死者の裏切り



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
死者の裏切り
(違う表紙に投票したい場合もこちらから)

オスダメ平均点

8.00pt (10max) / 1件

8.00pt (10max) / 1件

Amazon平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

楽天平均点

3.13pt ( 5max) / 9件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2009年11月
分類

長編小説

閲覧回数2,568回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数2

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

死者の裏切り

2009年11月06日 死者の裏切り

日本の法律では、失踪してから七年間が経てば、遺体が発見されなくても死者とみなすことができる―。偶発的に夫を殺してしまった祐子。彼女は遺産を相続するために、愛人・黒沢とともに自宅の地下室に遺体を隠し、蒸発を装う。しかし、義母が雇った探偵が真実に迫ろうとする。祐子たちは探偵の目を欺くため、警察が公開している身元不明者のリストに目をつけて…。祐子は家族や探偵、警察を騙し通し、遺産を手に入れることができるのか。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

死者の裏切りの総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

死者の裏切りの感想

ジャンルでいえば倒叙ミステリになる内容で、犯行を隠そうと必死に策略を巡らす妻と愛人二人の様子が描かれている。しかし、最後には明らかになってしまうというお決まりのパターンだけれど、その過程がどれほど読み応えがあるかが
この形式の勝負どころだ。結論からいうとかなり良く出来ている。二転三転する調べる側と隠そうとする側の攻防がとても上手く書かれている。単なる失踪の状況であれば警察は介入してこないので世間の目は誤魔化せると考えていた
妻と愛人だったが、継母と義兄が雇った探偵が色々と調べ始めて不審の目を妻に向ける。この探偵を遠ざけるために苦肉の策で警察が公開している身元不明者の情報を探り死んだ夫に会う死体を探し出して失踪した夫だとすることにした。
しかし、しつこい探偵のせいで事態は悪くなる一方。その他にも妻にとっては思いがけないことが次々と明らかになって追いつめられていく。最後の裏切りにもちょっと驚かされるが伏線はちゃんとあった。迷走する妻と愛人だが二人の駆け引きが
このミステリの醍醐味で倒叙ものは最近あまり見ないのでけっこう楽しめて読んだ。事態があれこれ動く要素も考えられていて探偵の個性も強くできばえは中々と思う。

ニコラス刑事
25MT9OHA
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

スポンサードリンク