心洞 Open sesame
評判
心洞 Open sesameの評価:
3.75/5点 レビュー 4件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
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心洞 Open sesameの評価:
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大上段に全部をつなげる壮大なロマンも、
何代にも渡って語られる歴史物も素敵だと思うが、
このシリーズの、ひとつひとつをまるでまったく別の物語に仕上げながらも、
読み終わって最後のページを閉じると、シリーズ全体が向かう先と
登場人物たちの立ち位置が少しずつ明らかになる、その仕掛けがたまらない!
決してでしゃばりもせず、ページにしたら2ページくらいしか出てこない。
でもなぜか連作の主要人物は抜群の存在感。
サーシャが、リョウジが、そこで確かに生きている。
五條瑛氏はその経歴(防衛庁にかつて勤務)から、
その正体をほとんど語らないと聞くが、
もしかしたら日本人ではないのでは?と思わせるような、
ぎりぎりとした日本への焦燥感、退廃への憎しみにも似た怒りが伝わる。
まだ3作目だがかなり大きい展開もあり、
今後がどう膨らむのかがたいへん興味深い。
叙情詩のように強く気高い本作と、哀れな純愛が、どうこの後に影響するのか。
渇望しながら、次を待つ。