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特等添乗員αの難事件I



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【この小説が収録されている参考書籍】
特等添乗員αの難事件I (角川文庫)

特等添乗員αの難事件Iの評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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(8pt)

特等添乗員αの難事件Iの感想

NEWヒロイン&ヒーローの誕生!!
凜田莉子が活躍しないのなら・・・と読むのを後回しにしていましたが、実際読んでみると非常におもしろい!!
本作では、最終学歴が中卒という主人公「浅倉絢奈」が、添乗員派遣会社の面接で知り合った「壱条那沖」の厚意により、彼の小さい頃からの教育係だった「能登」から勉学の手ほどきを受けメキメキと実力と自信、さらに自らがもつ能力「ラテラル・シンキング」を開花させていくお話になっています。
「万能鑑定士Q」の第一作目を彷彿とさせるような内容かもしれませんが、各々のキャラクターの立場や性格、人間性が違うため新鮮に楽しむことができますし、何より、主人公「浅倉絢奈」は「凜田莉子」と違い、世間からも家族からも誰からも愛想をつかされて自分の居場所がないという孤独であるというところ。
ゆえに、「壱条那沖」はそんな彼女を放っておけなかったし、それ以上に一目見た時から恋愛感情が生まれてしまった。そんな「壱条那沖」の積極的で思いやりのある行動力が「浅倉絢奈」を変え、早くも大きな進展を見せます。
当然のことながら、「凜田莉子」と「小笠原悠斗」の二人の関係は進展がないですが、第三者である「浅倉絢奈」から見た、二人の関係などがところどころ見えてきたり、微笑をそそられます。
「凜田莉子」をも歓喜させる新主人公「浅倉絢奈」の実力を存分に楽しめる、至高の一作だと思います。

kariya
NFQORK3W

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