悪人

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評判

悪人の評価:

4.01/5点 レビュー 407件。 B ランク

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平均点4.01pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全326件 81〜100 5/17ページ
No.246
(4pt)

原作は秀逸。

やはり、実写よりも原作。

そう思う人が、大半だと思う作品ではないでしょうか。
悪人(下) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(下) (朝日文庫)より
4022645245
No.245
(4pt)

やはり、実写より原作。

秀逸な作品なのは間違いないです。

他の方が書いてらっしゃるように、素晴らしいと思います。
悪人(上) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(上) (朝日文庫)より
4022645237
No.244
(5pt)

涙が止まらない

海外に住んでますが、この手の、田舎を舞台にした話を読むと、とても田舎が懐かしく、また自分の家族は大丈夫だろうかと、心配になり、いてもたってもいられなくなります。涙が止まりませんでした。
悪人 Amazon書評・レビュー: 悪人より
402250272X
No.243
(5pt)

DVDを見て原作が読みてくなった。

まだ読んでませんが、DVDがすごく面白かったから本を買いました。
映画は限られた時間の中で物語を作成するので、映画の中で伝えきれなかった部分もあるはずと思い、原作を読んでみたくて購入しました。
悪人(上) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(上) (朝日文庫)より
4022645237
No.242
(4pt)

上、下買いました

いいです。
妻夫木君で映画化されることを知らずに買ったんですが、引き込まれて考えさせられる描写でした。
切なくて、ずっと持っていたい本です。
悪人(下) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(下) (朝日文庫)より
4022645245
No.241
(4pt)

切ないが心揺さぶられた・・・

多くの犯罪がおそらくこの物語で描かれているような孤独と、愛を求めて失敗しているうちに自分を蝕むほどに募ってしまった絶望感や空虚感から起こるのだろうし、逆に、人は誰かから本当に大切に思われ、愛されたときに、過去を乗り越え、自分を新しく再生できる。けれど、そこに殺人という一番の罪悪がからむと一体どうなるのか・・・?
孤独と空虚な中で出会い、愛し合った二人。でも、罪は償わなければならない。二人が生きてきた歴史というか人間的な背景を織りまぜながら、息のつまる逃避行が進んでいき、知らず知らずに二人の世界に引き込まれてしまいます。二人が初めて愛し合う姿は良い悪いを超えて美しくさえある。でも、その合間、合間に、被害者のお父さんの行動がものすごいインパクトで描かれて、孤独と絶望の中で見つけた光もまた奈落に落ちてゆく展開。
最後の彼の行動や言葉には彼女をかばう意図があるものと納得できましたが、彼女のほうはどうしてこんな風になるんだろうといろいろ考えさせられました。ある意味拍子抜けだし、ある意味、当然だし、リアルでもあります。いずれにしてもとても切ない話であり、心揺さぶられたことは確かです。
悪人(上) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(上) (朝日文庫)より
4022645237
No.240
(5pt)

最高

映画より原作がとてもリアリティに書かれており最高です。宝にします
悪人 Amazon書評・レビュー: 悪人より
402250272X
No.239
(4pt)

原作も良質

警察に追われる主人公、そして彼と逃げる決意をした平凡な女性。社会的にはこの二人が《悪人》であるはずなのに、被害者や被害者に関わる大学生の方が裁かれるべき《悪》ではないのか、と思わせる著者の力量。
吉田修一ファンには堪らない作品である。
悪人(下) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(下) (朝日文庫)より
4022645245
No.238
(4pt)

