冬の旅 飛騨路の殺人 山峡の死角

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種別
長編
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あらすじ

2000年11月30日 冬の旅 飛騨路の殺人―山峡の死角 (祥伝社文庫)

突発的な人違い殺人か?岐阜県下呂温泉で女性客が殺された。その一月後、同地で新たな殺人事件が発生。今度は周到な計画殺人と思われた。しかも、現場に残された靴跡から、二つの事件は同一犯によるものと推定された。調査を開始した名探偵・浦上伸介は有力容疑者を割り出すが、彼には鉄壁なアリバイが…。絶妙な時刻表トリックを描く傑作本格推理。(「BOOK」データベースより)

評判

冬の旅 飛騨路の殺人 山峡の死角の評価:

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冬の旅 飛騨路の殺人 山峡の死角の総合評価:

8.00/10点 レビュー 2件。

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No.2
(4pt)

飛騨の名湯・下呂温泉での殺人事件

1997年7月に祥伝社ノン・ノベルとして出版され、2000年12月祥伝社文庫として発売された津村秀介お得意のアリバイ崩しの本格派推理小説です。
作家が亡くなってからファンになったわけで、後追いでその著作を少しずつ読み進めていますが飽きませんし、毎回ワクワクする展開が待ち受けており、期待を裏切らないのが嬉しいです。

書名に「冬の旅 飛騨路の殺人」とありますように、飛騨の名湯・下呂温泉での2つの殺人事件が今回の舞台です。殺人が行われた時の状況は、本文の中で推測の文として提示してありますので、一定の理解ができるようになっています。少し難を言えば、2月の殺人が偶発のものであり、そのアリバイ工作が結構後付けにしては強固なものだけにそのあたりの作為は少し無理がありました。

一方、殺人の動機の背景は、作者・津村秀介お得意の社会背景を反映したもので、加害者と被害者の関係もまた社会の縮図を見事に浮かびあがらせるものでした。旅の道中や出張の途中で本書を手にとる読者に共感を生むような設定ですし、だからこそリアリティが小説に付加されます。

最後の50ページでお得意のアリバイ崩しが始まります。今回は、岐阜県の山の中にある下呂温泉ということで、アリバイを崩す小説としては使用しづらい場所ではありますが、非常に練られており、時刻表に書かれたダイヤを駆使しながら、陥穽をつくようなストーリーでした。いつもながら見事です。
雑誌記者であり、名探偵でもある浦上伸介が今回も活躍します。それよりも小説としての文章の深みが津村秀介の持ち味で、今回もそれを堪能させてもらいました。
山峡の死角―冬の旅・飛騨路の殺人 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 山峡の死角―冬の旅・飛騨路の殺人 (ノン・ノベル)より
4396206607
No.1
(4pt)

飛騨の名湯・下呂温泉での殺人事件

1997年7月に祥伝社ノン・ノベルとして出版され、2000年12月祥伝社文庫として発売された津村秀介お得意のアリバイ崩しの本格派推理小説です。
作家が亡くなってからファンになったわけで、後追いでその著作を少しずつ読み進めていますが飽きませんし、毎回ワクワクする展開が待ち受けており、期待を裏切らないのが嬉しいです。

書名に「冬の旅 飛騨路の殺人」とありますように、飛騨の名湯・下呂温泉での2つの殺人事件が今回の舞台です。殺人が行われた時の状況は、本文の中で推測の文として提示してありますので、一定の理解ができるようになっています。少し難を言えば、2月の殺人が偶発のものであり、そのアリバイ工作が結構後付けにしては強固なものだけにそのあたりの作為は少し無理がありました。

一方、殺人の動機の背景は、作者・津村秀介お得意の社会背景を反映したもので、加害者と被害者の関係もまた社会の縮図を見事に浮かびあがらせるものでした。旅の道中や出張の途中で本書を手にとる読者に共感を生むような設定ですし、だからこそリアリティが小説に付加されます。

最後の50ページでお得意のアリバイ崩しが始まります。今回は、岐阜県の山の中にある下呂温泉ということで、アリバイを崩す小説としては使用しづらい場所ではありますが、非常に練られており、時刻表に書かれたダイヤを駆使しながら、陥穽をつくようなストーリーでした。いつもながら見事です。
雑誌記者であり、名探偵でもある浦上伸介が今回も活躍します。それよりも小説としての文章の深みが津村秀介の持ち味で、今回もそれを堪能させてもらいました。
山峡の死角―冬の旅・飛騨路の殺人 Amazon書評・レビュー: 山峡の死角―冬の旅・飛騨路の殺人より
4396631111
No.0
(4pt)

飛騨の名湯・下呂温泉での殺人事件

1997年7月に祥伝社ノン・ノベルとして出版され、2000年12月祥伝社文庫として発売された津村秀介お得意のアリバイ崩しの本格派推理小説です。作家が亡くなってからファンになったわけで、後追いでその著作を少しずつ読み進めていますが飽きませんし、毎回ワクワクする展開が待ち受けており、期待を裏切らないのが嬉しいです。書名に「冬の旅 飛騨路の殺人」とありますように、飛騨の名湯・下呂温泉での2つの殺人事件が今回の舞台です。殺人が行われた時の状況は、本文の中で推測の文として提示してありますので、一定の理解ができるようになっています。少し難を言えば、2月の殺人が偶発のものであり、そのアリバイ工作が結構後付けにしては強固なものだけにそのあたりの作為は少し無理がありました。一方、殺人の動機の背景は、作者・津村秀介お得意の社会背景を反映したもので、加害者と被害者の関係もまた社会の縮図を見事に浮かびあがらせるものでした。旅の道中や出張の途中で本書を手にとる読者に共感を生むような設定ですし、だからこそリアリティが小説に付加されます。最後の50ページでお得意のアリバイ崩しが始まります。今回は、岐阜県の山の中にある下呂温泉ということで、アリバイを崩す小説としては使用しづらい場所ではありますが、非常に練られており、時刻表に書かれたダイヤを駆使しながら、陥穽をつくようなストーリーでした。いつもながら見事です。雑誌記者であり、名探偵でもある浦上伸介が今回も活躍します。それよりも小説としての文章の深みが津村秀介の持ち味で、今回もそれを堪能させてもらいました。
冬の旅 飛騨路の殺人―山峡の死角 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 冬の旅 飛騨路の殺人―山峡の死角 (祥伝社文庫)より
4396328257

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