プリンセス・トヨトミ

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プリンセス・トヨトミの評価:

3.42/5点 レビュー 217件。 B ランク

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Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全70件 1〜20 1/4ページ
No.70
(3pt)

大阪国はあるのかも

もしかして日本には、大阪国のこと以外にも、一部の人だけに脈々と伝えられている密約とか攻防があるのかもしれない。
名門の古い家系ながら歴史の表舞台には決して出てこない人たち、経済界のドン、首相経験者とごく一部の世襲政治家、旧財閥系財界人、若い時はそんな彼らと親しかった恋多き大女優・・・そんな人たちと彼らが伝えようと思った人間だけの間で知られている。
でも大阪国の人間がそうしているように、彼ら自身もおおっぴらには話さないいくつもの事実があるのかも。

壮大なフィクションだけど、穴もいっぱいあると思う。
情報統制とか巨額な税金の流れと法律とか、説明がほぼされていない。
大阪の街や登場人物たちの行動をしつこく細々と描写してあるのとは対極。
リアリティのなさを勢いで流して読ませている。
「難しい説明はええねん。現実に目の前にあるんやから」と言うおばちゃんの声が聞こえそう。

大阪が全停止していく物語り後半、大阪人の男たちが粛々と自分の務めを果たしていく様、総理大臣が語る様までは「ドミノ倒しのよう」で圧巻だった。
が、一方で男たちの真剣さが描写されればされるほど、読んでいるこちらはバカバカしさを感じる。だってやってることは、ちょっと窓を開けたり、瓢箪を窓辺に置いたりするくらいなんだもの。
男子が夢中で大真面目にごっこ遊びしてるわぁ。いつまでも子供よね、ばかじゃない?という12歳女子のような気分である。
ラストの大阪国の女たちのくだりに深く頷いた。

騒動の収束の仕方はえ?と思うくらい呆気ない。

小風呂敷だと思っていたら大風呂敷だった!うおーっ大風呂敷が目の前でめっちゃきれいに折りたたまれていくぞ・・・たたまれたらどんな形になるんだーっ!?と注目していたら、え?ただの長方形なの?みたいな。

初読の時からそれがずっと消化不良だったけど、読み返して、この浪花節で解決しちゃったようなあっけない幕切れは、必然だったのかもと思い直している。
私は大阪国対日本政府の闘いだと思って読んでいたけど、そうではなくて父と息子、母と娘、家族の物語だったということなのだ。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.69
(3pt)

大阪国はあるのかも

もしかして日本には、大阪国のこと以外にも、一部の人だけに脈々と伝えられている密約とか攻防があるのかもしれない。
名門の古い家系ながら歴史の表舞台には決して出てこない人たち、経済界のドン、首相経験者とごく一部の世襲政治家、旧財閥系財界人、若い時はそんな彼らと親しかった恋多き大女優・・・そんな人たちと彼らが伝えようと思った人間だけの間で知られている。
でも大阪国の人間がそうしているように、彼ら自身もおおっぴらには話さないいくつもの事実があるのかも。

壮大なフィクションだけど、穴もいっぱいあると思う。
情報統制とか巨額な税金の流れと法律とか、説明がほぼされていない。
大阪の街や登場人物たちの行動をしつこく細々と描写してあるのとは対極。
リアリティのなさを勢いで流して読ませている。
「難しい説明はええねん。現実に目の前にあるんやから」と言うおばちゃんの声が聞こえそう。

大阪が全停止していく物語り後半、大阪人の男たちが粛々と自分の務めを果たしていく様、総理大臣が語る様までは「ドミノ倒しのよう」で圧巻だった。
が、一方で男たちの真剣さが描写されればされるほど、読んでいるこちらはバカバカしさを感じる。だってやってることは、ちょっと窓を開けたり、瓢箪を窓辺に置いたりするくらいなんだもの。
男子が夢中で大真面目にごっこ遊びしてるわぁ。いつまでも子供よね、ばかじゃない?という12歳女子のような気分である。
ラストの大阪国の女たちのくだりに深く頷いた。

騒動の収束の仕方はえ?と思うくらい呆気ない。

小風呂敷だと思っていたら大風呂敷だった!うおーっ大風呂敷が目の前でめっちゃきれいに折りたたまれていくぞ・・・たたまれたらどんな形になるんだーっ!?と注目していたら、え?ただの長方形なの?みたいな。

初読の時からそれがずっと消化不良だったけど、読み返して、この浪花節で解決しちゃったようなあっけない幕切れは、必然だったのかもと思い直している。
私は大阪国対日本政府の闘いだと思って読んでいたけど、そうではなくて父と息子、母と娘、家族の物語だったということなのだ。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.68
(3pt)

壮大すぎるノンフィクションでした

大阪国、大阪国総理大臣、大阪城の下に大阪国議事堂
ものすごく大きなフィクションに笑えます
父から子に伝わる大切な秘密の話
いざことが起こった時の集合の仕方
幼なじみの性別問題と信頼関係
何も知らないと思っている男が、そっと女に見守られていたなど
壮大なフィクションの中に人情話も随所にあり楽しめました
映画と合わせてみるとより面白いなと思います
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.67
(3pt)

