ICO-霧の城-

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

ICO-霧の城-の評価:

3.57/5点 レビュー 165件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.57pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全191件 181〜191 10/10ページ
No.11
(3pt)

贅沢なノベライズ

こんなに贅沢なノベライズはないと思う。第一章ではイコの育った村、イコという贄を育んだまわり人々の物語。第二章はほぼゲームの展開。ゲームのキモであった言葉の通じないどうしが手を繋いで障害を乗り越えていく、その切なさが上手く出ているとはおもわないけれど、変わりにイコの心の動きが丁寧に語られる。第三章は篭に入る前のヨルダの物語で、ゲームからは想像が出来ないほど、お父様が大好きな普通の快活な少女として描かれている。第四章で何故イコなのか、何故贄が必要なのか、などのゲーム中の疑問に丁寧に答えるように物語が展開する。絶対善を儲けずに、それでも最後にイコが「正しい」と誰もが納得するように、本当に丁寧に物語が語られる。ほんとうに丁寧に物語が語られた結果、墓地の静寂を思わせたゲームはただのヒロイックファンタジーになってしまった。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.10
(5pt)

宮部みゆき's ICO!!

ゲーム自体が独特の雰囲気にあふれた素晴しいゲームでしたので、小説になる―…と聞いた時は嬉しさと不安になったものです。やはり自分の好きなゲーム作品が文字に書き起こされるならば世界観を壊さず、ゲーム内容を消化していくような内容がベストですので…。そこを考えると宮部みゆきさんの描かれるICOは素晴しかったです。文字を追う度に目に浮かぶゲームの世界。ゲームの中では描かれない世界を描くことにより、小説だけの楽しさも得ることが出来ました。もちろん、原作の世界観は壊さずに。おそらく、ゲームをした事がない方も美しく残酷でもある世界観を脳裏に描きつつ読んでいける作品だと思います。この小説を読み、ゲームに興味がなかった方も独特であり同じものが二つとしてこの世にないゲーム「ICO」に興味を持って頂けると嬉しいなと心のすみっこで祈っています。素晴しい作品です。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.9
(4pt)

よかったです!!

すばらしいファンタジー小説でした。とても哀しい内容だったのですが、全体的にとても静かで、落ち着いたような雰囲気のお話だったように思います。(とはいっても話自体が静かな訳ではないのですが)わたしはゲームの方をやったことはないのですが、宮部さんによる美しい描写によって、海風・走る二人・変わらない霧の城など、「ICO」を形作る世界を肌で感じることができたようにおもいます。少し高いですが、価値はありますよ!
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.8
(5pt)

ゲームをプレイしてから読んでください!

「ICO」…それは発売当初から異色のRPGとして知られ、今もって他の作品と一線を画している存在です。静寂に包まれた霧の中の古城を、少女とつないだ手のみを頼りにひたすら彷徨う…そう聞くだけだとつまらないと思われるかもしれませんが、雄大かつ精緻な城の構造や、風や水の透明感などはそれだけでも一見の価値があります。しかし、このゲームの一番の魅力は、贄とされた角の生えた少年や霧の城、その中で出会う白く光輝く少女と黒き衣の女王、そしてそれらを取り巻く世界についてほとんど解説が加えられておらず、プレイする者の創造力に全てが委ねられていることであると言えるでしょう。今回、宮部みゆきさんの手により小説化されたICOの世界と、ゲームの中であなたが心の中に創りあげていくICOの世界…その双方が祝福された存在でありますように。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.7
(5pt)

ヨルダの胸の内

「霧の城」の過去、ヨルダが囚われの身となっていた訳、全てがこの1冊に。これはもう真説です。本編をクリアした人には是非、読んで欲しいですね。逆に言うと本編をプレイしていないと、ちょっと厳しいかな?と思います。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.6
(5pt)

すばらしい

ゲームの雰囲気がでていて幻想的。ゲームをプレイしてから読むとイイ。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.5
(5pt)

