オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【歌野晶午】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
春から夏、やがて冬の評価:
6.75/10点 レビュー 8件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.75pt
絞込み:
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
春から夏、やがて冬の感想
高校生の娘をひき逃げ事故でなくして以来、全てを失ってきた初老の男、と万引き犯の少女。将来を嘱望され会社役員候補と目されていた状態からの転落人生。本来であれば、住んでいる世界が違いすぎて交わる事など有り得ない(救いようのないような)少女との出逢い。それでもその男は、やはり高人格であり、そんな少女相手なら、何もかもを達観した落ち着きと余裕を持った接し方になるのは当然だったろう。そんな二人が、全く想定外~~想定できる範囲内だったが、小説のラストとして選択されないだろうと考えていた~~のラストを向かえては、こちらとしてもどうも読後感が悪い。これを「世界が反転」という表現はおかしいだろう。どん底に叩き落しただけではないか。まぁ、それまで徹底的に読み手が感情移入出来るような描き方をしておいて・・・ってとこは、やはり上手いのか。やられたって事なのだろうか。「葉桜」とは別の意味でかなり印象に残る作品になってしまった。
洗練された文章で綴られた救いの無い話。意図は何だろう。暗い話と暗い人物。誰が救われたのか?理不尽な結末。医者の推測がそのとうりだとしても、それで主人公は救われたと云えるのか?どうしたんだろう歌野晶午、愛読者を置いて何処に行くんだろうか。こんな話はちっとも面白くない。
あっという間に読んでしまいました。良い作品だったと思います。 ▼以下、ネタバレ感想
▼以下、ネタバレ感想
高校生の娘をひき逃げ事故でなくして以来、全てを失ってきた初老の男、と万引き犯の少女。
将来を嘱望され会社役員候補と目されていた状態からの転落人生。
本来であれば、住んでいる世界が違いすぎて交わる事など有り得ない(救いようのないような)少女との出逢い。
それでもその男は、やはり高人格であり、そんな少女相手なら、何もかもを達観した落ち着きと余裕を持った接し方になるのは当然だったろう。
そんな二人が、全く想定外~~想定できる範囲内だったが、小説のラストとして選択されないだろうと考えていた~~のラストを向かえては、こちらとしてもどうも読後感が悪い。
これを「世界が反転」という表現はおかしいだろう。
どん底に叩き落しただけではないか。
まぁ、それまで徹底的に読み手が感情移入出来るような描き方をしておいて・・・ってとこは、やはり上手いのか。やられたって事なのだろうか。
「葉桜」とは別の意味でかなり印象に残る作品になってしまった。