(短編集)

狐火の家

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種別
短編集
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12,540回
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4
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122
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あらすじ

2011年09月23日 狐火の家 (角川文庫)

築百年は経つ古い日本家屋で発生した殺人事件。現場は完全な密室状態。防犯コンサルタント・榎本と弁護士・純子のコンビは、この密室トリックを解くことができるか!? 計4編を収録した密室ミステリの傑作、登場!(「BOOK」データベースより)

評判

狐火の家の評価:

5.63/10点 レビュー 8件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.63pt

狐火の家の総合評価:

6.72/10点 レビュー 68件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

指定の条件による感想はありませんでした。

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.60
(4pt)

前作ほどの重厚さはないガ、かなり楽しめるシリーズ2作目の短篇集

防犯探偵シリーズ2作目の連作短編集。前作の「硝子のハンマー」(長編)が大変素晴らしかったので期待して読んだが、全体的にクオリティが高くかなり楽しめた。ただ短編集ということもあってか、トリックはやや小粒だし、前作ほどの重厚さは感じないのも事実。
探偵役の防犯コンサルタント「榎本」と美人弁護士「青砥純子」の関係性が、前作からかなり変わっているのも不思議。前作では、互いに敬意を抱いていたように想うが、本作で青砥弁護士が榎本を見る目はかなりドライ。キャラ設定を変えたのだろうか…。その辺りを気にしなければ、各話がヴァリエーションに富み、おすすめできる短篇集ではある。
狐火の家 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狐火の家 (角川文庫)より
4041979080
No.59
(4pt)

多彩な密室ミステリーの傑作短編集

ネタバレあり。

貴志祐介の「狐火の家」は、防犯探偵シリーズの第二弾として、弁護士の青砥純子と防犯ショップの店長である榎本が再びタッグを組み、複数の密室事件に挑む短編集。

本作は、前作「硝子のハンマー」とは異なり、4つの短編から構成されており、それぞれが独立した物語を展開する。

まず、表題作「狐火の家」は、田舎の古い日本家屋を舞台にした密室事件。

家族間の複雑な人間関係と、古い家屋ならではの閉塞感が見事に描かれており、物語に引き込まれる。

特に、逆転の発想を用いたトリックは秀逸で、最後まで目が離せない。

「黒い牙」は、タランチュラ愛好家の世界を舞台にした異色の作品。

蜘蛛という一般的には嫌われがちな生物を題材にしつつも、その生態や魅力を巧みに描写している。

トリックも非常にユニークで、驚くこと間違いなし。

「盤端の迷宮」は、将棋界を舞台にした密室事件で、将棋の専門知識が要求される部分もあるが、ミステリーとしての完成度は高い。

将棋の盤面を利用したトリックは斬新で、将棋ファンには特に楽しめる内容となっている。

「犬のみぞ知る」は、劇団を舞台にしたコメディタッチの作品。

劇団員たちの人間模様や、番犬の存在が重要な役割を果たすこの作品は、他の3作とは異なる軽快なリズムで進行する。

特に、劇中劇のような展開がユーモラスで、読者を笑わせる要素が満載。

まとめると「狐火の家」は、各短編がそれぞれ異なる魅力を持ち、飽きさせない工夫が凝らされている。

青砥純子と榎本のコンビネーションも健在で、彼らの掛け合いが物語にさらなる深みを与えている。

密室トリックのバリエーションも豊富で、ミステリーファンにはたまらない一冊。

ただし、短編集であるがゆえに各話の解決があっさりしている。

が、貴志祐介の巧みな筆致と、緻密に練られたトリックは健在で、シリーズファンやミステリー好きには十分に楽しめる内容となっている。
狐火の家 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狐火の家 (角川文庫)より
4041979080
No.58
(2pt)