本当の「悪人」

おそらくこの作品の最後のページに至るまで題名の「悪人」の意味を読者はなかなか捉えきれないのではないか。九州の博多のうら寂しい峠で一人の女性が絞殺される。保険の販売員でありながら、時々出会い系サイトで知り合った男たちに体を売っていた佳乃という女性だ。彼女を殺したのは、金持ちの息子でスポイルされた大学生増尾なのか、あるいは幼いときに母に捨てられ、祖父母に育てられた貧しい土木作業員の清水祐一なのか、筆者はうまく読者を引っ張りながらここで作品の題名の意味は増尾を指すのではと思わせる。増尾は、佳乃を真夜中の峠で車から無理やり降ろしたという罪の意識もまったくなく、佳乃の父の憎しみの意味さえ理解できないのだ。祐一は、この捨てられた佳乃を救うべく対処するのだが、逆に佳乃に殺人者呼ばわりされて彼女の首を絞めてしまう。作品のクライマックスは祐一が人生でおそらくもっとも心を通じた女性光代との逃避行に入っていく。やがて警察に捕まる寸前に祐一は光代の首を絞めて、自分が全ての罪を背負い、どうしようもない「悪人」であることを示そうとする。ここでこの作品は終わる。薄幸の人生を送ってきた祐一、そして彼を育てた祖母房江の寂しい人生もまた悲しい。だが、彼女が悪徳商法で高価な薬を売りつけた男たちの所に勇気を振り絞って乗り込んでいくところは何か、この作品で唯一救われそうな気がする場面である。
悪人(上) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(上) (朝日文庫)より
4022645237
No.237
(4pt)

不器用な人間

主人公の祐一は、光代を罪に巻き込まない為に首を絞めます。
あれほど愛し合った2人が、突然首絞めという暴挙に出て、
光代はただただ戸惑います。

これまでのやりとりで彼がなぜ首を絞めたのか、冷静に考えれば
光代を事件から外す為と理解できますが、首を絞められた当の本人
は、「彼はやっぱり悪人だった」という見解に落ち着きました。

佳乃が祐一を訴えるといった時も、冷静に考えれば対処できたはず。
突然佳乃の言葉に追いつめられた祐一は、佳乃を殺してしまう。

悪人とは、冷静な判断ができなかった末に人殺しをした人間に、
否応なくついてくるものだと思いました。

もちろん、健康食品販売のセールスマンや、増尾圭吾なども悪人に
当てはまると思います。不器用な人間が結果として悪人になるのだ
と思いました。
悪人(下) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(下) (朝日文庫)より
4022645245
No.236
(5pt)

誰が真の悪人なのか

数年前に話題となり、映画化もされたこの作品…これまで巷で話題になった駄作・愚作の類は多くあるので、最初は大した期待もせず読み始めた。
しかしこれは思いがけず秀逸であった。

最初は読者の目線で、軽薄で愚かな者、自分自身は何の力も持たないくせに人を見下し嘲笑う事が当然となっている者、社会的勝者には程遠い冴えない者達を心中嫌悪したり嘲笑したりしているうちに、物語を読み進め、入り込むに連れ、いつしかその嫌悪や嘲笑の刃は自分の中の有る部分に向いているのである。

この小説のプロットはあくまでも一つのケースであるが、事ほど左様に何が真の善悪かという事は実際は分かり辛く、結局は法に触れた者達が「悪人」として世に周知される。
そして、それを世の「善人」達が憎み、嘲笑する。
誰が真の悪人なのか。

私個人の感覚では、祐一のプライドを踏みにじり、更に殺人という「法に触れる」行為に及ぶまで追い込んだ佳乃、そして一人娘を殺された父親の怒りを仲間達と嘲笑する圭吾こそが「悪人」に感じるが、彼らは世では被害者であったり一般人であったりする。
むしろ、彼らは、世の中の、そして読者の大部分である、法に触れる事無く生き、ニュースの「悪人」を嫌悪し、嘲笑い、攻撃する「善人」側に属する者達である。

鶴田が佳乃の父佳男を偶然助け、遂には圭吾の元へ連れて行くプロットは強引ではあるが、彼は我々一般人が心の何処かに僅かでも持っていなければいけない「倫理」や「良心」の象徴で有る様に思う。

偶然にも私の出身地である九州が舞台となっており、故郷の情景もごく自然に、現実感を持って描写されている。
読者を引き込み、楽しませる読み物としての魅力を備えていながら、作者が訴えたい事は明瞭に表現されており、しかも安っぽくなるギリギリで色々な表現が抑えられている。
決して読後にカタルシスや幸福感に浸ることの出来る内容ではないが、それでも多くの読者に何かを考えさせる作品である。
通常滅多に与えない5つ星を献上する価値のある小説であった。
悪人(下) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(下) (朝日文庫)より
4022645245
No.235
(5pt)

