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【伊坂幸太郎】
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バイバイ、ブラックバードの評価:
6.00/10点 レビュー 9件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.00pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
想像力を刺激する、奇想天外なユーモア作品(非ミステリー)
2010年に刊行された連作短編集に、伊坂幸太郎氏へのロングインタビューをプラスした文庫で読了。二股ならぬ五股を掛けてきた男が、止むを得ない事情で別れを告げるために、婚約者(実は、男を監視するために某組織から送り込まれた怖い女)と一緒に五人の恋人を訪れる5つの物語と、男と婚約者との物語を合わせた、全6編。設定も、エピソードも、キャラクターもぶっ飛んでいて面白い。ただ、ミステリーではないので、このサイトの採点としては低くした。
バイバイ、ブラックバードの感想
伊坂さんらしい作品。相変わらずの突飛な設定なんだから<あのバス>の目的地なんてはっきりさせても白けるだけですよ。せっかくの世界観が崩れます。5股を掛ける男と、巨漢で乱暴で下品な女。はっきり言って最低な2人。男の方は、はっきりせず頼りないとは言っても、それなりに共感できるというか、やってることは最低でも拒絶感までは起こさない描き方。女の方は、どう読んでも共感できない嫌なヤツ。男の弱さを更に引き立てています。 ▼以下、ネタバレ感想
この世界観になぜと思ってはいけない
主人公が五股をしていた女性にひとりひとり別れ話をしていくスト-リ-。1章毎にひとりの女性との別れ話になっていて、女性のキャラやエピソ-ドは著者らしさが満載で著者作品を読んだこと無い人にもいいかも。ただ、その世界観に入り込めないと、全ての疑問が解決されていないと納得しない方には向いていない。この主人公が別れ話をするのは、「バス」で連れて行かれるからでそれが何故かの理由は明かされない。ただ、その事はこの物語のあくまで前提であって、そこを超えた想像と読解があれば物語は開ける。章ごとに「あれもうそだったのね?」との類文での始まり方や、分かれ話なのになぜか、ほっとするようなエピソ-ドだったり秀逸だと思うけどな。
強烈なキャラクターにびっくり
伊坂作品では、個性的なキャラクターはたくさんいましたが、外観からすでに強烈な存在感を放つ登場人物は珍しい気がします。内容は繭美が(その強烈なキャラですが)だんだんいい人に見えてきます。というのはさておき、本作も伊坂らしさを感じる良作です。とても読みやすいので、初めて本を読む方にいいかもしれません。
2010年に刊行された連作短編集に、伊坂幸太郎氏へのロングインタビューをプラスした文庫で読了。
二股ならぬ五股を掛けてきた男が、止むを得ない事情で別れを告げるために、婚約者(実は、男を監視するために某組織から送り込まれた怖い女)と一緒に五人の恋人を訪れる5つの物語と、男と婚約者との物語を合わせた、全6編。設定も、エピソードも、キャラクターもぶっ飛んでいて面白い。ただ、ミステリーではないので、このサイトの採点としては低くした。