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光媒の花の評価:
7.11/10点 レビュー 9件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.11pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
光媒の花の感想
それぞれが少しずつ絡まる六編からなる短編集でした。 ▼以下、ネタバレ感想
繊細さと残酷さ
優しいんだけど、悲しくなって悲しいけど、希望が見いだせる・・・という繰り返しのようなお話そういった意味ではつながりのある短編集なのかなぁと思いましたなんでかこの方の作品は、気づいたらほかの事を後回しにしてでも一気に読んでしまっていますそれだけ惹かれるものがあるのですね♪
それぞれが繋がりをもった連作短編集。読み手の気分を、前半三編は落とし後半三編は上げるような構成。前半の不幸っぷりでうっかり騙されそうになるが、じつは登場人物たちはたいして幸せになっておらず、最悪の状態は脱した程度までしか書かないところがこの作者らしいといえばらしい。六編全てに登場する蝶が円環とバタフライエフェクトを案じさせる作品。
光には影がつきもの、影の中に光が生まれる
少しずつつながりがある物語の短編連作。前半は救いようがない話ばかりで、相変わらずの人間の機微に優れた表現はさすがだと思うが、それだけに重い。後半はうってかわって、救いのある若干前向きな内容。大きなトリックやどんでん返しはないが、表現の巧さが楽しめる。読み終わった後に美しくも儚い様子の表紙を見つめると、何とも言えない気分になる。
とても質の高い短編集で、一作一作大切に読みました。
それぞれが少しずつ絡まる六編からなる短編集でした。
▼以下、ネタバレ感想