誰が真の悪人なのか

数年前に話題となり、映画化もされたこの作品…これまで巷で話題になった駄作・愚作の類は多くあるので、最初は大した期待もせず読み始めた。
しかしこれは思いがけず秀逸であった。

最初は読者の目線で、軽薄で愚かな者、自分自身は何の力も持たないくせに人を見下し嘲笑う事が当然となっている者、社会的勝者には程遠い冴えない者達を心中嫌悪したり嘲笑したりしているうちに、物語を読み進め、入り込むに連れ、いつしかその嫌悪や嘲笑の刃は自分の中の有る部分に向いているのである。

この小説のプロットはあくまでも一つのケースであるが、事ほど左様に何が真の善悪かという事は実際は分かり辛く、結局は法に触れた者達が「悪人」として世に周知される。
そして、それを世の「善人」達が憎み、嘲笑する。
誰が真の悪人なのか。

私個人の感覚では、祐一のプライドを踏みにじり、更に殺人という「法に触れる」行為に及ぶまで追い込んだ佳乃、そして一人娘を殺された父親の怒りを仲間達と嘲笑する圭吾こそが「悪人」に感じるが、彼らは世では被害者であったり一般人であったりする。
むしろ、彼らは、世の中の、そして読者の大部分である、法に触れる事無く生き、ニュースの「悪人」を嫌悪し、嘲笑い、攻撃する「善人」側に属する者達である。

鶴田が佳乃の父佳男を偶然助け、遂には圭吾の元へ連れて行くプロットは強引ではあるが、彼は我々一般人が心の何処かに僅かでも持っていなければいけない「倫理」や「良心」の象徴で有る様に思う。

偶然にも私の出身地である九州が舞台となっており、故郷の情景もごく自然に、現実感を持って描写されている。
読者を引き込み、楽しませる読み物としての魅力を備えていながら、作者が訴えたい事は明瞭に表現されており、しかも安っぽくなるギリギリで色々な表現が抑えられている。
決して読後にカタルシスや幸福感に浸ることの出来る内容ではないが、それでも多くの読者に何かを考えさせる作品である。
通常滅多に与えない5つ星を献上する価値のある小説であった。
悪人(上) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(上) (朝日文庫)より
4022645237
No.234
(5pt)

人生の理不尽さを描いた感動的作品。筆者の並外れた筆力の高さに感心し、抜きん出た表現力

私は、ラブコメ小説「横道世之介」から本書に入ったのだが、本書を読み終わって、筆者は何でも書ける本当に芸域の広い人であり、かつ、並外れた筆力の高い人なのだと、本当に感心させられた。 

本書は、携帯サイトで知り合った女性の殺害事件を扱った作品なのだが、実は、冒頭のわずか4ページ目で、あっけなく犯人は明かされてしまっている。しかも、それだけでなく、友人のある判断が、その後の捜査方向を狂わせてしまったとまで書いてしまっているのだ。通常、ここまで書かれてしまうと、読者は、犯人に辿り着くまで、ヤキモキ、イライラさせられ、フラストレーションを感じてしまうのが落ちなのだが、この作品には、そうしたことが全くなかったのだ。これは、ひとえに、筆者の並外れた筆力の高さの賜物だと思う。 

筆者は、いささかも冗長さを感じさせることなく読者をグイグイと引っ張っていき、下巻の最終ページに至るまで、スラスラと、一気に読ませてしまうのだ。特に、その豊かな表現力は抜きん出たレベルにあり、祐一と光代の感動的な心情(というよりも真情)をメインに、被害者と加害者の関係者の心情が木目細かく描き分けられており、その繊細なタッチは、さりげない情景描写の一つ一つに及ぶまで神経が行き届いているのだ。正直いって、ここまでの豊かな表現力は、「横道世之介」では読み取れなかったので非常に驚いたのだが、考えてみれば、純文学を対象とした芥川賞の受賞歴があるという筆者の経歴を見れば、これくらいの表現力も当然といえるのかもしれない。 

