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永遠の館の殺人
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永遠の館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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全てが不自然で人工的なお話のバカミスです キラーエックスシリーズを読破する目的以外にはお勧めしません ★ひとつの出来栄えですが、ラストの怒涛の展開にもうひとつ おまけします | ||||
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ラストの真相が強引過ぎですね。ほとんどこじつけと言ってもいいでしょう。 | ||||
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二階堂氏と黒田氏による合作シリーズ(愛川氏との序章とも言える白銀荘も含めると)4作の完結編である。 本作でキラーXの誕生秘話が明かされる。シリーズを順に読んでいけばもう大体人物象は分っているが、それでもこうしてはっきりと明かされると衝撃度は大きい。 今回はギミックなしのオーソドックスな雪の中の孤立した館での謎の連続殺人死体消失事件が描かれるが、キラーXが脇役に置かれている構成と、ラストということで話のまとまりを重視した結果、前3作に見られたバカトリックスレスレの過剰な仕掛けは抑えめで、犯人の動機に重点が置かれている。その点で今までの作品と比べるとやや物足りない気もするが、定番のメイン事件とは別のサブ事件が並行し、最後でそこに仕掛けられたプロットの仕掛けが判明する。まあこの構成自体は過去にも先行作がかなりあるが、キラーXの誕生秘話と絡めたところに意義がある。 | ||||
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本作は「キラー・エックス」シリーズと言う三部作の最終作らしいが、私は前二作を読んでいないので、本作のみを対象とさせて頂く。「キラー・エックス」と言うサイコ・キラーの連続殺人を断片に挟み、"閉ざされた雪の山荘"ものが描かれる。後者は和馬と言う若者の一人称による。冒頭で、"ある屋敷"での大量殺人以降、サイコ・キラーの被害者は外国人女性に限り、サイコ・キラーは男装した女性である事が示される。 和馬が邪魔になった恋人ヒカルを殺す意図でスキー場に連れ出した所、悪天候のため遭難し掛けるが、偶然館を見つけるのが発端。そこは富豪かつ覆面作家である霧山の屋敷だった。ここで、霧山一家には秘密がある事が示唆される。フトしたきっかけで、和馬は衝動的にヒカルを殺してしまう。そこに更に桝井と言う夫婦が遭難し掛けて、屋敷に運び込まれる。桝井夫人は重傷。この騒動の中、ヒカルの死体が消失してしまう。息つく間もなく、桝井氏も殺されるが、夫人共々死体が消失してしまう。以後も屋敷中の人間が一人になるまで殺人が続く。これがミステリ的に巧く構成されているなら感心するが、チープな創りなのだ。こうした作品の場合、サイコ・キラーの話を横糸に、"雪の山荘"ものを縦糸にして、どう交差させるかが見せ所だと思うのだが、ミステリ的アイデアは皆無と言って良い。 本作は、「死生観」一点のみで成り立っているのだが、その死生観が歪み過ぎていて、説得力ゼロなのである。これで読者を満足させるのは無理であろう。<破邪顕正>。 | ||||
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何気なく本屋で見つけて購入しました。あまりにもグロテスクな描写があるのでドラマや映画にするのはむずかしいと思いますが、ミステリーとしては本当におもしろいので実写化も見てみたいと思いながら読みました。またこのお二人のコラボ作品を期待しています。 | ||||
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黒田研二・二階堂黎人の合作ミステリの第3弾。 クイーン兄弟名義で出た『Killer X』(光文社,2001年)、『千年岳の殺人鬼』(光文社,2002年)に続くもの。いずれもキラー・エックスという殺人鬼が関係して、また雪山が舞台となるという共通性がある。そして、ついに本書ではキラー・エックスの正体が明らかにされるのである。 ストーリーとしてはなかなか。この先どうなるんだろうという興味で、ぐいぐいと読み進めてしまう。楽しめる一冊と思う。 そして、このシリーズのもうひとつの特徴はバカミスと紙一重の大がかりなトリックにある。本書でも爆発。ただ、まあ、どうなのだろう。これまでの2作に比べると、ちょっと物足りないような気が。 動機はすごいね。 | ||||
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