プラチナ・ビーズ

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長編
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あらすじ

2001年07月19日 プラチナ・ビーズ

脱走した米兵の惨殺死体が日本海岸で発見された。それがすべての発端だった…。同じ頃、米国防総省の下請け情報機関に所属するアナリスト・葉山は調査中にある情報を入手する。北朝鮮の権力中枢で、何かが起きている―。鍵を握る謎の言葉「プラチナ・ビーズ」とは?米朝の謀報戦を鮮烈に描く、本格スパイ小説の新鋭、入魂のデビュー作。文庫版のための特別描き下ろし短編『ミスター・オリエンタル』も収録。(「BOOK」データベースより)

評判

プラチナ・ビーズの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

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プラチナ・ビーズの総合評価:

8.89/10点 レビュー 18件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.18
(5pt)

題名が秀逸すぎる

最初は堅苦しい題材にありがちな癖のある文体とかをイメージして買うのを迷ったんですが、
数行でそれも杞憂だと悟りました。
確かについ身構えてしまいがちなテーマが題材の筈なのに、話を追うことが全く苦になりません。
文体の癖の無さ、展開の見せ方の鮮やかさがたまらない。
そして多分この作者が書きたかった根本が、あくまでどうしようもない状況に翻弄され傷つけられても尚、
足掻いて居場所を掴み取ろうとする人の心や絆に据えられていたからではないかなと。

むしろ重厚な設定と描写の骨子は、瑞々しくさえも感じられる登場人物の心情と絶妙なバランスを織りなしています。

でてくる登場人物がまた魅力的で、ちょっとした仕草の描写にもなんとも言えない色香を感じるのがたまらない。
横浜のカサノバさんが凄まじい存在感です。
余りに濃いキャラばっかりなんで、振り回されながらも懸命な主人公の行動を読んでいると、清涼飲料水飲んでる気分になるバランスも絶妙。
プラチナ・ビーズ Amazon書評・レビュー: プラチナ・ビーズより
4087473449
No.17
(3pt)

いらいらした。

重厚でキャラ萌えもある小説を読みたくて、レビューにひかれて購入。
・・・裏切られはしなかったけど、期待しすぎたことを反省してます。

主人公の葉山のぐだぐだ感にいらいらして、最後の方はうんざりしながらページめくってました。
どこまで平和ボケしてるの・・・?
それでよく居場所がないとか祖国がないとかなんとか悩めるね。すごい神経してるわ。
そこまであの女性にこだわる必然性を全く感じられず。
葉山は何年この世界にいるんでしょうか。
国際社会の裏側で犠牲になる人間と接したの、本当に初めてなんでしょうか。
魚処刑のときの葛藤も、ちょっとどうかと思いましたよ。早く逃げろよ。いらいら。

そんなボケな葉山をフォローする坂上が2割増しでまともに見えたかも。
海軍仕込の卑猥語が気持ちいい。軍隊ってどんなものか、とてもよく伝わるし。
ガンマニアっぷりも素敵。人格破綻者呼ばわりは妥当だけど、葉山とはワレナベニトジブタでよいコンビ。

おとぼけ葉山が「情報」という魔物の本当の魅力に浸っちゃうシーンとか、ちょっとわくわくした。

エディはともかく、サーシャはそれなりに期待にこたえてくれるキャラでした。(次にいつあえるやら、ですが)

大好きなんですよ、こういうキャラ。
何不自由ない贅沢な生活をしながら、たまにボランティア、みたいな。
1000万の時計をはめて国境なき医師団に参加する、みたいな。
この二人は本当に、考え方が双子のようだ。

葉山は「ミスターオリエンタル」を継げるのか?先代の死の謎は解けるのか?楽しみなような、付き合いたくないような。
所詮分析官は分析するだけ、というのは筆者の経験からの諦観なのかな。
だとしたら、巻が進むうちに、タガが外れて現実離れした大活躍させちゃったりするのかな。
期待してます。
プラチナ・ビーズ Amazon書評・レビュー: プラチナ・ビーズより
4087473449
No.16
(4pt)

長かったけれど

一気に読んでしまいました。
物事を色々な方面から語ってくれる登場人物が多く、
偏った見方を(できるだけ)せずにいられるところが良かったです。

最後は心が痛かった。
日本人であるということより、ひとりの人間として。
「私は葉山のように悔しくなかった」ということに気づき、
自分は随分おごった考えを持っていという事実を突きつけられました。
プラチナ・ビーズ Amazon書評・レビュー: プラチナ・ビーズより
4087473449
No.15
(5pt)

厚みで手が痺れた

北朝鮮、アナリスト、経済、などの単語が出るせいで難しげな本なのか
と思っていましたが、少年漫画を読むのと同じおもしろさを感じまし
た。はじめの方は謎が多い上に、およそ関係のなさそうな事柄の描写が
続くような気がしてやや退屈でしたが、これらの伏線が活きてくる中盤
以降は目が離せなくなりました。プラチナビーズというタイトルの意味を
知る頃にはすっかり魅了され、次巻の「スリーアゲーツ」も続けて読み
ました。
「パーフェクトクォーツ」「ソウルキャッツアイ」が発売されるのを
心待ちにしています。
プラチナ・ビーズ Amazon書評・レビュー: プラチナ・ビーズより
4087473449
No.14
(5pt)

フィクションだけど、ノンフィクション的

作家自身が防衛庁ご出身ということもあり、フィクションとはいえ、ノンフィクションのような気がして夢中になった。これを読んでから、この作家が出している本は必ず読んでいるが、裏切られることはない。作品には作家のその時その時の思いが集約され、登場人物たちは常に憑かれたように情熱的で、悲哀に満ちている。プラチナビーズが何を示しているのかを知ったときには、やはりアジアの一員である日本人であることに対して、じっと考えてしまった。
プラチナ・ビーズ Amazon書評・レビュー: プラチナ・ビーズより
4087473449

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