あの星が見えなくなるまで 遠鳴堂あやかし事件帖3
- 事件帖 (68)
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三巻の内容の濃さにおどろきです。 ひとつの事件があり、その事件が終わっただけでかなり心がほっこりとしたのですが、そのあとに主人公とおじさんの関係にひびが入るような事態になってしまって、とてもはらはらします。 あやかし事件を始末する専門の機関というのが前巻などでもちらちらと出てきたのですが、この巻でその全容がわかります。個人があやかし退治をしているだけのお話ではなく、スケールがうんと大きくなります。 そんな大きなものに巻き込まれながらも、主人公と血の繋がらない家族というおじさんが、絆を強めて家族としてなり立っていけるのか。ふたりの心のすれ違い、過去の様々なしがらみ、そんなものに絡みつかれながらも、頑張る主人公が、一巻から比べてほんとうに成長しているのがわかります。 式神の彼も大活躍です。彼の正体にもおどろきました。あと仔猫の描写が可愛すぎます。しぐさがとても仔猫です。 また、主人公の友人達の心模様にもにやついてしまいます。あまりに可愛いので、中学生というのはこんな初々しい世界で生きているのか、と本当のことのように思えてしまうくらいにきゅんとします。安達くん、がんばれ!w 遠鳴堂あやかし事件帖の人物達、誰にとってもひとつの終わりであり、ここが全てのスタートである。そんな三巻でした。 | ||||
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