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シルバー村の恋



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【この小説が収録されている参考書籍】
シルバー村の恋 (光文社文庫)

シルバー村の恋の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

ホームドラマ

面白かったです。リアルな家庭崩壊モノなんて読みたくない、がちがちに本格的な推理小説なんて読みたくない、そんな方にお勧めかと。流れは悪く無いし、キャラは類型的だからこそ感情移入が容易で、あっというまに楽しく読了出来ました。さ、小姑、独立しようか。(笑)
シルバー村の恋 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シルバー村の恋 (光文社文庫)より
4334746187
No.2:
(3pt)

さまざまな事件と家族

 5篇を収める短編集。
 いずれも市のコミュニティセンターを舞台としたミステリ。さらに、とある家庭の祖父、母、息子、娘というように、1篇ずつ家族の別のメンバーが主人公とる。面白い試みであり、最後にちゃんとまとまるところも読んでいて楽しい。家族の温かみが感じられるような結末も嬉しかった。
 しかし、一本ずつの物語を取ってみると、不満が残る。すぐに真相が割れてしまうもの、無理のある話、他愛もない事件。もう少し、このあたりに工夫があるといいのだが。
 とはいえ、青井夏海作品としては、一定以上の出来。期待通りの温かなシーンにも安心する。
シルバー村の恋 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シルバー村の恋 (光文社文庫)より
4334746187
No.1:
(4pt)

温かくて、軽くて、でも渋い

青井夏海お得意の家族ものの日常の謎ものです。家族のちょっとした行き違いと、再生の姿が多視点で描かれます。若竹七海ほどの毒はなく、宮部みゆき程の情緒もありませんが、ドライな筆でどんどんドラマを引っ張って行く所が青井夏海の魅力ですね。最近の作品では良い意味の軽みが出て、その時々の「私」に適度に感情移入しながらさくさくと読んで、ちょっと立ち止まって自分のことを考える、ますますそんな感じになりました。
それにしても、単にストーリーだけで読ませてしまってもいいような作品なのに、わざわざ探偵小説の要素を諸処に持ち込んでいるのが探偵小説家の性というものなのでしょうか(笑 解説は「迷宮」シリーズと同じく、推理小説サイトでおなじみ、大矢博子さんです。あれ、いつから「書店員」じゃなく「文芸評論家」になったのかしらん。
シルバー村の恋 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シルバー村の恋 (光文社文庫)より
4334746187

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