悪しき霊を討つ者・鳴弦師の母を亡くしてから数ヶ月―久遠明は、かつて鳴弦師だった叔父の倫太郎と、その式神で猫の多聞が営む古書修繕店・遠鳴堂に身を寄せていた。

遠鳴堂に珍しく訪れた古書修繕の依頼。

黄昏と境界の街、幽落町に夏がやってきた。

あの世とこの世の狭間にある黄昏のまち・幽落町にも冬がやってきた。

東京の有楽町と間違えて、おばけの町―幽落町に引っ越した僕・御城彼方。

両親を早くに亡くしたあかねは、５人の過保護な兄と暮らしている。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

このたび晴れて大学生となり、独り暮らしを始めることになった僕―御城彼方が紹介された物件は、東京都狭間区幽落町の古いアパートだった。

あやかしの箱の封を解いてから、九十九家兄妹に寄り添ってきた2体のあやかしがいる。

妖怪の集まるところに笑顔あり！　笑って泣ける、平成あやかし譚―― 作家として人生崖っぷちな妖怪小説家・緒方司貴が訪れたのは、妖怪と縁深い遠野の旅館「迷家荘」。

大丈夫。思い出した約束があなたを癒す――。

小説家の端くれ・緒方司貴のもとに遠野から謎の宅配便が届いた。

亡き父からの手紙に端を発した一連のあやかし事情―あかねを迎えに来るという“あやかしの許嫁”天邪鬼の縺れた絆をほどいた九十九家の兄妹たち。

高校二年生になった正太郎。

喫茶店エメラルドに、金髪碧眼の美少年・ダニエルがやってきた。

あやかしのお医者さんである双子・晴と嵐と、弟子の莉莉。

あやかしのお医者さんである双子・晴と嵐と、弟子の莉莉。

あやかしのお医者さんである双子、晴と嵐に弟子入りした莉莉。

街で起こる奇妙な事件を辿り、あやかしを回収するあかねと五人の兄。

嫁入りし、縁結びで徳を積むべし ■□■『あやかし双子のお医者さん』『九十九さん家のあやかし事情』に続く、椎名蓮月の新シリーズ、発売決定!!■□■ 一人暮らしをはじめたしっかり者の大学生・結維(ゆい)。

消えた弟を探すため、不思議な事件を扱うという双子・晴と嵐を訪ねた莉莉。

兵庫県芦屋市にある、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。元イケメン俳優の海里もすっかり店に馴染み、美食について勉強中。

あかねと五人の兄たちが、管狐の事件を収めてから少し後。

冬がきて、烏丸家にもクリスマスの季節がやってきた。

ある夏の終わり。

名門・烏丸家の代27代当主となった花頴は、まだまだ若くて半人前。

「顰衆」との一件で、『妖怪学』への意識が変わった絶対城。

冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。

京都の一角に佇む「桃枝骨董店」。

ニコラス・理人・リューディガーは金髪碧眼の美青年。見た目は異国の王子様だが、中身は傲岸不遜な“魔女の専門家”だ。

泣いて笑って喜んで、妖怪と心でつながる家族の輪 迷家荘に新たな珍客現る!? 司貴&童子コンビの過去を知る"女の子の座敷童子"、迷える可愛いさとり少女、好々爺のぬらりひょん。

神田明神のお膝元にある小さな本屋さん『稲荷書店きつね堂』。

東京・谷中にある月影寺の奥に居を構え、居候・宇多蒼一郎と二匹の猫とともに暮らす白藤晴。

京都の陰陽師、出張します! 恋と不思議の大人気シリーズ第9弾! 関東本部から呼ばれた澪人と一緒に、夏の間だけ実家に戻ることにした小春。

キャンパスの中心にそびえ立つ時計塔。その最上部の小部屋にある鏡に祈りを捧げると、死者と再会できるという伝説がある。

一月になり大学にも慣れてきた葵だが、京都郊外の伏見にある老舗酒造「幸谷酒造」で修業中の清貴とは、なかなか会えない日々。

久瀬学が嫌な胸騒ぎを覚えたその日、一人暮らし先のマンションにかつての親友で、三角関係のもつれから気まずい別れをしたままの金森信治が五歳のタケルを連れてやって来る。

京の早春を花と灯りで飾る東山花灯路にて、狐の花嫁行列が妨害される事件が起こる。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

両親の別居で、妹と生き別れになっていた大学生の旭。

藍の卒業を祝し、オカ研の面々は温泉に出かけることに。

清貴が上海に旅立った数日後、葵は利休、好江とともにニューヨークの地にいた。

紅染まる遠野に恋の季節が訪れる! 座敷童子コンビが贈る平成あやかし譚。 季節は秋。

新垣澪は、丸の内の巨大企業、吉原不動産の若手社員、でした。今ではギリギリ丸の内にある子会社にて勤務中。

早朝にひっそり営業しているスープ屋「しずく」では、シェフ・麻野が美味しい日替わりスープを提供し、お客の悩みを優しく解決してくれる。

大学生の御城彼方は、あの世とこの世の境界に存在する幽落町に下宿し、駄菓子屋“水無月堂”の店主で大家でもある水脈さんとアヤカシたちの憂いを解決する日々。

夏休みも終わった9月。清貴は、最後の修業先である「小松勝也探偵事務所」で働き始めた。

丸の内の巨大企業「吉原不動産」。突如、後継者候補に名乗りをあげたのは、幽霊物件再生部署、第六物件管理部部長の長崎次郎。

「懐かしい三羽の小鳥たちへ。

10年の時を経て、再び親友となった太秦萌、小野ミサ、松賀咲。

澪人が作った対策チームの頑張りによって京都に平和が戻り、小春たちはミステリー研究会としての活動を再開した。

ジウ・イーリンに請われ、美術展での鑑定のために円生、小松とともに上海を訪れた清貴。

怖い話好き集まれ!怖いのに元気になれる、オカルトお仕事物語! 新垣澪は、元気が取り柄の新入社員。

――生者と死者。彼の目はその繋がりを断つためにある。

天才発掘師・西原無量が所属する亀石発掘派遣事務所の所長の下に「庭から遺物が出た」と相談の連絡が入った。

11月になり、『やおよろず』の辺りも寒さが厳しくなってきた。