水の時計

登録されているタグ

※以下のグループに登録されています。

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

6.75pt (10max) / 4件

7.17pt (10max) / 12件

Amazon平均点

3.93pt (5max) / 29件

楽天平均点

3.68pt (5max) / 111件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

3pt

サイト内ランク[]
ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

6.67pt

48.33pt

←非ミステリ

26.67pt

ミステリ→

37.33pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
5,235回
お気に入りにされた回数
0
読書済み登録回数
20
このページのURL

あらすじ

2005年08月25日 水の時計 (角川文庫)

医学的に脳死と診断されながら、月明かりの夜に限り、特殊な装置を使って言葉を話すことのできる少女・葉月。生きることも死ぬこともできない、残酷すぎる運命に囚われた彼女が望んだのは、自らの臓器を、移植を必要としている人々に分け与えることだった―。透明感あふれる筆致で生と死の狭間を描いた、ファンタジックな寓話ミステリ。第二十二回横溝正史ミステリ大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

水の時計の評価:

6.75/10点 レビュー 4件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.75pt

水の時計の総合評価:

7.73/10点 レビュー 33件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(6pt)

水の時計の感想

脳死の病所や月明かりの夜のみに話せる死者の声、タイトルの水、と言った単語のインスピレーションが影響して物語は幻想的で不思議な読書でした。
ミステリとして見ると特出した好みがなかったのですが、文学的には読書中に感じる空気感が良かったのと、重いテーマなのに読後は悪い気持ちにならないのが良かったです。

本書はオスカー・ワイルド『幸福な王子』の体の一部を他人に与える様を、臓器提供として現代版の物語を作り上げている所が見事です。有名な童話なだけに、使用されているモチーフに気付きやすい点が読みやさに繋がりました。

序盤の暴走族の模様は正直、嫌な気分にさせられたのですが、ツバメの代用となる臓器を運ぶ為に警察の検問を掻い潜って滑走するバイクを演出して、アクション要素で物語の中に起伏を作る、必要な設定と感じて読後は個人的に納得しました。

egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.29
(5pt)

やるせなさ中にも何故だが安堵を感じさせる作品。今年一番のお奨め。

今年一番の作品。本格ミステリー好きな私だが、この作品には驚嘆。ミステリー性はやや欠けるものの、ぐいぐい読み手を引っ張っていくストーリーとプロットは新人とは思えない迫力。横溝正史という巨人が生誕し百年を超えるが、その横溝史ミステリー大賞を受賞したのも全く異論なく頷ける。この作品との出逢いに感謝すら覚える。
水の時計 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 水の時計 (角川文庫)より
4048793012
No.28
(5pt)

やるせなさ中にも何故だが安堵を感じさせる作品。今年一番のお奨め。

今年一番の作品。本格ミステリー好きな私だが、この作品には驚嘆。ミステリー性はやや欠けるものの、ぐいぐい読み手を引っ張っていくストーリーとプロットは新人とは思えない迫力。横溝正史という巨人が生誕し百年を超えるが、その横溝史ミステリー大賞を受賞したのも全く異論なく頷ける。この作品との出逢いに感謝すら覚える。
水の時計 Amazon書評・レビュー: 水の時計より
4048733826
No.27
(3pt)

重い明日

2002年に出た単行本の文庫化。
 第22回横溝正史ミステリ大賞の受賞作。
 臓器移植をテーマを縦糸にして、6つの物語が紡がれている。幻想的かつ暴力的な世界観が、痛々しいほどに読むものの心に迫ってくる。印象に残る一冊だ。
 ただ、ミステリの範疇に入るのかは疑問。
 このあとしばらく著者がもがきくるしむことになるのも納得。
水の時計 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 水の時計 (角川文庫)より
4048793012
No.26
(3pt)

ロマンティックだが、今ひとつ詰めが甘い

「満月」「水の時計」「幸福な王子(童話)」など、ロマンティックな情景や小道具を使っているが、どれも消化されておらず、中途半端である。詰め込みすぎたが、詰めが甘く、内容はいいのに、薄っぺらい少女漫画風になってしまった感じがあり残念。

ルートゼロという少年集団について描かれているが、なぜ彼らが有能な暴走族なのかわからない。警察をも欺けるほどの能力がどうしてあるのか疑問。もっとわからないのが、冒頭で恐喝や暴行を起こすことを平気で行っていた主人公の少年が、家賃の支払いを気にしたり、順応に臓器を送り届けることをしたのかわからない。実は清い心を持っている少年であるのだとしたいのだろうが、本当にそれが描かれているのか疑問。

また、脳死の少女と少年の繋がりが弱く、少女が少年に思い入れが出来るほどのストーリーがあったとは考えられにくい。

せっかく、アイデアはいい作品ですが、詰めが甘く、ロマンティックに傾向してしまったがために、薄い話になってしまったのが残念です。
水の時計 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 水の時計 (角川文庫)より
4048793012
No.25
(4pt)

伏線回収が見事

過去に読んだ事があったのですが、また読みたくなったので購入しました。 本書の素晴らしいところは、主人公の色々な描かれ方です。 多くはチャプター毎に登場する語り部たちから見た姿なのですが、特徴的な主人公の風貌が語られると、思わず登場を喜びたくなるほどの魅力に満ちた主人公です。 また、主人公が搭乗する赤い『カワサキZZR600(2005年以前のモデルと思われます)』は本書の象徴的なアイテムになりますので、一度画像で見ておくと臨場感が得られるかと思われます。 そして何より、終盤にかけて明かされていく伏線回収には見事なものがあり、感心する事請け合いです。
水の時計 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 水の時計 (角川文庫)より
4048793012

その他、Amazon書評・レビューが 29件あります。
Amazon書評・レビューを見る