壮大すぎるノンフィクションでした

大阪国、大阪国総理大臣、大阪城の下に大阪国議事堂
ものすごく大きなフィクションに笑えます
父から子に伝わる大切な秘密の話
いざことが起こった時の集合の仕方
幼なじみの性別問題と信頼関係
何も知らないと思っている男が、そっと女に見守られていたなど
壮大なフィクションの中に人情話も随所にあり楽しめました
映画と合わせてみるとより面白いなと思います
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.66
(3pt)

ファンタジー。

鳥居のキャラが好きになれなくて、最初の数ページで挫折する日が続いた。中学生パートに入ったら面白く、ページを繰る手ははやくなったのだが。

突拍子もない発想と、その「嘘」をもっともらしく補強するための土台作りは見事。本当にこうなんじゃないか? とあやうく信じそうになる。
が、前提となる部分がやっぱりありえない。地下に広がる第二の大阪城の存在とか条約とか、そういうのはいい。でも江戸時代から四百年以上、大阪の人間が全員心を同じにして秘密を保ち続けるというのはありえないだろうな。父と息子の絆にその理由が説明されていたが、それだけでは弱い。全ての親子が下町風の熱い情で結ばれているわけがない。そしてこの部分がこの作品の最大のファンタジーだ。
数え切れないほどたくさんの人々の心が一致するというのは、「剣と魔法」並のファンタジーだと思う。だから悪いとかつまらないと言っているのではなく、他のファンタジー作品と同じく「こうだったらいいな」と楽しむことができると思う。

ただやっぱり、キャラクターには全般的に魅力を感じない。ほとんど全員、特徴を接着剤でくっつけた記号的なキャラに感じられた。ラノベとまでは言わないが……。茶子はまだ生き生きとしていたけれども。
あと大輔が性同一性障害であるという設定があまり生かせていなかったように思えた。「少しずつ社会を変える」というところに隠れ大阪城の話との共通項があるのだろうとは思うが、でもそれだけならその設定じゃなくてもいいし。トヨトミを巡る文脈でも、あくまで真田家の「男」扱いされる大輔。うーん。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.65
(3pt)

ファンタジー。

鳥居のキャラが好きになれなくて、最初の数ページで挫折する日が続いた。中学生パートに入ったら面白く、ページを繰る手ははやくなったのだが。

突拍子もない発想と、その「嘘」をもっともらしく補強するための土台作りは見事。本当にこうなんじゃないか? とあやうく信じそうになる。
が、前提となる部分がやっぱりありえない。地下に広がる第二の大阪城の存在とか条約とか、そういうのはいい。でも江戸時代から四百年以上、大阪の人間が全員心を同じにして秘密を保ち続けるというのはありえないだろうな。父と息子の絆にその理由が説明されていたが、それだけでは弱い。全ての親子が下町風の熱い情で結ばれているわけがない。そしてこの部分がこの作品の最大のファンタジーだ。
数え切れないほどたくさんの人々の心が一致するというのは、「剣と魔法」並のファンタジーだと思う。だから悪いとかつまらないと言っているのではなく、他のファンタジー作品と同じく「こうだったらいいな」と楽しむことができると思う。

ただやっぱり、キャラクターには全般的に魅力を感じない。ほとんど全員、特徴を接着剤でくっつけた記号的なキャラに感じられた。ラノベとまでは言わないが……。茶子はまだ生き生きとしていたけれども。
あと大輔が性同一性障害であるという設定があまり生かせていなかったように思えた。「少しずつ社会を変える」というところに隠れ大阪城の話との共通項があるのだろうとは思うが、でもそれだけならその設定じゃなくてもいいし。トヨトミを巡る文脈でも、あくまで真田家の「男」扱いされる大輔。うーん。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.64
(3pt)

少し消化不良なかんじです。

細かい人物設定がある割にいまいち活かされていない様な。。。
え、これって必要なの?で??と少し突っ込んでしまいました。

こんなに大事件???あぁ、そっかプリンセスがね。
という感じ、もう少しキャラ設定が少ないほうが良かったような気がします。

キャラ設定は、面白かったです。
どうなるんだろうととてもワクワクしただけに少し残念です。

ストーリー展開は面白く、謎が解けていく時はテンポアップして楽しく読めました。
全体としては面白かったですが、期待値低めにスタートした方が良さそうです。
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4167788020
No.63
(3pt)

少し消化不良なかんじです。

細かい人物設定がある割にいまいち活かされていない様な。。。
え、これって必要なの?で??と少し突っ込んでしまいました。

こんなに大事件???あぁ、そっかプリンセスがね。
という感じ、もう少しキャラ設定が少ないほうが良かったような気がします。

キャラ設定は、面白かったです。
どうなるんだろうととてもワクワクしただけに少し残念です。

ストーリー展開は面白く、謎が解けていく時はテンポアップして楽しく読めました。
全体としては面白かったですが、期待値低めにスタートした方が良さそうです。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.62
(3pt)

。。。。。。。。。。。。。。

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4167788020
No.61
(3pt)

