東京の有楽町と間違えて、おばけの町―幽落町に引っ越した僕・御城彼方。

春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。

――この男、凄いんです。

黄昏と境界の街、幽落町に夏がやってきた。

浅草の一角で、町並みに溶け込むかのように佇む栗丸堂。最近店を継いだ若い主人の名は栗田仁という。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

あの世とこの世の狭間にある黄昏のまち・幽落町にも冬がやってきた。

妖怪の集まるところに笑顔あり！　笑って泣ける、平成あやかし譚―― 作家として人生崖っぷちな妖怪小説家・緒方司貴が訪れたのは、妖怪と縁深い遠野の旅館「迷家荘」。

母の故郷・マーキス島にある「法医学博物館」で突然過去の世界に飛ばされた、医学生の西條遊馬。

人の心の動きを香りとして感じとる力を持つ、高校二年生の香乃は祖母が営む香り専門店『花月香房』に暮らしている。

小説家の端くれ・緒方司貴のもとに遠野から謎の宅配便が届いた。

このたび晴れて大学生となり、独り暮らしを始めることになった僕―御城彼方が紹介された物件は、東京都狭間区幽落町の古いアパートだった。

新生『エメラルドの探偵』は、ピアスで茶髪な軽い男。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

三社祭の夜。葵の笑顔に秘められた過去を、栗田は垣間見る。

泣いて笑って喜んで、妖怪と心でつながる家族の輪 迷家荘に新たな珍客現る!? 司貴&童子コンビの過去を知る"女の子の座敷童子"、迷える可愛いさとり少女、好々爺のぬらりひょん。

「B's-LOG COMIC」にてコミカライズ決定! 妖怪博士絶対城が、華麗に活躍! 『大日本護法息滅会』。

悩みを抱えた女子大生の綱島響子が依頼に訪れたのは、「異常・怪奇・不可解請け負いマス」と謳う怪しさ満点の『探偵事務所ANSWER』。

文学部四号館の四十四番資料室。そこに収められる膨大な文献は、絶対城の師匠であるクラウス教授から引き継いだものだった。

新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。

東勢大学文学部四号館四階、四十四番資料室の妖怪博士・絶対城阿頼耶の元には、今日も怪奇現象の相談者が訪れる。

今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』だけど今日は…雪弥さんが、ちょっとおかしい。

「顰衆」との一件で、『妖怪学』への意識が変わった絶対城。

福井の田舎から祇園へ出てきた一花。どこかどんくさい少女で、やっと仕込みから舞妓になれたばかり。

就職活動に疲れ切った女子大学生・小野寺美久が、ふと迷い込んだ不思議な場所。

京都の寺町三条商店街の骨董品店『蔵』でアルバイトを始めた女子高生の真城葵。

「『鬼』の正体は探るな」クラウス教授にそう忠告された絶対城。

雪弥と気持ちを通わせた香乃は、これから築いていく関係に戸惑ってばかり。

就職活動に疲れ切った女子大学生・小野寺美久が、ふと迷い込んだ不思議な場所。

「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。

浅草の仲見世通りから少し外れると、懐かしい雰囲気の和菓子屋が見えてくる。

画学生の舟木和豊は「絵魂術」という怪しの術を使って、様々な事件を解決してきた。

王子様と見紛う美形の探偵・上倉悠貴がオーナーの喫茶店。そこでウェイトレス兼探偵助手を務める小野寺美久。

『日暮旅人』の名前で出された爆弾テロの脅迫状。ニュースでは旅人の名が流され、警察も旅人を探しはじめていた。

冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。

高校三年生になり、大学受験も意識しだした葵。

“あなたのココロ、リノベーションします" 大学で建築を学ぶ今西中(いまにしあたる)は、とある事務所でインターンをすることに。

栄養科学研究所に配属された千鳥(チドリ)は、言語学研の鳶(トビ)、考古学研の鶫(ツグミ)とともに、研究室で起きた殺人未遂事件を偶然目撃してしまう。

この風変わりな博物館には、古いものだけでなく大切な想いと奇妙な依頼も集まるみたいです。

名門・烏丸家の代27代当主となった花頴は、まだまだ若くて半人前。

正太郎のもとに届いた衝撃的な写真。それは、心を通わせた愛犬の無残な写真だった。

両親を早くに亡くしたあかねは、５人の過保護な兄と暮らしている。

視覚以外の感覚を持たない青年・日暮旅人は、それらと引き替えに、目に見えないモノ―音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛みを“視る”ことができる。

「悠貴君、デートしよう!」突然、禁断の告白をした美久。

人気の街、吉祥寺―あなたが道に迷ったとき、どうしていいか困ったとき、その紅茶屋は現れます。

人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃。

保育士の陽子は、旅人と灯衣親子の世話を焼くため、相変わらず『探し物探偵事務所』に通う日々を送っている。

ついにお互いの気持ちを伝え、付き合いだした清貴と葵。

大人気シリーズ「京都寺町三条のホームズ」の公式読本が、ついに登場!これまでにシリーズに出てきた京都のスポットやグルメを清貴が案内する「舞台案内」、カラー写真でおくるスポット紹介、イラスト付きキャラクター紹介&誕生秘話、葵の誕生日パーティーの夜を描いた書き下

『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉作品、『残留思念捜査』シリーズ、待望の第二弾! 現場に残された“声"を聞くことができる女子高生と、教師のツンデレ・コンビが再び事件に挑む。

紅染まる遠野に恋の季節が訪れる! 座敷童子コンビが贈る平成あやかし譚。 季節は秋。

東京・谷中にある月影寺の奥に居を構え、居候・宇多蒼一郎と二匹の猫とともに暮らす白藤晴。

第12回『このミステリーがすごい! 』大賞隠し玉作品、ついに刊行! 中高生時代の同級生4人が6年ぶりに再会。

ところは福岡・太宰府市。参道でオルゴール店を営む32歳イケメン独身貴族、伊東秀。

「みなさんには、ケーキのように愛おしい宝物はありますか?」―大切な想いが込められたものには、必ず他人を魅了する力があるといいます。

「恋はいつか終わります―」千代田百瀬は、その身をもって自らの言葉の意味を知る。