幸せな家族 そしてその頃はやった唄
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幸せな家族 そしてその頃はやった唄の総合評価:
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| 「幸せな家族」というテーマで保険会社のテレビCMに出演することになったとある家族と、その関係者の間で起こる連続変死事件の真相を描くサスペンス小説。タイトル副題にある「その頃はやった唄」をモチーフに、作中人物がひとり、またひとりと命を落としていく展開は、アガサ・クリスティーの「そして、誰もいなくなった」をほうふつとさせますが、孤島のような物理的閉塞ではなく、家族という逃れられない血のつながりで描くクローズドサークルものという点で、日本的といえるのかもしれません。 本書文庫版の裏表紙の解説に「ジュブナイルミステリー」と記されており、ここでもミスリード感がすごい。いろんな意味で、名探偵コナンが好きなZ世代におすすめです。 | ||||
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| 作品自体はつまらないわけではないが一方で印象にも残らない。正直凡庸な作品。 最初の数ページで「コイツ怪しくないか?」と直感的に思った人間が犯人なので意外性はなく、また複雑なトリックなどを駆使した頭脳派ミステリーでもない。犯人の心境や周囲を取り巻く人間関係に力が入っているというわけでもない。 (個人的にはこういうのもあって逆に違和感が強かったです。この話が始まる前の家族関係などが一切見えてこないけど「そんな家族あるか!?」っていう違和感) ただ作品以上に引っかかったのがウェブで公開されている書店店員のポップや作中に出てくる「あの頃はやった歌」がQRコードで聞けるという仕掛けをわざわざ帯に書いているということ。 まず書店員のポップは何が言いたいのかが分からん。 歌はがっっっっっっつりネタバレになるので読み終わるまでは絶対に聴いちゃダメなレベルのうた。 これを!わざわざ!読者が本を手にしたら嫌でも真っ先に目にしてしまう「帯に」書いているということ!なぜそんなことをする! 目の前で「この映画めっちゃ面白いんだけど、ネタバレ厳禁でさ。こんな〇〇があるんだけど、あぁー!これ以上は語れない!ネタバレになっちゃうから語れない!」って目の前で話してる人間がいたら大概の人は「ウルサイ」ってイラつくと思うんですよね。 そんなことをするより見終わったあとに「そう言えばこんなのあるけど聞いてみる?」って言いながら作中重要な位置を占めるものを提示したほうが印象や解像度が高まってより惹き込まれますよね? そう考えると歌のQRコードとかはあとがき後のページに印刷したほうが流れとしてもいいと思うんですよね。 書店とか出版社がいらない奇をてらった作戦に出た結果一番空気をぶち壊しにしていると思いました。 | ||||
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| 「トラウマ児童文学」! タイトルから冒頭からザワザワさせられるミステリー。 違和感と不安は満足のスパイスなのだ、と思い知らされる。 本編後の【解説】を読めば、子ども時代なんて確かに、虫も殺さぬ天使時代、では決してない。 虫も殺すし、意地の悪い悪魔にもなる。 しかし本書はそれ以上だ。 再刊オビにあるとおり表紙絵にだけでなく、英題が「The Happy Family」ではなく「The Blessed Family」である点にまでも重要な布石が置かれていることに、感嘆。 | ||||
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| 自分の好みにはあまり会わなかったと思います。テーマというか何が云いたいのか伝わって来ない。 物語としては成立してるとは思います。 | ||||
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| 読みやすく無駄な描写もないのですが、いかんせん真犯人の意外性も皆無でした。そりゃそうだろうというか、あそこまで次々と人が死んだら、もうあの人しかいないでしょ、と。他の低評価レビューで指摘されているような「古臭さ」はそれほど気になりませんでしたが、本格ミステリとしてのおもしろさは無く、だからこそこれはジャンルとしてはジュブナイルとされているのかな、と。あと、いくらなんでも宣伝の売り文句があまりにも大袈裟です。一生忘れられないとか衝撃のラストとか、全然そんなのありません(笑)第一、そんな歴史に残る佳作なら、復刊するまで何十年も埋もれてはいないでしょうから。 | ||||
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