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プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.60
(3pt)

魔都、帝都物語、のジャンルかと思いましたが

古くは久生十蘭の「魔都」、より近くには荒俣宏の「帝都物語」、といったパラレルヒストリーものかと思いましたが、上記の二作とは少し違いました。大阪がこのままどこへ向かっているのかも分からないかわりに、暗いところも無い、といった感じです。

少年の「女の子になりたい」という願望と大阪の隠れた歴史との混ざり方か面白いですが、オチはちょっとありきたりかと思いました(問題解決には力に訴える事もいとわない茶子に危害が及ばなくてホッとしますが)。また、会計検査院からの三人は、それぞれ特異なキャラクターに設定されているのに、それが活かしきれていない感もありました。

大阪に縁の方は楽しめるのかもしれませんが、そういった思い入れが無いと、都市の持つ(持ちうる)秘密をファンタジーで描く、という点では残念ながら上記の二作ほどには楽しめない気がしました。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.59
(3pt)

魔都、帝都物語、のジャンルかと思いましたが

古くは久生十蘭の「魔都」、より近くには荒俣宏の「帝都物語」、といったパラレルヒストリーものかと思いましたが、上記の二作とは少し違いました。大阪がこのままどこへ向かっているのかも分からないかわりに、暗いところも無い、といった感じです。

少年の「女の子になりたい」という願望と大阪の隠れた歴史との混ざり方か面白いですが、オチはちょっとありきたりかと思いました(問題解決には力に訴える事もいとわない茶子に危害が及ばなくてホッとしますが)。また、会計検査院からの三人は、それぞれ特異なキャラクターに設定されているのに、それが活かしきれていない感もありました。

大阪に縁の方は楽しめるのかもしれませんが、そういった思い入れが無いと、都市の持つ(持ちうる)秘密をファンタジーで描く、という点では残念ながら上記の二作ほどには楽しめない気がしました。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.58
(3pt)

総理は広島ファン

大阪国内閣総理大臣である大輔の父親が
大の広島カープファンであり、前田智選手の
活躍をスポーツ新聞で読むのを楽しみに
している・・・
ここだけでも十分楽しめました。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.57
(3pt)

総理は広島ファン

大阪国内閣総理大臣である大輔の父親が
大の広島カープファンであり、前田智選手の
活躍をスポーツ新聞で読むのを楽しみに
している・・・
ここだけでも十分楽しめました。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.56
(3pt)

大阪?

2009年に出た単行本の文庫化。
 大阪人なら楽しめるのかも知れない。しかし、そうでない読者にとっては疑問や不満が渦巻くストーリー展開だ。特に結末のあたりは、小説として破綻している。「大阪愛」ですべてを説明されてもねえ…。
 ディテールはおもしろい。けれどストーリーはめちゃくちゃ。読書体験としては楽しいが、同時に非常にいらいらさせられた。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.55
(3pt)

大阪?

2009年に出た単行本の文庫化。
 大阪人なら楽しめるのかも知れない。しかし、そうでない読者にとっては疑問や不満が渦巻くストーリー展開だ。特に結末のあたりは、小説として破綻している。「大阪愛」ですべてを説明されてもねえ…。
 ディテールはおもしろい。けれどストーリーはめちゃくちゃ。読書体験としては楽しいが、同時に非常にいらいらさせられた。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.54
(3pt)

古くて今大阪

会計検査官の、仕事から、大阪の風情迄、リアルに表現してます。映画も楽しみ。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.53
(3pt)

古くて今大阪

会計検査官の、仕事から、大阪の風情迄、リアルに表現してます。映画も楽しみ。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.52
(3pt)

押し付け、こじつけ感

読み終わって、どうもしっくりこない、正直な感想です。確かに著者が伝えたかったことも理解できる。でもそれは本当に『理解できる』ということで文章から直に伝わってくるものではなかった。
万城目氏の作品はとても好きなのですがこれは少し期待はずれかな。

まず前提として有り得ないことを題材にしている分無理があったのではないかと。これでしっくりくる話を作るほうが難しいかもしれない。さらに言うと場面転換がぶつぶつでテンポも良くないです。大輔のあの設定も正直意味がわからなかったし。ただ後半の畳み掛けは(無理があるにせよ)胸を打つものがありました。

とりあえず万城目氏の作品で迷ってるならまずは鹿男あたりをオススメします。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.51
(3pt)

押し付け、こじつけ感

読み終わって、どうもしっくりこない、正直な感想です。確かに著者が伝えたかったことも理解できる。でもそれは本当に『理解できる』ということで文章から直に伝わってくるものではなかった。
万城目氏の作品はとても好きなのですがこれは少し期待はずれかな。

まず前提として有り得ないことを題材にしている分無理があったのではないかと。これでしっくりくる話を作るほうが難しいかもしれない。さらに言うと場面転換がぶつぶつでテンポも良くないです。大輔のあの設定も正直意味がわからなかったし。ただ後半の畳み掛けは(無理があるにせよ)胸を打つものがありました。

とりあえず万城目氏の作品で迷ってるならまずは鹿男あたりをオススメします。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020