白骨の語り部-作家六波羅一輝の推理-

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種別
長編
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あらすじ

2006年02月28日 白骨の語り部―作家六波羅一輝の推理 (C・NOVELS)

作家・六波羅一輝は大ヒットしたデビュー作以降、小説が書けないでいた。ようやく、柳田国男の『遠野物語』で有名な、岩手県の遠野に伝わる民話に新作推理小説の着想を得た彼は、新米女性編集者・北村みなみとともに取材に向かった。しかし、遠野で待ち受けていたのは―女性の白骨死体。警察に知らせようと焦る一輝とみなみだが、山中で迷ってしまう。偶然、猿村という山村に辿り着き、大きな屋敷に飛び込んだ二人だが、住人たちも娘が帰らないと心配しているところだった。そして、警察の捜査により白骨死体の身元が特定された。それは屋敷に住む、謎めいた昆家四姉妹の次女・有希子。だが、有希子が失踪したのは数日前で、白骨は死後一年は経過している…。被害者は本当に彼女なのか!?白骨が語る、呪われた旧家・昆家と惨劇の真相とは。(「BOOK」データベースより)

評判

白骨の語り部-作家六波羅一輝の推理-の評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

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平均点7.00pt

白骨の語り部-作家六波羅一輝の推理-の総合評価:

5.92/10点 レビュー 12件。

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11
(4pt)

安定した筆力でのミステリー

著者の作品はデビュー作では感銘を受けましたが、
その後は蘊蓄を語り続けるだけだったり、
ノリと冗談だけの作品も多く、
残念に感じることが続いていました。

本作は、赤川次郎を彷彿とさせる
お色気をやんわりと感じさせる場面を入れつつ、
やや無理矢理な展開ながらも
真面目にミステリとして話が進んでいきます。
さすがの筆力、読むのが止まらなくなりました。

『遠野物語』の舞台での事件なので、
そのあたりの蘊蓄がもうちょっと語られるかと期待しましたが、
本作はミステリが中心でした。
テレビドラマ化されたそうですが、
まさしく二時間番組にふさわしい筋立てで、
その辺も意識されたのかもしれません。

トリックについては評者にすら思いつくものでしたが、
それはそれとして、
そこに係わる人情の機微がやや浅く感じました。
いや、普通の人はあんなふうになりませんって。
ただ、出版が 2006年、18年も前の作品で、
障碍者や LGBT に触れる場面が描かれていることには
先駆的であるように感じられました。

読んでいる間は楽しかったのですが、
読み直してみたいと思えなかったのは残念でした。
気分転換には良い一冊になると思います。
白骨の語り部 - 作家六波羅一輝の推理 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 白骨の語り部 - 作家六波羅一輝の推理 (中公文庫)より
4122052149
No.10
(4pt)

安定した筆力でのミステリー

著者の作品はデビュー作では感銘を受けましたが、
その後は蘊蓄を語り続けるだけだったり、
ノリと冗談だけの作品も多く、
残念に感じることが続いていました。

本作は、赤川次郎を彷彿とさせる
お色気をやんわりと感じさせる場面を入れつつ、
やや無理矢理な展開ながらも
真面目にミステリとして話が進んでいきます。
さすがの筆力、読むのが止まらなくなりました。

『遠野物語』の舞台での事件なので、
そのあたりの蘊蓄がもうちょっと語られるかと期待しましたが、
本作はミステリが中心でした。
テレビドラマ化されたそうですが、
まさしく二時間番組にふさわしい筋立てで、
その辺も意識されたのかもしれません。

トリックについては評者にすら思いつくものでしたが、
それはそれとして、
そこに係わる人情の機微がやや浅く感じました。
いや、普通の人はあんなふうになりませんって。
ただ、出版が 2006年、18年も前の作品で、
障碍者や LGBT に触れる場面が描かれていることには
先駆的であるように感じられました。

読んでいる間は楽しかったのですが、
読み直してみたいと思えなかったのは残念でした。
気分転換には良い一冊になると思います。
白骨の語り部―作家六波羅一輝の推理 (C・NOVELS) Amazon書評・レビュー: 白骨の語り部―作家六波羅一輝の推理 (C・NOVELS)より
4125009341
No.9
(1pt)

とんでもない不可解状況にもっともありふれた真相が提示される

この著者はいつものことだが提示される謎が不可解で大いにチャレンジングである。 が、百難を排して無理筋な、「ありきたりの」『真相』に至るというのがパターン。 

今回も、昨日までいた人の一年以上前の白骨死体が見つかるというなかなかの謎。 に一番ありそうな解決案になかなか誰も気づかない。 きづいてみれば、実は限りなくありそうにない状況が無視されている。

人情も、人間の認識力の鋭敏さも無視してのムリヤリこじつけ。(プロ作家ならこじつけにならないように状況設定するものだが、そういう配慮はない。)

安定の鯨統一郎クオリティ
白骨の語り部 - 作家六波羅一輝の推理 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 白骨の語り部 - 作家六波羅一輝の推理 (中公文庫)より
4122052149
No.8
(1pt)

とんでもない不可解状況にもっともありふれた真相が提示される

この著者はいつものことだが提示される謎が不可解で大いにチャレンジングである。 が、百難を排して無理筋な、「ありきたりの」『真相』に至るというのがパターン。 

今回も、昨日までいた人の一年以上前の白骨死体が見つかるというなかなかの謎。 に一番ありそうな解決案になかなか誰も気づかない。 きづいてみれば、実は限りなくありそうにない状況が無視されている。

人情も、人間の認識力の鋭敏さも無視してのムリヤリこじつけ。(プロ作家ならこじつけにならないように状況設定するものだが、そういう配慮はない。)

安定の鯨統一郎クオリティ
白骨の語り部―作家六波羅一輝の推理 (C・NOVELS) Amazon書評・レビュー: 白骨の語り部―作家六波羅一輝の推理 (C・NOVELS)より
4125009341
No.7
(3pt)

昨日まで生きていた人物が白骨で発見された!

鯨氏がCノベルスから出したお手軽トラベルミステリー趣向の長編作品。
マイナーなノベルスということで、当然あまり力の入った作品ではない。
2時間サスペンスのような手垢の付いた展開と、昨日まで生きていた人物が白骨で発見された!という不可能トリックはなかなか掴みとしては効果的だが、そのトリックははっきり言ってミステリー好きなら誰でも最初に考えるネタそのままである。
遠野伝説を絡めているのが売りだが、あまり内容とはうまく絡んでないような。
ノベルス媒体の鯨作品で傑作を期待するほうがおかしいのであるが、それなりに退屈せずに読ませる程度には仕上がっている。その意味ではノベルス媒体の鯨作品らしい作品と言える。
白骨の語り部 - 作家六波羅一輝の推理 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 白骨の語り部 - 作家六波羅一輝の推理 (中公文庫)より
4122052149

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