つまらない

この人の本を何冊か読んでいましたが、初めてつまらなくて手が止まりました。他の方のレビューにもありますが、女性弁護士のキャラクターが、硝子のハンマーの時とすっかり変わって劣化しています。
探偵役とのやり取りもつまらない。
道具立てのみの短編は、読後何も残らない感じでした。
狐火の家 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狐火の家 (角川文庫)より
4041979080
No.57
(3pt)

冗長な短編集

硝子のハンマーの続きを期待して読むのはやめた方が良いです。あくまでもシリーズの短編集です。自分は期待値高く今作を読んだので見事に撃沈しました。

とにもかくにも、嫌気がさすくらい青砥弁護士のキャラが残念になっています。

一作目の青砥さんは、ドンピシャな推理こそできないものの、賢明に依頼人の嫌疑を晴らそうと奔走する良い弁護士さんであり、榎本さんに気付きを与えるポジションだったと思います。

今作における彼女はアホな推理を披露して話を間延びさせるだけの人になってしまいました。

美貌の弁護士と自負するくだりがあまりにも多くてくどいです。硝子のハンマーの理知的な青砥さんが好きでした。

あとは、青砥さんにしろハゲコウさんにしろ自分から榎本にヘルプを求めた癖に、終始イライラして怒って上から目線なので何なんだろこの人たちって思います。

榎本の語り一辺倒になるのを防ぐための合いの手役なのだと思いますが、あまりにも一々突っかかってくるので、げんなりします。

貴志祐介さんの長編は文章が読みやすく、話そのものが面白いのでどんどん読み進められるのですが、硝子のハンマー以降の短編集は先に続くであろう冗長なやり取りを思って、ページを繰るのが億劫になります。

書ききれなかったトリックを防犯探偵の続編としてなあなあに消費するのではなく、別のストーリーでもっと大事に書き上げて欲しかったです。
狐火の家 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狐火の家 (角川文庫)より
4041979080
No.56
(4pt)

多彩な密室ミステリーの傑作短編集

ネタバレあり。

貴志祐介の「狐火の家」は、防犯探偵シリーズの第二弾として、弁護士の青砥純子と防犯ショップの店長である榎本が再びタッグを組み、複数の密室事件に挑む短編集。

本作は、前作「硝子のハンマー」とは異なり、4つの短編から構成されており、それぞれが独立した物語を展開する。

まず、表題作「狐火の家」は、田舎の古い日本家屋を舞台にした密室事件。

家族間の複雑な人間関係と、古い家屋ならではの閉塞感が見事に描かれており、物語に引き込まれる。

特に、逆転の発想を用いたトリックは秀逸で、最後まで目が離せない。

「黒い牙」は、タランチュラ愛好家の世界を舞台にした異色の作品。

蜘蛛という一般的には嫌われがちな生物を題材にしつつも、その生態や魅力を巧みに描写している。

トリックも非常にユニークで、驚くこと間違いなし。

「盤端の迷宮」は、将棋界を舞台にした密室事件で、将棋の専門知識が要求される部分もあるが、ミステリーとしての完成度は高い。

将棋の盤面を利用したトリックは斬新で、将棋ファンには特に楽しめる内容となっている。

「犬のみぞ知る」は、劇団を舞台にしたコメディタッチの作品。

劇団員たちの人間模様や、番犬の存在が重要な役割を果たすこの作品は、他の3作とは異なる軽快なリズムで進行する。

特に、劇中劇のような展開がユーモラスで、読者を笑わせる要素が満載。

まとめると「狐火の家」は、各短編がそれぞれ異なる魅力を持ち、飽きさせない工夫が凝らされている。

青砥純子と榎本のコンビネーションも健在で、彼らの掛け合いが物語にさらなる深みを与えている。

密室トリックのバリエーションも豊富で、ミステリーファンにはたまらない一冊。

ただし、短編集であるがゆえに各話の解決があっさりしている。

が、貴志祐介の巧みな筆致と、緻密に練られたトリックは健在で、シリーズファンやミステリー好きには十分に楽しめる内容となっている。
狐火の家 Amazon書評・レビュー: 狐火の家より
4048738321

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