そんな本書を読み終わってつくづくと考えさせられたのが、虫唾が走るほど嫌な男がのうのうと羽振りを利かせて生き続け、純粋で真面目な男が不器用であるがゆえに殺人者になってしまうという何とも皮肉な現実だ。もちろん、作者はそうしたことを意図的に描き分けているわけで、人生とは理不尽なものであり、案外そんなものなのだろうと思う。 

最後に、一言だけ苦言を呈したい。本書は、上下2巻に分かれているのだが、わざわざ分冊にする必要性が感じられないほど薄く、実際、本書は第三章の途中という中途半端なところで分冊しているのだ。分冊すれば、当然割高になるだろうし、私を含めて、上下2巻という見掛け上の長さに、手を出すことを躊躇してしまう読者も少なくないはずだ。本書以上のボリュームのものを1冊にまとめた文庫本も決して珍しくなく、本書のような折角の好著が、こうしたことで購買層を狭めているとしたら、大変もったいないことだと思う。
悪人(上) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(上) (朝日文庫)より
4022645237
No.233
(4pt)

Kindle版では上下収録

Kindle版ではタイトルが「悪人:上」となっていますが、この書籍内に最終章まで含まれています。
悪人 Amazon書評・レビュー: 悪人より
402250272X
No.232
(5pt)

圧巻

これはアウトレイジ [DVD]じゃないけれど全員「悪人」ですわ。

でも読んでいるだけで各登場人物の逃げ場の無さ、押し潰されそうな気持ちは痛いほど理解できた。

閉鎖された田舎で、地域の全介護を背負わされたかのような存在となり、金髪にしても変身できないし、家にも居場所がなく、
車だけが唯一の居場所、ドライブしても逃げられない。
車は唯一のプライドであり、自分がどうやっても手に入れられないもので差を付けられれば非常に屈辱だろう。

安月給のOLで、援助交際でもしなければ広告で煽られてるものなんて何一つ買えない。金持ちと結婚でもしない限り抜け出せない。
チャンスだと思っていたのに、自分は交際するレベルですらないと相手の眼中にない屈辱。

毎日が職場との往復の販売員。もう若くもなく、時間がどんどん過ぎていく。殺人犯との逃避行を非現実的なボニーアンドクライドのごとく酔ってる。

高級車を乗り回し、奔放に過ごしているように見えて、伝統あるということは同時に重荷でもある旅館を継ぐことは決めさせられているボンボン。選択の自由はない。

若き日の理容師の父親が竹の子族に方言むき出しでケンカを売ったのに、標準語で軽くいなされたというシーンも印象的。
地方と東京の格差。全く相手にされていない。

皆が皆、心のなかに貯めていた鬱屈が爆発したかのような「悪」を最後に一人で背負い、そしてまた表面的に平穏に始まる変わらない日々。

厚い本だけど、一気に読める圧巻の感想でした。
悪人 Amazon書評・レビュー: 悪人より
402250272X
No.231
(5pt)

素晴らしい小説

先に映画を見ていました。
原作が連載小説であることは知っており、この度Kindle版を見つけ購入。
「悪人:上」とあり、「下」にKindle版リクエストを出しましたが、とりあえず読んだ所、これ一冊で完結していますね(下巻も含まれている)。

あんまり感動しない質なのですが、このお話にはホロッときます。
切なくて、ロマンチックなお話です。

悪人とは法を犯した者のことをいうのだとすれば、この小説において誰が悪人であるかは明白です。
また、悪人とは人の心を弄び、人の頭を踏みつけることを何とも思わない者のことをいうのだとすれば、この小説において誰が悪人であるかは明白です。
両者は必ずしも重なりあうことがないというのは、誰しも心得ているはずです。

法で裁くことが出来ない悪を目の当たりにして、多少なりとも無力感と悲しみを感じるのですが
一方でそのような悪の仕打ちに耐え、何かを信じ守ってひたむきに勁く生き抜く姿も描かれていて、救われるような気持ちになります。
悲しさと美しさが入り交じる、なんとも切ないストーリーです。

