真夜中のタランテラ

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長編
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あらすじ

2008年09月30日 真夜中のタランテラ (ミステリ・フロンティア)

野外劇場の搬入口近くのベチで発見された、「義足のダンサー」として有名だった桐生志摩子の奇妙な死体。現場は、彼女が自らの人生を重ねてきた、アンデルセンの童話『赤い靴』になぞらえられたような状況であった。健常だった右足は切断されて行方不明。そして彼女の左義足と、持ち主不明の謎の右義足が、彼女のトレードマークであった赤い靴を履かされ、舞台に放置されていた。まるで義足が、赤い靴の呪いで踊ったかのように―。彼女の夫から相談を受け、義肢装具士の香坂徹と妹の奈緒、そして再生医療の研究者である鴇圭一郎は調査を開始するが、事件は予想もしない展開を見せる…。鮎川哲也賞受賞作家による、渾身の傑作ミステリ。(「BOOK」データベースより)

評判

真夜中のタランテラの評価:

2.00/10点 レビュー 1件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点2.00pt

真夜中のタランテラの総合評価:

6.00/10点 レビュー 6件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.5
(5pt)

満足

絶版本でずっと探してました。
状態も非常にキレイで満足してます。
ありがとうございました。
真夜中のタランテラ (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 真夜中のタランテラ (ミステリ・フロンティア)より
4488017517
No.4
(3pt)

感情移入できませんでした

この作者の石の繭を読んで面白いと思って、別のを読んでみようと思ったのですが、ごめんなさい、登場人物にあまり感情移入できず、ストーリーが頭に入ってきませんでした。
最後の動機も私にはちょっと無理無理な設定で、これは逆恨みというのでは?と思い、納得できるところがありませんでした。
よかったのは、義肢を使っている方々の生の声です。皆さん、泣くとかそういうことではなく、ふつうの生活を送っているということが、とても印象に残りました。もしかしたら自分も使うようになったりすることもあるかもしれませんが、この方たちのように自然に生きていきたいと思いました。幻肢痛、小説で何回か読みましたが、本当にこわいです。それが名残ということなのかな…
真夜中のタランテラ (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 真夜中のタランテラ (ミステリ・フロンティア)より
4488017517
No.3
(1pt)
※削除申請(1件)

社会派の功罪

ひどい内容の社会派ミステリー。義手・義足に焦点を当て社会的な関心を引いたということがもし評価されるなら、ユーザーや義足技師は殺人犯か被害者でなければならないとでも言わん内容。簡潔に言えば非常に後味が悪い。悪すぎる。いくら社会的弱者がより弱い立場にいる人間を虐げることが現実問題として存在しているとしても、それをそのまま殺人に結び付けてどうする?筆者のことはよく知らないが、彼が健常者であればまさに作者という神の立場を利用して障がい者を金儲けの手段にしているとしか思えない!すべての社会派ミステリーがそうとは言わないが、もう少し当事者のおかれた立場を考えるべきだろうと思った。
真夜中のタランテラ (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 真夜中のタランテラ (ミステリ・フロンティア)より
4488017517
No.2
(4pt)

これからが楽しみかも

医療物が大好きなので、何となく手にとった。基本はアンデルセンの童話「赤い靴」になぞらえた殺人事件を追うミステリーだが、こちらははっきり言って、犯人がすぐにわかってしまうし、動機が弱い気がしたので、それだけだったら星三つといったところ。
 だが、前の方も書いておられるように、義肢についての薀蓄はおもしろかったし、「身体完全同一性障害」という悩みを持った方々がおられるということも初めて知った。
 以降は擦れ切った本読みの邪推だが、探偵役の鴇圭一郎氏、名前の凝り方といい、やたらと顔が広いという設定といい、シリーズになりそうな気配。追いかけてみる価値は十分あり。
真夜中のタランテラ (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 真夜中のタランテラ (ミステリ・フロンティア)より
4488017517
No.1
(4pt)

リアルな描写と緻密な推理

帯にある「義足のダンサーの死」という言葉に惹かれて買いましたが、作者は義足のことをかなり細かく調べて書いています。わたしのまわりに義足を使っている人はいませんが、読んでいくうち「なるほど‥‥」と納得するところがいくつもありました。特に主人公の妹である奈緒の生活シーンはけっこうリアルです。

 前半そういう流れなので、いわゆる「お勉強ミステリー」かな?と思って読んでいたのですが、ラストに緻密な推理の積み重ねがあってかなり驚かされました。流して読んでしまったところをもう一度読み直すと、ちゃんと伏線があって唸らされます。謎解きはけっこうボリュームがありますが、一気に読んでしまいました。

 義足のトリックを作るだけではなく、「人間にとって義足とは何か?」というテーマを書いているところに好感が持てます。義足をここまで使い込んだミステリーはたぶん他にないでしょう。
 社会派とか本格派とかの枠を越えて楽しめる本だと思います。
真夜中のタランテラ (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 真夜中のタランテラ (ミステリ・フロンティア)より
4488017517

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