知ってから、一度著書を・・・と思っていました。私は戦時中のにがい体験があるので、戦争をバックにしたものに拒否反応を示します。文庫本で持ち歩くに便利ということもあって、「幸福な生活」を購入しました。読みだすと止まらない・徹夜も辞さない 非常に面白い内容でした。どの短編も最後の落ちが次ペ-ジ・・・というのも、わくわくさせました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ラスト一行以外は、とにかく伏線に過ぎない。 一行のもつ力を改めて思い起こさせてくれます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!