結婚って何さ
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
結婚って何さの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
行きずりの男と意気投合し、泥酔するまで飲酒、帰るに帰れず、連れ込み旅館の部屋に泊まった。 翌朝目にしたのは、男の絞殺死体だった・・・。 冒頭部は、ミステリとしては良くある話。 ここからストーリーは二転三転し、主人公の前に第二の事件、第三の事件が現れる。 第一の事件と第二の事件との犯人が共通しているなら、第三の事件は別なのか。 第二の事件と第三の事件が結びついていて、第一の事件が余計なのか。 複数の事件を交差させるメインアイディア1つだけでも、森村誠一や後期の笹沢左保ならば、長編小説を書ける着想である。 そこに第一の事件での密室状況の解明やアリバイトリックを加わえ、派手なカーアクションによるクライマックスまで用意。 限られた枚数の中に、多数の要素を盛り込んで、一気に読ませる。 昭和30年代の時代風俗が、やや古めかしく感じられるものの、笹沢左保の作家暦の初期を代表する長編の1つであろう。 『突然の明日』『空白の起点』『炎の虚像』などと共に、復刊が待たれる。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|