小説と映画の一番の違いは、祐一とその母親の関係についてのエピソードの有無でしょう。
映画を先に見るのがオススメです。

小説のほうがプロットがはっきりしているのですが、祐一が母親のために敢えてとりはじめた行動は、若干非リアルな気がします。
罪悪感の何たるかを理解してはじめて思いつく行動だし、理解していても実際なかなか取れる行動ではありません。
相当のオトナです。
衝動的に事件を起こしてしまった祐一と比べると、どこかチグハグな気もします。

そういう意味では、映画のほうが観る側に解釈の余地を残す出来だと思います。
悪人 Amazon書評・レビュー: 悪人より
402250272X
No.230
(5pt)

素晴らしい小説

先に映画を見ていました。
原作が連載小説であることは知っており、この度Kindle版を見つけ購入。
「悪人:上」とあり、「下」にKindle版リクエストを出しましたが、とりあえず読んだ所、これ一冊で完結していますね(下巻も含まれている)。

あんまり感動しない質なのですが、このお話にはホロッときます。
切なくて、ロマンチックなお話です。

悪人とは法を犯した者のことをいうのだとすれば、この小説において誰が悪人であるかは明白です。
また、悪人とは人の心を弄び、人の頭を踏みつけることを何とも思わない者のことをいうのだとすれば、この小説において誰が悪人であるかは明白です。
両者は必ずしも重なりあうことがないというのは、誰しも心得ているはずです。
これを読む人は、法で裁くことが出来ない「悪」を目の当たりにして、多少なりとも無力感と悲しみを感じることと思います。
しかし一方で、主人公の祐一と光代の関係はとても純粋で一途で美しく、救われるような気持ちになります。
悲しさと美しさが入り交じる、なんとも切ないストーリーです。

小説では映画と違って、祐一と、かつて祐一を捨てた母親のエピソードが書かれているので、小説のほうが、祐一の取る行為について解釈の余地は少なくなっています。

映画を先に見るのがオススメ。
近年稀にみる優れた作品だと思います。
悪人(上) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(上) (朝日文庫)より
4022645237
No.229
(5pt)

聖者の受難

寓話として読める物語。生きるだけでも大変なのに人を救おうとしたらどうなるか。現代日本社会に紛れ込んだ聖者の受難劇。あっさり読めて読後感は重い。
悪人 Amazon書評・レビュー: 悪人より
402250272X
No.228
(4pt)

犯罪者と悪人

この本が困ってしまうのは
「悪人は誰だ?」と考えさせられるからだ。

犯罪者は誰だ?と聞かれたら答えは単純明快で
殺人を犯した人がいる。
売春をしていた人もいる。
女性に暴行し峠に置き去りにした人も、
老人を恐喝したした人もいる。
自首することを止めた人も犯人隠匿罪という犯罪になるんじゃなかっただろうか。

だけどこの中で一番悪意が無かったのは、一番重い罪の殺人犯だ。
殺してしまった瞬間の狂気は別にして、殺人犯の彼は周囲の人に対して悪意などなかった。

むしろ犯罪に問われない、あるいはバレずにいた他の人たちの方が
よほど悪意のある人間だ。

この悪人という本を読んで思い出したのは
三島由紀夫の不道徳教育講座という本の「たくさんの悪徳を持て」という項だ。

99%道徳的、1%不道徳的、これが一番危険な爆発状態である
無難な社会人は70%道徳的、30%不道徳的
中には豪胆な政治家のように1%道徳的、99%不道徳的でも犯罪者どころか
立派に「国民の選良」として通っている人もいる。

といった内容のもの。

この「悪人」に出てくる殺人犯は純粋で優し過ぎて
周りの悪意に耐えられず、殺人を犯すほどの狂気を爆発させてしまったのだな、と思った。
悪人 Amazon書評・レビュー: 悪人より
402250272X
No.227
(5pt)

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毎日毎日同じことの繰り返しで、ただ流されて生きているより、
それが罪であったり、自分の将来を危うくさせることであったとしても、
生きていることを感じられるなら、その方が有意義な生き方なんじゃないかって…

若い頃に考えていたことを思い出しました。
悪人(上) (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 悪人(上) (朝日文庫)より
4022645237