あくまでも一つのICO

率直に感想を言うなら、面白いです。特に、細かい背景の描写が非常に上手く、原作のゲームをやったことのない人でも、城の風景が頭に浮かんでくるのではないでしょうか?話の流れもよく、登場人物の心理描写もよく読み取れます。 しかし、これはあくまでも宮部みゆきさんのなかのICOの物語です。もともと、原作のICOは深くを語らず、プレイヤーの想像に任せる部分の多いものでした。そのため、ゲームの方を経験している人はそれぞれ自分が思い描いたICOがあるはずです。なので、内容が腑に落ちず、首をかしげる人がいると思います。自分がそうですから。 上にも書いたように、これはあくまでも宮部さんの中の一つのICOの物語です。だから、ゲームのほうをやったことのある人はこういう捉え方もあるのだと、そう思いながら読むことをお勧めします。そうすれば、非常に面白い小説です。 そして、原作をやったことのない人が。この小説を読んで原作のほうに興味を抱いていただいたら非常にうれしいです。ICOは巷にあふれているゲームとは明らかに違います。これを期に、普段ゲームをしないひとも、ICOに触れてみてはいかがでしょうか。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.4
(3pt)

面白い、と思うけど…

すごく楽しみにしてたicoの小説化!しかも宮部みゆきさんが!と期待していたのです。が。確かに面白いんですよ?城の成り立ちとか、なぜ生贄にされるのかとか、なるほど、そう考えると納得!とは思うんですが。この話では少女とイコの心のつながりがほとんど書かれていないんです。イコの成長を主軸にするうえで仕方なかったとは思うのですが、できればもっと少女の主体的な姿を見せてほしかったです。icoの話のひとつとしては、確かに面白い話で、呼んでみる価値はあると思います。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.3
(5pt)

ICOの世界

私は最初にICOのゲームを何周もプレイ済みで、何しろ著作者が宮部みゆきさん!という事で迷わず購入しました。ICOというゲームは、ストーリーがゲームの中で進むというものでは無く、生贄として捧げられてしまった男の子が不思議な女の子の手をひいて城から脱出する、という簡単に言うとこういうアクションゲームです。1度クリアしてしまうと3時間くらいでクリア出来る位のもので、でも奥が深くて感動する素敵なゲームです。詳しくはゲームのほうへ・・。なので、このたった3時間というアクションゲームをここまで深く世界を作った宮部みゆきさんのこの本は、本当にすばらしいです。元々のゲームの世界観が好きで切なくて素敵だったので、本だとどうなのかな・・・と最初は思う部分もありましたが、一気に読み終えてしまうほど、ICOの世界観を壊すことなく表現されていて、また、こういうことなのか!と、むしろどっちが原作なの?なんて思ってしまいそうな位、ICOの世界が本の中に広がっていました。ゲームも本もどちらも持ってない!っていう方がいたら、是非先にゲームを購入しプレイした後に読むことをオススメしますwもちろん本だけでも、十分この世界を楽しめますw
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.2
(5pt)

宮部さんのICO世界

本作はPS2から発売されたゲーム「ICO」を原作とした小説です。本作の元となったゲーム「ICO」は、作中において、はっきりとした物語をプレイヤーに提示はしていませんでした。それが、今回発売された小説では、主人公を取り巻く状況を始め、物語が事細かに描かれています。もともと物語をプレイヤーに託す部分も持つ、「ICO」を知る人からは賛否両論もあるでしょう。しかし、この作品が、宮部さんなりの一つのICO世界なのだと考えると、ゲームの印象を崩すことのない、綺麗な作品に仕上げられたのではないでしょうか。特に、宮部さんご自身がゲームをプレイしただけあって、城に関する描写は素晴らしいと感じました。すでにプレイした身としては、城に吹く風、差し込む光、潜む影達のイメージが脳裏に呼び起こされ、より具体的に物語を読み進めることができました。ゲームの内容と食い違う部分も多々ありますが、内容に忠実なものだけが小説化ではないと思いますし。初めてこの作品を手にした人には、PS2ゲーム「ICO」を。「ICO」をすでに知る人にはなおのこと、この作品を薦めたいと思います。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.1
(4pt)

ゲームが出てから大分経った今小説になるなんて

ゲームを原作に小説が書かれるのはなかなか珍しいことだ。過去にも無かった事ではない。ドラゴンクエストシリーズなども小説化されていた。こういったゲームから小説へという流れはゲームがいかに一般的に認知されてきているかが分かると思う。もうゲームなんてとはおいそれとは言えない。過去にあったゲームから小説になった本はファンタジー色の強い子供向けであったのだが、このゲームは確か派手な冒険的物ではなかった。一人の少年が一人の少女の手を取り城を抜け出すだけの話なのだがその中に何かをかんじるものがある作品で人気があったのだ。人気作家の宮部みゆきの一作品として読むのもいいと思うし、ゲームを楽しんだ人はそれがどのように活字に変わっているのかを確かめるのもいいのではないだろうか。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416