高校の文化祭が押し迫る晩秋、ラーメンはなまるにやってきたのは、チャイナマフィアの後継者兄妹。

ニート探偵アリスとその助手である僕は、深刻な事件の合間にも、ばかばかしくてつまらない、けれど忘れられない揉め事にいくつも巻き込まれている。

クリスマスが近づき、探偵事務所のそばにあるホームレス公園の改装工事が始まろうとしていた。

あの男が戻ってきた―四代目率いる不良少年チーム・平坂組の、もう一人の創設者、平坂。

「ただの探偵じゃない。ニート探偵だ。

彩夏が戻ってきた。冬の事件の後遺症で、僕との過去をみんな忘れて―。

春休みのある日、NEET探偵事務所に駆け込んできた依頼主は、変にテンションの高いタイ人の女の子だった。

2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した!流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取されつづけてきた。

突然、雨の路上に立っている自分に気づいた神田健一郎。傘も持っておらず、なぜか右手には血まみれの果物ナイフ。

長く続いた戦争のため、放射能灰に汚染され廃墟と化した地球。生き残ったものの中には異星に安住の地を求めるものも多い。

太平洋の真ん中、赤道直下に浮かぶ、名前のない小さな島。

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。

終わらない夏が終わるとき、あなたはきっと、涙する。 時を遡ることができたなら。

前触れなく人間が消滅し、その痕跡も、周囲の人々の記憶からも消え去ってしまう世界。

北海道・旭川の冬。僕・正太郎は、櫻子さんと親しい薔子さんに頼まれて、旭岳にある別荘に行くことに。

僕が入学してしまった高校は、生徒数8000人の超巨大学園。その生徒会を牛耳るのは、たった三人の女の子だった。

櫻子と捜査中に怪我を負った正太郎。櫻子はこれ以上正太郎を危険にさらすまいと、距離を置くことにする。

双貌塔イゼルマに住む究極の美を持つとされる黄金姫・白銀姫。

平凡な高校生の正太郎と、鋭い観察眼を持つ骨フェチ美女の櫻子。

魔眼蒐集列車。それは、欧州の森を今なお走り続ける伝説。

出来心で女装して演奏動画をネットにあげた僕は、謎の女子高生(男だけど)ネットミュージシャンとして一躍有名になってしまう。

新聞部の創設。柏原第二高校に転校してきた安達は、島で唯一の小学生・相原大地のために部活動を始めることを提唱する。

正太郎のもとに届いた衝撃的な写真。それは、心を通わせた愛犬の無残な写真だった。

魔術協会の総本山「時計塔」において、現代魔術科の君主に叙されているエルメロイ2世は、「剥離城アドラ」の遺産相続に立ち会ってほしいと依頼を受ける。

北海道は旭川。僕、正太郎は、骨を偏愛する美女、櫻子さんと、担任の磯崎先生と共に、森へフィールドワークへ出かける。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

将来何者かになる幻想だけを抱きながら何者にもなれず、大学を留年しながらブログやアフィリエイトで小銭を稼ぐ生活を送っていた葉山理久央。

生徒数8000人超の巨大学園を牛耳る生徒会で書記として働き始めた僕。

生徒数8000人の超巨大学園に秋がやってくる。

生徒数8000人超の巨大学園を支配する生徒会に、見習いとして入った僕。

彼女の哀しき「奇蹟」の連鎖は、偶然か、意図的か。