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絶望ブランコ
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絶望ブランコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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姉は盲目の娼婦。弟は連続殺人犯。 帯に惹かれ読んでみました。 たしかに重い陰鬱な世界だと思います でもどこかきれいで… 著者の世界観が 好みなので これからも著者の 手掛けた色々な本を 読んで行くと思います わたしは母の手を 離したのは英雄の 故意だったのでは ないかと最初から 思ってました… いつか弟と姉が ホテルで会うことには なるだろうと 思っていたけど いざそう来ると いたたまれなくなった 色々と先が読めて しまったけど わたしは読んで 損はしませんでした きっと彼らは 幸せにはなれない けど彼らの今は 幸せなのかなと思った ただわたしは 彼らの先は 考えたくはないと思った 姉の翼の弟に 対する嫉妬や 弟の心情、姉に 対する仄かな欲求など うまく書き表わせて いると思います ただ、やっぱり 容易に人には 進められない作品かも | ||||
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サーカス小屋で育った種違いの姉と弟の物語。 盲目の美少女が今回のテーマ。それに、昭和のサーカス小屋でのいかがわしさを付け加えて、姉と弟の愛情を描いている。大石さんが凄いのは、本来ならば設定として挙げるだけでも社会的に抹殺されそうなものを実に丁寧に描き、単なる妄想エロ小説で終わらせない技術と魂が込められているところだ。 ただ、この小説を自分の子ども達に率先して薦められるか?と問われれば返答に窮するし、妻にも気を使う一冊であることは間違いないのだが、自分の内なる欲望は満たされることに違いは無い。 たぶん、出版社が目論んだターゲットであろう、いかがわしい妄想を密かに楽しむ小市民である私にとっては、丁度いい塩梅で出来た作品だと思う。 | ||||
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