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邪な囁き
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邪な囁きの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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主人公の気持ちが少しは理解出来てしまう、自分に気付いて落ち込む本です。 | ||||
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何かの目的のために殺人等の悪行を行うのではなく,他人の不幸が見たいからという,ただそれだけの理由から殺人等を行うのだという,純粋な悪意。「あとがき」でも著者自身が言及しているように,大石圭は,そうした純粋な悪意が好きだし,それが大石作品の基本的なテーマであるともいえる。 本書も,そうした純粋な悪意を楽しむという意味では,大石らしい作品ではあるのだけれど……かつて犯した最初の殺人の被害者の娘に偶然会って,結婚して……というのは,余りにご都合主義過ぎないか。しかも,そうした偶然は,本書の基本的なテーマからすると蛇足といっていいようにも思うのだが……。 きれいにまとまった作品ではあるが,「処刑列車」のころのような迫力がなくなっているような気がするのは,高望みしすぎているからだろうか。 | ||||
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ホラー界では間違いなく日本トップでありながら常に異常と狂気を描いてきた大石。他者と溶け込めない孤独感と狂気を透明感のある美しい文体で描くそのスタイルにはファンも多い(はず) 本書では大石作品では典型的な異常者が主人公であり、人の不幸に幸せを感じる。だが、そんな彼もひょんなことから女性と結婚し…という内容だが、正直主人公の悪意は平凡の領域を出るものではなくこれまでの大石作品の主人公のような傑出した個性を感じない。だが、主人公と結婚することになる女性の心理描写は良い。この人の書く女性は繊細さと切なさが出ていていることが多いが、本作のヒロインはこれまでの大石作品の中で一番良い。「水底から君を呼ぶ」から、さらに腕を上げたといえよう。 ホラーからラブストーリーへ。孤独と異常から切なさへ。大石の行く先が楽しみである。 | ||||
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駄作とは思いませんが、主人公の悪意、残虐さが中途半端な感じがします。ホラーなのですから。 | ||||
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