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ルビンの壺が割れたの評価:
6.67/10点 レビュー 6件。 C ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.67pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
ルビンの壺が割れたの感想
突然の過去の恋人からのメッセージ。2人のメールのやり取りだけで進行する書簡体小説です。この仕組みの小説は文学的な技術以外に読者へ与える情報量を小出しにする事で生まれる面白さが狙いとなります。本書はその狙いが巧みに行われている為、出版社が本書をミステリーというジャンルではないと言いつつもミステリー小説の2度読み系の娯楽を兼ね備えた作品であると感じました。SNSで話題になっているのも納得です。文庫版で170ページ台と短く490円という価格設定。気軽にサクッと多くの方に読まれ口コミで広がる狙いを感じるなど、娯楽小説としての作りが色々と巧いと思います。読書中の気持ちとしては、なんか内容が気持ち悪いなという気持ち。男側の内容が粘着で女側もよく答えるなぁというやり取り。SNSメッセージで長文……など。他にも昔の恋人同士のやりとりにしては、会話内容がローカル会話ではなく第三者の読者に向けて説明調になっていると感じた次第。現実のやり取りには見え辛いのが本音ですが小説だからこういうものかと思いながら読み進めました。最後まで読むとそういう気持ちもなるほどなと納得。個人的な読後感は、やられた!ではなく、なるほど巧いなぁという気持ち。いろいろな設定が巧く考えられている技巧的な作品。面白かったです。 ▼以下、ネタバレ感想
ページ数も少なく、メッセージのやり取りのみということでサクッと読めます。ページが進むにつれ二人のことがわかってくると、なんたか気持ち悪い感じがしてきます。 ▼以下、ネタバレ感想
フェイスブック上での男女のメッセージのやり取りだけな作品。読中から考えていたオチの想定の範囲内だったので驚きはなかったですね。再読する程でもないですが、読了後、あの時の発言の裏には・・・など振り返ってみるのが楽しい作品だと思います。
すぐ読める
すぐ読めるというところが良かったです。文章が、メールのやり取りだけ、というのも斬新でした。だけど、そんなにヤラレタ感はありませんでした。少し想像つく。帯で、ハードル上げすぎてない?という印象。これでもか、という位、背表紙、カバーの裏なんかに、絶賛のコメントがあり、期待しすぎて、、、普通でした。
なるほどなるほど。要は大ドンデン返しの結末ということで、これが普通の小説なら何ということもないが、Facebookによる往復書簡型式になっているのが雰囲気を出しているといえます。初めは和やかなのに、半分を過ぎたころから何やら不穏な空気になるのがかえって心地よささえ覚える。そして最後は…でも巷でいわれているほどの衝撃度はなかったなあ…
突然の過去の恋人からのメッセージ。2人のメールのやり取りだけで進行する書簡体小説です。
この仕組みの小説は文学的な技術以外に読者へ与える情報量を小出しにする事で生まれる面白さが狙いとなります。本書はその狙いが巧みに行われている為、出版社が本書をミステリーというジャンルではないと言いつつもミステリー小説の2度読み系の娯楽を兼ね備えた作品であると感じました。SNSで話題になっているのも納得です。
文庫版で170ページ台と短く490円という価格設定。気軽にサクッと多くの方に読まれ口コミで広がる狙いを感じるなど、娯楽小説としての作りが色々と巧いと思います。
読書中の気持ちとしては、なんか内容が気持ち悪いなという気持ち。男側の内容が粘着で女側もよく答えるなぁというやり取り。SNSメッセージで長文……など。他にも昔の恋人同士のやりとりにしては、会話内容がローカル会話ではなく第三者の読者に向けて説明調になっていると感じた次第。現実のやり取りには見え辛いのが本音ですが小説だからこういうものかと思いながら読み進めました。
最後まで読むとそういう気持ちもなるほどなと納得。個人的な読後感は、やられた!ではなく、なるほど巧いなぁという気持ち。いろいろな設定が巧く考えられている技巧的な作品。面白かったです。
▼以下、ネタバレ感想